ごちゃごちゃした部屋を見てうんざり、必要なものがすぐに取り出せずにイライラ……そんな生活とさようならするための「捨てる」技術。
コーヒーが冷めないうちに読み切ることができるショートストーリー。ベストセラー作家が贈る、疲れた心に効く、真実の物語50を収録。
「考えるってどうすること?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?▼本書では、「考える」とはどういうことなのか、どうすればもっと上手に考えられるようになるのかを、心なごむ絵とともにやさしく解き明かします。たとえば、なぞなぞを解くことが哲学のきっかけになっていたり、なにげなく見ている夜空の星から「問題」の本質が見えてきたりするーーそんな、身近な例をたくさんあげて、「考える」ということの本質に迫ります。また、身近な話題だけでなく、論理学によって、よく言われる「論理的に考える」ということは、実はできないということも証明します。▼見えているものをそのまま見ているだけでは考えることはできません。無知や無秩序からは問いは生じないからです。見えない枠組をはずし、いろんな知識をもち、いろんな理論を引き受けるからこそ、多くのことを鋭く問い、考えられるようになるのです。▼本当の「考える力」が身につく哲学絵本。
[1]「考える」って何をすることだろう [2]問いのかたち [3]論理的に考えるだって? [4]ことばがなければ考えられない [5]見えない枠 [6]自分の頭で考える?
2023年4月、新宿・歌舞伎町の「新宿TOKYU MILANO(新宿ミラノ座)」跡地に、「東急歌舞伎町タワー」が誕生。ホテル×エンターテインメントという一大施設の誕生で、歌舞伎町のまちは、国内外からいっそうの注目を集めている。
世界屈指の歓楽街、新宿・歌舞伎町には、実は、知られざる多くの歴史が眠っている。
●伯爵邸の鴨場があった?!
●「大正評判女番附」の”横綱”が開拓した?!
●総理大臣や作家が暮らす「高級住宅地」だった?!
●幻の「歌舞伎劇場」建設計画があった?!
俗街だけじゃない! 江戸〜現在までの豊富な写真とともに、進化し続けるまちの「文化」を明らかにする。
「まずは、甘いものでもおあがりやす」
元芸妓のもも吉は、わけあって今は祇園で甘味処「もも吉庵」を営んでいる。
一見さんお断り、メニューは「麩もちぜんざい」のみの小さな店だ。
そんな店を訪れるのは、舞妓になるために十五歳で祇園へやってきた少女、妻を亡くして一人で京都を旅する中年男性ーー様々な悩みを抱えた人たちへのもも吉の言葉は、ときに辛口だが、彼らの心を解きほぐしていく。
京都の四季に彩られた感動の連作短編集。
文庫オリジナル。
新型コロナウイルス・新型インフルエンザ・未知のウイルスから命を守る方法はこれだ!
著者累計230万部突破!
『薬に頼らず血圧を下げる方法』の著者・加藤雅俊が新たに提唱する、「鉄壁の免疫力」を身につける「新しい生活様式」--それが肺ストレッチ!
ウイルス感染症が重篤化して命を脅かされるケースが急増しています。
新種の病原体、未知のウイルスが出現するたびにワクチンの完成を待っていては、命がいくつあっても足りません。
薬に頼らず自分で命を守る方法ーーそれは、自らに生来備わっている「免疫力」を呼び覚まし、ぐんぐん向上させることです。
肺ストレッチは朝と夜に1分間行なうだけ。
それだけで肺機能強化のほか、全身の筋肉とリンパの流れも活性化するので、眠っていたあなたの免疫力が目を覚まし、ウイルスや肺炎に負けない体づくりが可能となります!
ウイルス感染症や肺炎で死にたくなければ、朝・夜1分の肺ストレッチで「鉄壁の免疫力」を身につけましょう!
2022年大河ドラマの舞台は鎌倉幕府!
北条義時をはじめ、源頼朝を取り巻く鎌倉武士の壮絶な生き様を描き切った衝撃のアンソロジー。
鎌倉幕府草創期から、二代将軍源頼家の時代に始まった宿老ら十三人による合議制を経て、三代将軍実朝の暗殺、承久の乱までーー。
流されるように生きてきた北条義時が人生を賭けた大勝負に出る「水草の言い条」(谷津矢車)、“讒訴の奸物”となった梶原景時の生き様を描く「讒訴の忠」(吉川永青)、権謀術数うずまく幕府において、畠山重忠が坂東武者の誇りを見せる「重忠なり」(矢野隆)など、実力派作家七人によるアンソロジー。
家にいる時間がとても長いから、よくいる場所からの眺めも大事にしています。花や雑貨をしつらえたり、クッションカバーを作って季節の色に合わせてみたり。見慣れた雑貨も、飾りかた次第で雰囲気が変わって見えるから、好み通りに飾れたら、ほんのりうれしくて。家で過ごす毎日の、いい気分転換になっています。
(本文より抜粋)
家族、食事、習慣、装い、眺め、香り……。
積み重ねてきた、なんでもない暮らしの「かけら」を大切に。
ていねいな暮らしと気持ちを綴るフォトエッセイ。
内田彩仍さんの初の文庫。
文庫版オリジナルのエッセイ&写真も掲載。
【目次】
1章 好きな暮らしの整えかた
2章 いつもの気持ちの整えかた
3章 家族で囲む食卓
4章 私らしく装うこと
5章 人と重ねる時間
自分に合った色のレンズで、人生が変わるなんて思いもしなかった
--田村淳
目は飛び出した脳といわれます。その目を正しく使うことができれば、あらやるパフォーマンスに良い影響を与えることが分かりました。見えすぎやまぶしさが原因であればそれらを軽減させるだけで、体幹が整い姿勢がよくなったり、めまいや頭痛、慢性的な肩こり、首や背中の痛みなども改善されたりします。
・視力がいい人ほど、疲労や肩こりがひどい?!
