本書は、小児栄養の基本的知識と実際を有機的に結びつけるという意図の下に、広い視野からわかりやすくまとめられている。「第6次改定日本人の栄養所要量」に合わせ、各種データ等を差し替えて、大幅な改訂を行った。
本書は、日本NPO学会の最初の研究年報であり、1999年3月に慶応義塾大学で行われた第1回年次研究大会の報告論文と、その後公募に応じて投稿された論文の中から、NPOをめぐる諸概念や日本のNPOの現状について平易に解説された論文、日本および海外のNPO研究の動向が広く見渡せるような展望論文、NPOに対する制度や政策について分析した論文などを中心に編集した。さらに、第1回大会のシンポジウムのなかから、企業とNPOの関係を展望したものを収録した。
本書は、経営学(社会科学)の領域の問題を、主に工学(自然科学)的なアプローチによりモデル化している。経営学、商学、経営工学、経営情報学を専攻する学生を対象に構成し、ビジネス書に飽きた企業関係者にも興味を持てるよう、各章のはじめに「実務担当者の素朴な疑問」を置いて問題提起をし、章末でそれについて解説した。
商品やサービスだけでなく、問題解決を売る営業へ!最も古い体質が残る営業領域。その革新は急務だ。勝つための営業モデルを追求した戦略の書。
本書の主な目的は二つある。一つは、あらゆる思考の基礎である推論と科学の原理を、しっかりと把握してもらうことである。もう一つは、自然科学以外の諸科学を科学の原理に照らして考察すると、どの程度まで科学になっているのか、どこに限界があるのかを示すことである。
本書はアジア諸国の日本語教育の現状と課題を明らかにしたものである。近年はアジアとの結びつきを強調し、日本との関係を深めようとしているオーストラリアの状況も収録している。問題をいたるところで提起しながら、アジアにおける日本語教育の現場を記した。
糖尿病診療のレベルアップを図り、臨床の現場で役に立つ教科書として作製しました。数多くの臨床例を掲載して、臨床経験の少ない人にも理解できるよう配慮しました。新しい診断基準の説明、検査法、日常生活の指導と患者教育、治療法の選択とその実際、専門医への紹介のタイミングなどもきめ細かく記載されています。
本書は、経営管理方式の国際的移転について論じたものである。ところで、経営管理方式の海外移転に関する理論は一般化可能なのであろうか。すでに多くの論者が指摘してきたように、ある国のある企業の経営管理方式は、その企業のおかれている経済環境や組織風土ないしその国の経済社会・文化に強く影響される。このため、企業の海外進出先が地球規模に拡大されるにしたがい、経営管理方式の海外移転論についての一般化はますます困難になっているともいえるのである。本書は、このことを意識しながら、日系企業だけでなくフランス、ドイツ企業の経営管理方式の国際移転に関する現実的・理論的諸問題を含む論点をテーマにした論文を編集したものである。
活力のある農業の源は現場にあり-農業の実際と、農政の足並みを揃えるために…。
生命科学、認知科学など生命の営みへの最新の探究は、既存の人間観・世界観を劇的に変えつつある。従来の要素還元主義的な世界観を超えて、新たな“統合”の知はいかにして築くことができるかを、世界の第一線の研究者・思想家が探る。
日本語とポルトガル語との対照研究第二期研究課題の報告書。メンバーの多様性と個性とを充分に生かした、複合領域的研究。第二部は、太田市日系ブラジル人を中心に進められてきた、太田市プロジェクトの研究報告である。
自然がデザインした生体電気信号系の原理。本書は、生理学の分野で国際的な活動を行っている著者が、長年の大学での講義をもとに、国内外の偉大なる学者との交流を随所に交えながら、大自然がデザインした生体電気信号系の原理を解説する。巻末には筆者の我が国の研究教育体制についての提言も述べられている。理科系はもとより文科系学生の教科書として、また一般の方々の教養書としても好適。生命科学テキストの決定版。
本巻では女性のライフサイクルにおける思春期の位置づけに重点をおき、生理的変化、思春期特有の疾患、さらに社会との接点とライフスタイルに至る各項目をあげ編纂した。思春期の生理では、性分化、思春期の内分泌変化からみた思春期発来、身体発育、内分泌系の発育、精神心理学的発達を項目としてあげ、up-to-dateな知識をも含めた記載を各執筆者にお願いした。思春期の異常では、上記の生理的変化に対応する異常と同時に思春期特有の疾患を具体的にあげ、その分類、診断、治療法に重点をおいた。思春期保健では、栄養、スポーツを含めた生活指導の面から、健全な母性の確立のための性教育、若年妊娠など社会とのかかわりに触れ、本巻の目的とする思春期女性のヘルスケアを解説してある。
学校は勉強する所だ。「勉強否定論から教育を救う『10のアピール』」「学力向上を目指す教育改革試案」を提示。