「第一回晴雲ラブンガク大賞」を受賞して、華々しく文壇にデビューした恋愛小説家・夢宮宇多。その勢いを買われてか、恋愛小説のようにロマンティックな体験談を持つ女性を実際に訪ねて話を聞く、というネットテレビ番組のホスト役の仕事が入ってくる。担当編集・井上月子の説得で仕事を受けることとなったのだが、そこで出会った女性は、まさに現代のシンデレラのようなエピソードを持つ女性であった。しかし、夢宮宇多は話を聞くうちにエピソードの隠された真実に気づいていく…。その一方で、夢宮宇多の受賞作は亡くなった彼の幼馴染みが書いたのではないか、という疑惑が浮上し、物語は意外な展開を見せはじめるがー。アガサ・クリスティー賞受賞の鬼才が放つ、連作恋愛ミステリ!!
ファミレスの契約社員・真由子。働きづめの毎日を送るなか、心のよりどころは常連客やスタッフとの交流だったがー。仕事で人生を切り開いていくことへの希望と喜びをすがすがしく描いた、働く女子の青春小説!
「アドラー心理学は、心理的には健常だが、ちょっとした仕事の失敗や人間関係のこじれなどが原因で、心が疲れてしまった普通の働く人のための心理学」。そう語る著者が、アドラー心理学を理解し、悩みに寄り添って実践しやすいよう5つの基本&8つの習慣にまとめた一冊。
「ごちそうさん」「デート」から、「花咲舞」に「オケ老人!」まで。女優として駆け抜け、そして人生の新たなステージへと進んだ三年半の日々-朝日新聞デジタルの連載に、今だからこそ記せる「その後の話」を大幅加筆!エッセイ集第二弾!
目の前で手首を切った女性に惹かれた隆太は、彼女が通う定時制高校に入学した。やがて、彼は同級生の大吾が働く奇妙な店を手伝い始める。しかし、それは11年前の一家殺人事件に端を発する、歪んだ悲哀が渦巻く世界への入口だった!平穏な日常が揺らぐ衝撃のミステリー。
個人として史上最高額となる4300億円の負債を抱え、自己破産した朝比奈ハル。「北浜の魔女」と呼ばれた彼女は、平成が終わる年にひっそりと獄死した。昭和8年に和歌山の寒村に生まれたハルは、いかにして巨額のマネーゲームに身を投じるようになったのか。その生額を小説に書こうと決めた“私”は、生前の彼女を知る関係者に聞き取りを始める。
2023年は、個性が活きる新時代へー。「金のインディアン座」は遊べば遊ぶほど、運気が上がる年。
大人気「生活」シリーズ第5弾。愛猫を見送り、27年間住んだ一人暮らしには大きすぎる部屋をいよいよ離れることに。“終活”の第一歩、身軽な生活を手にするための引っ越しエッセイ!
小学校を4年で中退して丁稚となった松下幸之助は、弱冠22歳でソケットの製造販売を始めた。以来、電器一筋に、「ナショナル」「パナソニック」という世界ブランドを育て上げ、「水道哲学」という独得の理念の下、積極的に社会への発言を続けた“経営の神様”の履歴書。
民衆の新時代への先駆の誉れ。仏法は勇気と希望の大道。庶民の大行進は足音高く。
60年余にわたり帝国ホテルの味を守り続けてきたフランス料理界の重鎮の自伝。東京オリンピック選手村食堂の料理長としての奮闘や、エリザベス女王ら賓客の思い出などをまじえながら、料理にかけた波乱の人生を振り返る。
「これは教養集でもなければ、経営の指導書でもない。私が書いたのはこれまでの日々の積み重ねから生まれてきた哲学だ」選択と集中、フラット型組織、学習する組織、ワークアウト、シックスシグマなど、世界の企業経営をリードするアイデアを次々と生み出したウェルチ。20世紀最高の経営者が「会社を変えるとは何か」を明らかにする。
初心者でも数字ギライでも大丈夫。図形でやさしく解説します。クイズに楽しく答えるだけで、意外とディープな知識も身につきます。登場するのはすべて実在の企業。ニュースを見る目が変わります。読者の右脳を刺激する決算書の図形クイズ40問。