本書は、植物細胞の生長を物理的に理解するという生化学の研究手法とは視点の異なった立場から解説した書である。生長に関係する浸透圧や細胞壁の力学的性質、水の流れなどを理解するために、熱力学や粘弾性モデル、流体などの物理学の基礎を理解することが必要となり、これらの解説のために、あえて数式を避けることなく、かつ式の変形の過程を飛ばさずに丁寧な説明がなされている。
本書は工学的側面から学ぶ物理を「量子力学入門」,「統計力学入門」の2部構成でまとめた.基礎から実践的な応用力を身につけられるよう図表や例題を多数掲載した好個の教科・参考書.
身のまわりの量子力学/量子力学発展の歴史とその考え方/量子力学の基本仮定とシュレーディンガー方程式/自由空間中の粒子の運動/量子力学の基本仮定(その2)/トンネル現象/ポテンシャルに閉じ込められた粒子/結合した閉じ込め領域/周期ポテンシャル中の運動/光の吸収・放出/統計力学の基礎/熱力学の要点/カノニカル分布/カノニカル分布の応用/フェルミ分布とボーズ分布/電子の統計力学
(初版2010年1月20日刊行)
核融合エネルギーの実用化に向けて,境界領域におけるプラズマ物性ならびにプラズマー表面相互作用の学問的体系化が強く望まれている.本書では院生や若手研究者を対象として,放電やプラズマ応用においても有用であるようにできるだけ普遍性を持たせて解説した.
【目次】
第1章 境界領域プラズマとは
第2章 単一粒子の運動
第3章 プラズマ粒子の速度分布関数の形成
第4章 クーロン衝突を特徴づける時間
第5章 衝突緩和過程
第6章 流体方程式
第7章 シースの形成
第8章 シースを介しての熱・粒子輸送
第9章 開いた磁力線を有するプラズマ中における輸送と制御
第10章 固体表面からの不純物の発生と放電過程
第11章 水素リサイクリング過程
第12章 周辺および境界領域プラズマにおける輸送とその制御
第13章 微粒子の挙動
第14章 境界領域プラズ
第1章 境界領域プラズマとは
第2章 単一粒子の運動
第3章 プラズマ粒子の速度分布関数の形成
第4章 クーロン衝突を特徴づける時間
第5章 衝突緩和過程
第6章 流体方程式
第7章 シースの形成
第8章 シースを介しての熱・粒子輸送
第9章 開いた磁力線を有するプラズマ中における輸送と制御
第10章 固体表面からの不純物の発生と放電過程
第11章 水素リサイクリング過程
第12章 周辺および境界領域プラズマにおける輸送とその制御
第13章 微粒子の挙動
第14章 境界領域プラズ
配管技術の基本事項について,初心者向けにわかりやすく説明した入門書.配管の部品構成,配管スペックの考え方やレイアウトをはじめ,熱応力・振動対策および配管工事・検査などについて解説した.
若いころにマラソン選手を目指して奄美大島から上京したが、けがで挫折。ちり紙交換などのバイトをする「下積み時代」をへて銀座に2店を構える人気呉服店「銀座もとじ」を築き上げた泉二(もとじ)弘明前社長の波乱万丈かつしたたかでしなやかな一代記。
2017年に東京新聞朝刊Tokyo発面に掲載され、注目を集めた「私の東京物語・泉二弘明」をベースに、大幅に加筆し書籍化!
基礎理論から応用技術までをまとめた、流動層技術に関するハンドブック。和文索引、欧文索引付き。
鋳造,変形加工と溶接という新視点から構成したセメスター対応教科書。〔内容〕鋳造(溶解法,鋳型と鋳造法,鋳物設計,等)/塑性加工(圧延,押出し,スピニング,曲げ加工,等)/溶接(圧接,熱切断と表面改質,等)/熱処理(表面硬化法,等)
1. 序 論
1.1 機械製作の手順
1.2 加工法の種類
2. 鋳 造
2.1 概説
2.2 鋳物材料
2.3 溶解
2.4 鋳型と鋳造法
2.5 鋳仕上げ
2.6 鋳造方案
2.7 鋳物設計
2.8 鋳物の品質保証
2.9 演習問題
3. 塑性加工
3.1 概説
3.2 圧延
3.3 押出し
3.4 鍜造
3.5 引抜き
3.6 スピニング
3.7 せん断加工
3.8 曲げ加工
3.9 深絞り加工
3.10 演習問題
4. 溶 接
4.1 概説
4.2 融接
4.3 圧接
4.4 ろう付
4.5 溶接の熱影響
4.6 溶接欠陥と検査
4.7 熱切断と表面改質
4.8 演習問題
5. 熱処理
5.1 熱処理の種類と目的
5.2 表面硬化法
5.3 演習問題
6. 参考文献
7. 演習問題解答
8. 索 引
図表をふんだんに使い,わかりやすい説明で書かれた入門書です.
