:::: AI・ビッグデータの暴走を止めよ! ::::
全米を、世界を、震わせた人類への警鐘
★「必読です!」
ーー新井紀子(『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』)
待望の邦訳。ビッグデータとAIの被害に遭うのは「あなた」かもしれない
★「年間ベストブック」
ーーユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』)
魅了され、深く心をかき乱される 『ガーディアン』紙
いまやAI・ビッグデータは、人間の能力・適性・信用、
さらには善悪や身体までも評価し、選別し始めた。
問題は、こうしたAI・ビッグデータの仕組みや活用法の多くが、
偏見や誤りなどであふれていることだ。
中立・公正のように見えるアルゴリズムにも、
作り手の「見解」や「目的」が埋め込まれている。
数値化しにくいリアルな世界の複雑さや公平性を欠いたまま、
効率・収益を優先するアルゴリズムによって私たちの生活・社会が導かれていく。
さらに信用格付けが下がるなど、アルゴリズムによる評価を落とすと、
他分野にも影響がおよび、悪循環のフィードバックループが待っている。
私たちは、こうした破壊的なAI・ビッグデータとは何かを知り、
変えていくことによって、主導権を人間に取り戻さなくてはならない。
★ 世界的ベストセラー、年間ベストブック&賞、多数!
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::著者:: キャシー・オニール
データサイエンティスト。ハーバード大学で数学の博士号を取得。
バーナードカレッジ教授を経て、企業に転職し、金融、リスク分析、eコマースなどの
分野で、アルゴリズム作成などに従事。
ブログ「mathbabe」を開き、「ORCAA(オニール・リスク・コンサルティング&アルゴリズム・オーディティング)」を創設。
::訳者:: 久保尚子
翻訳家。IT企業勤務を経て、翻訳業に従事。訳書にスティーヴ・ロー『データサイエンティストが創る未来』、
マイケル・ブルックス&サイモン・ブラックバーン『ビッグクエスチョンズ 物理』など。
はじめに: AI・ビッグデータは破壊兵器になる
第1章[モデル] 良いモデル、悪いモデル
第2章[内幕] データビジネスの恐るべき真実
第3章[教育] 大学ランキング評価が多様性を奪う
第4章[宣伝] 弱みにつけこむオンライン広告
第5章[正義] 「公平」が「効率」の犠牲になる
第6章[就職] ふさわしい求職者でも落とされる
第7章[仕事] 職場を支配する最悪のプログラム
第8章[信用] どこまでもついて回る格付け評価
第9章[身体] 行動や健康のデータも利用される
第10章[政治] 民主主義の土台を壊す
おわりに: 人間だけが未来を創造できる
2018年 7月号 目次│特集│アジャイル人事 俊敏な組織に進化する ●伝統的な組織を俊敏に変える3つのステップ日本企業が「アジャイル」を実践する方法・桜井 一正 ボストン コンサルティング グループ パートナー・高部 陽平 ボストン コンサルティング グループ パートナー●採用、評価から育成までアジャイル化する人事・ピーター・カッペリ ペンシルバニア大学 ウォートンスクール 教授・アナ・テイビス ニューヨーク大学 准教授●[インタビュー]テクノロジーを活用したIBM流人事改革アジャイル成功のカギは社員との信頼関係にある・ダイアン・ガーソン IBM 最高人事責任者●フィンテック時代のING全社戦略 世界的金融グループはアジャイル手法で組織を変えた・ドミニク・バートン マッキンゼー・アンド・カンパニー グローバル・マネージング・パートナー・デニス・ケアリー コーンフェリー 副会長・ラム・チャラン 元 ハーバード・ビジネス・スクール 教授、コンサルタント●「つくる人を増やす」カヤックの組織戦略“面白さ”を追求したら生き物みたいな会社になった・柳澤 大輔 面白法人カヤック 代表取締役CEO●良質なマッチングを追求するネットフリックスが「Aプレーヤー」だけを採用できた理由・パティ・マッコード 元 ネットフリックス 最高人材責任者│HBR翻訳論文│●【キャリア】なぜ働いても働いても不安が尽きないのか仕事で「幸福」をつかむには感情的知性(EI)が不可欠である・アニー・マッキー ペンシルバニア大学教育大学院 シニアフェロー●【マーケティング】マイクロソフトの分析チームに学ぶA/Bテストの効果的な実施法・ロン・コハビィ マイクロソフト 分析・実験チーム ゼネラルマネジャー・ステファン・トムク ハーバード・ビジネス・スクール 教授●【法務】生産性を格段に上げるプレーンランゲージ化契約書から難解な法律用語を排除する・ショーン・バートン GEアビエーション 法律●【広告】プライバシーを尊重しながら最大の効果を上げるデジタル広告を“炎上”させない5つの指針・レスリー K. ジョン ハーバード・ビジネス・スクール 