司馬遼太郎が生涯にわたって書いた短いエッセイ・評論のなかから、そののちの『街道をゆく』に繋がるものを集め、日本全国、北から南まで、あらためて編集し直したアンソロジー。司馬史観をコンパクトに堪能できるうえ、『街道をゆく』シリーズの入門書としても最適。
名前は新しい命のための最初の贈り物。名前には生きるヒントが隠されています。112人の名前の由来、人生ドラマと書家・紫舟の書とのコラボレーション。
生きることは食べること、食べることは生きること。「性」と「生」と「食」はつながっているのです。
「管理職にしては惜しいと考えられた大記者」疋田桂一郎。鋭い批評眼からの的確な洞察で知られる彼は、どのような記事を書き、どのようなコラムを残し、そして、新聞報道についてどのように考えたのか。洞爺丸台風(1954年)、伊勢湾台風(1959年)、三池争議(1960年)など、戦後史上の大事件についての報道記事。ソ連、韓国、ベトナム、アメリカなどを取材対象にしたルポ。さらには、当時の社会に大きな衝撃を与えた、東大生山岳遭難検証記事。疋田記者による、朝日新聞の、これらのさまざまな記事を収録し、当時の新聞報道の実際と息吹とを再現する。さらに、70年代に執筆を担当した「天声人語」からの選りすぐり44編を収めるとともに、新聞取材と報道の本質を徹底的に追究して、ジャーナリズムの世界に大きな影響を与えた「ある事件記事の間違い」を全文収録する。
普段の生活であたりまえに接する計量から、国際的な条約や規格にまで及ぶ「計る」世界を、わかりやすく解説します。
警視庁の窓際部署、特命係に所属する杉下右京と亀山薫。贈収賄、警察の不祥事、少年犯罪、催眠術などあらゆる事件に首を突っ込み、右京の推理と薫のヤマ勘で次々と解決へと導く。そんなとき、右京が狙撃されるという事件が!15年ぶりに明かされる右京の過去、特命係の秘密とは。連続ドラマ化された最初のシーズンの全12話を収録。
簡潔だからインパクト大。実務に裏打ちされた400例文。「提案」「説明」「条件付きで賛成」など機能別に70のパターンで、ビジネス交渉に必要な基本フレーズを紹介。
「小説が言葉を媒材とする芸術である以上、文章、文体は重要な構成要素である。そして、小説は言葉の精髄を発揮することによって芸術として成立する」と説くノーベル賞受賞作家の貴重な文章論。
一冊で初心者でもVisual C#を使った機械制御やフィードバック制御ができるようになることを目的として、基礎から応用まで一貫して学習できるように構成。理論の解説だけでなく、より実務に直結できるように、たくさんの実験を行い、実験に使った装置の説明、実験手順、プログラムコードなどを具体的に掲載している。
本書はフェレンツィの仕事を一冊の著作集で紹介することを目指し、重要性を基準に選択して編んだものである。