物理化学は理工学・生命科学・医学・薬学などさまざまな分野で必要不可欠ですが,その内容は物質の構造や性質・化学平衡・反応速度論など非常に多岐にわたります.
本書では幅広い項目をカバーしつつ,要点をおさえてコンパクトに解説しています.例題や演習問題には解答が設けられているので,計算の流れや考え方を理解しやすくなっています.
とくに講義用の教科書として最適な一冊です.
【目次】
第1章 気体の性質
第2章 熱力学の基礎ーー熱と仕事
第3章 自発変化の方向
第4章 化学平衡の原理
第5章 相平衡
第6章 溶液の性質
第7章 電気化学
第8章 物質の変化
第9章 化学結合
第10章 分子間相互作用
第11章 分子と電磁波
第12章 原子と放射線・核エネルギー
第1章 気体の性質
第2章 熱力学の基礎ーー熱と仕事
第3章 自発変化の方向
第4章 化学平衡の原理
第5章 相平衡
第6章 溶液の性質
第7章 電気化学
第8章 物質の変化
第9章 化学結合
第10章 分子間相互作用
第11章 分子と電磁波
第12章 原子と放射線・核エネルギー
21世紀のキーテクノロジーとして、世界の開発競争が激化しているナノテクノロジーの中で、本書はナノコンポジットと配合技術にスポットを当て、ナノテクの活用を浮き彫りにした。開発のスピードが加速しているゴム材料のナノコンポジットと配合技術について、最新の情報と配合設計を提供するものである。
親しみやすいコマまんがで、わかりやすい展開。写真を効果的に使って身近な事象との結びつきも図り、物理学を親しみやすいものにした科学絵本のシリーズ。物理の基本や理屈が、楽しく理解できます。
熱が生まれ、伝わり、物質を変身させるようすを見せてくれるナビゲーターはフレア。燃えさかる炎で妖精に変身したエナジの姿のひとつ。うまれて遠くへ伝わり、物を変化させるまでの、熱の一生を追いかけます。
『プリンキピア』以後、西洋を支配してきたニュートン的な自然観は、時間に対して可逆的な法則によって世界が記述できるという確信に基づく。しかし、古典科学で例外として扱われる不可逆性や乱雑性にこそ、動的なこの世界を理解する鍵があると考えるのが、プリゴジン(物理学者・化学者、散逸構造理論によりノーベル化学賞受賞)とスタンジェール(科学史家)の立脚点である。
本書は、古典科学における機械論的な世界像から進化論的な世界像にいたる3世紀間の科学の発展を、「人間と自然との対話」という視点から跡づける。さらに、非線形、不安定、ゆらぎなどの概念をキーワードに、宇宙・生命・社会のあらゆる現象に見られる秩序形成過程の具体例を探り、散逸構造や進化の諸理論がはらむ世界観構築への展望を提示する。
KEK素粒子原子核研究所に創設された宇宙物理学理論グループの現在のメンバーが総力を結集して書いた宇宙物理学の教科書。
素粒子宇宙論,高エネルギー天体物理,宇宙線の全般についてその基礎から最前線の研究までカバーする。
本書の構成は以下の通りである。まず,序章の第1章では現在の宇宙の姿,宇宙モデル・宇宙進化の基礎事項を概観し,第2章以降で詳しく解説する諸テーマの背景・動機を明らかにする。続く第2章〜第5章では,高エネルギー天体現象に関連したテーマを扱う。
まず,第2章では,天体物理の基礎となる星の構造・進化についてその要点を解説した後,第3章では謎に満ちた壮絶な星の死である超新星爆発とガンマ線バーストについて,第4章では星の死後に生み出される中性子星,ブラックホールの引き起こす驚くべき現象について,最後に第5章では,宇宙からのメッセンジャーである超高エネルギーの宇宙線・光子・ニュートリノや重力波について最新の研究を紹介する。
次に,後半の第6章〜第9章では初期宇宙に関連したテーマを解説する。まず,第6章では現在,宇宙初期を探る最も有用な手段となっている宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の起源について,続く第7章では宇宙初期における元素合成,第8章ではダークマター,バリオン非対称性など宇宙物質の起源について解説する。
最後に第9章では,ビッグバン宇宙を生み出すメカニズムとして最も有力視されている宇宙のインフレーションについて,その基本的なアイデア,様々なモデル,その観測による検証について詳しく解説する。