准教授・タミ・キム バージニア大学ダーデン経営大学院 助教授・ケイト・バラス IESEビジネススクール 助教授●【組織】オンライン学習を独学で終わらせない「MOOC」による個の学びを組織に活かす・モニカ・ハモリ IEビジネススクール 教授●【キャリア】自分のダークサイドに向き合えあなたの性格がキャリアを台無しにする時・トマス・チャモロ・プレミュジック ホーガン・アセスメント CEO│Spotlight│●GDPだけでは測れないアフリカ諸国の購買力・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編│Inventing the Future:未来をつくる20(最終回)│●日本の希望をつなげる“ノアの方舟”をつくりたい・朝倉 祐介 シニフィアン 共同代表│Idea Watch│●「めちゃくちゃ忙しい」は新しいステータスシンボル・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●郷愁を感じると人は忍耐強くなる・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●4月1日に雪が降ったら、この記事は無料です・『ハーバード・ビジネス・レビュー』編●否定的なフィードバックから進歩は望めない・ポール・グリーン ハーバード・ビジネス・スクール 博士号取得候補者タイトル案:アジャイル人事
「勘に頼らない技術を求めても、結局は勘に頼る部分が少なからずある」「過去の事例と比較しても、元のコストがまちがっていれば誤りの連続になるし、すぐに陳腐化する」そんなジレンマに悩む方のために、大規模システムを多数経験してきた著者が、最小限のコストで最大の効果を得る「勘と経験」の本質を教えます。
私学教育を語る「9つのカテゴリー」。中学受験の日能研関西がプロデュースする志望校選びの新たなガイドブック!
比較教育学における地域研究の主要論文を一挙集成!-教育の多様性を読むー国や地域、あるいはさらにミクロな教育対象を捉えた、地域研究的な性格をも併せ持つ16の論文を収録。
日本語はむずかしい?長年日本語教育とその研究に携わってきた著者が、日本語を外国人学習者の習得から客観的に捉え直す。わかりやすい初級指導例を多数掲載。
本書は、人的資源のグローバル統合が最も進展している外航海運業の船員戦略に焦点を当て、海運企業や海事行政機関、船員教育機関などを対象に約10年間にわたり実施したインタビュー調査と参与観察に基づく事例研究によって、人的資源のグローバル統合に関する概念的枠組を、業種および職種レベルで精緻化したものである。
まずは英語の授業自体をコミュニケーションの場に変えていくべきだ!私たちが目指すべきは、「教室で求められる英語コミュニケーション能力」を如何にして児童・生徒に身につけさせるか、そして彼らを英語ユーザに育て上げることである!
10年に一度改訂される学習指導要領。新しい学習指導要領が小学校及び中学校では2017年3月に、高等学校では2018年3月に告示されました。今回の改訂では、2015年3月に先行して一部改正された「特別の教科 道徳」をはじめ、小学校高学年では「英語」が教科化され、情報活用能力の一環としてプログラミング教育が導入されるなど、教育課程の枠組みも大きく変わろうとしています。小中学校では、2018年度より新しい学習指導要領に向けた移行期間に入ることから、今夏の試験では、昨年夏以上に出題が増えると予想されます。また、本誌ではおなじみのブックインブックでは、閣議決定を待つ状態にある「第3期教育振興基本計画」の中央教育審議会答申「第3期教育振興基本計画について」を掲載します。/【巻頭特集】 新学習指導要領はこう出題される!-今夏の教員採用試験で問われる新学習指導要領を大予測! 16頁にわたって予想問題を掲載します。/【第1部】 ステップで学ぶ新学習指導要領/【第2部】 新学習指導要領の改訂のポイントを総整理/【特別資料】 中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」(2016年12月21日)-新学習指導要領の改訂の方向性を示した、最重要答申。教職教養で問われる重要箇所を厳選して掲載します。【ブックインブック】「第3期教育振興基本計画について(答申)」-今後の教育政策の方向性を示す「第3期教育振興基本計画」。その中央教育審議会答申を掲載します。
シリコンバレーの大物は、みんな「この男」に学んでいる。ジョブズ、ザッカーバーグを超える無敵の男、その全戦略と破壊的思考法にせまる初の本!
現代の日本を統計で見る本!政府白書41冊のうち基本的なデータ約700種を厳選して収録。新聞・テレビでは報道されにくい日本の現状を、客観的に分析したい方に最適!
経営者は公的支援をフル活用して業績を向上させよ!税理士・社労士資格を有する経営コンサルタントが豊富な実例をもとにわかりやすく解説。
人間と性を巡る教育と文化の総合情報