・体の左右差やひずみは、無意識に目ががんばっている
・カラーランズで、なぜ体幹を整えることができるのか……
見え方が変われば、自然に生き方も変わる。
“生きづらい人”の壁は、じつは目が原因なのかもしれません。
【本書の構成】
はじめにーーだから姿勢が崩れてしまう
第1章 人は、「目がまぶしがっている」ことに気づかない
体は、あらゆる形でサインを出してくる
第2章 目の疲れ、首や背中の痛みは、どこからくるのか
無意識のうちに、体をがんばらせている
第3章 目は、外に飛び出した脳
全身の機能とつながり、バランスを支えている
第4章 眼鏡屋じゃなかった私がなぜ、眼鏡に注目したのか
生きづらい人をみつめていたらここへ
第5章 大人になっても、体は発達し続ける
子どもの成長から分かる目の働き
第6章 色にはなぜ、体幹を整える力があるのか
カラーレンズには無限の可能性がある
「年金が危ない」というのは大嘘。利権のために危機を煽っているのだ。「年金=保険」と知ればカラクリは丸わかり! 老後安心の年金論。
江戸は下町・本所を舞台に繰り広げられる、笑いあり、涙ありの人情話。累計10万部突破の「本所おけら長屋」シリーズ待望の第四弾。
【ブックガイド】小さな物語に広がる、大きな世界
再発見! 「短篇小説」の魅力●ミステリーおすすめ5篇…西上
心太●歴史時代小説おすすめ5篇…細谷正充●エンターテインメントおすすめ5篇…大矢博子
【待望の新連載】●坂井希久子 セクシャル・ルールズ1
男女逆転した役割を持つ夫婦が織りなす新時代エンターテインメント小説。【連載小説】●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】6 おいちは「浦之屋」の一件で動いている松庵の様子が気になっていた。●諸田玲子 麻阿と豪7 秀吉の没後、武将たちは一触即発の状態に。その時、前田家の姫たちは。●下村敦史 ガウディの遺言7 志穂の恋人の父・カザルスが語った、ガウディに関する衝撃の事実とは。●中山七里 越境刑事11 中国公安に拘束された冴子。趙の苛烈な拷問は彼女の精神を追い詰める。●朝井まかて 朝星夜星21 錦と結婚した米三郎の不行状が発覚する。怒る丈吉に対し、ゆきは……。●宮部みゆき おでこの中身 その四 きたきた捕物帖33 北一は、銀杏の葉の彫り物のある女が現場を見詰めていることに気づく。
【話題の著者に聞く】●西澤保彦『スリーピング事故物件』
女子大生たちが事故物件で
ルームシェアする物語です
【涙の最終回】●村山早紀 灯台守(後編) 桜風堂夢ものがたり(終)
「会いたい人に会える」奇跡の噂がある峠。そこにまつわる秘密とは。
京都を包む神様のご加護に、あなたもきっと涙する。
大人気あやかし警察小説、待望の第二弾。
エブリスタ「現代ファンタジー×神様」部門、第1位!(2019年4月1日時点)
神仏や化け物が絡む事件を解決する京都府警あやかし課に配属されて二ヶ月が経った新人女性隊員、古賀大(まさる)。簪を抜くと、“男”になる力をコントロールすべく、先輩の坂本塔太郎とおもに修業に励む日々を送っていた。そんな折、ある男性から「妙な笛を買って以来、化け猫につきまとわれているから助けてほしい」と依頼がきて……。大と塔太郎の関係にも注目の、傑作現代ファンタジー第二弾!
序
第一話 都ノ名宝、宇治ニアリ
第二話 嵐山天泣物語
第三話 初めての宵山
第四話 祇園祭の奇跡
終章
しきたりと聞くと、「面倒な」「古臭い」と感じるかもしれない。しかし気づいていないだけで、しきたりは実は普段の生活に根付いている。たとえば子どもが軒先に吊るす「てるてるぼうず」。約束を交わす際の「指切り」。あるいは「寝言に言葉を返してはいけない」などなど。実はこれらにはすべて意味があり、しかもその起源は怖いものが多いのだ。
たとえば「てるてるぼうず」にはこんな話がある。昔、長雨が続いて人々が困っていた時、権力者の命を受けて僧侶が祈祷を行うが失敗。怒った権力者は見せしめに僧の首をはね、首を布に包んで吊るしたところ、雨が止んだ。てるてるぼうずはその姿を写したものだという。本書は言い伝えや風習、年中行事、童謡・昔話、冠婚葬祭、神社仏閣・観光地、山や村、ことわざ・故事成語にまつわる99のしきたりに隠された意味を紹介。秘められた深い意味に接すると、怖さや切なさを乗り越えた、先人たちの知恵が感じられるだろう。
年齢を重ねるごとに「人生がおもしろくなる人」と「不安や不満がたまっていく人」。年を取るほどに「成熟する人」と「ただ老ける人」。その違いは何か?▼本書は、著者のエッセイ集の中から、50代以降の人生を豊かに自分らしく生きるヒントを集めた箴言集である。▼「年齢を重ねるほどに私たちは複雑な見方ができるようになる」▼「自分の精神がどれだけ老化しているかを量るには、どれくらいの頻度で『くれない』という言葉を発するかを調べてみるといい」▼「中年になるほど、好きな人が増えた」▼「いきいきとした晩年を過ごしている人たちは、どこかで与えることを知っている人たちである」▼「中年になってやっと人は『人間』になるのだろう」▼“晩年を美しく生きる知恵”“深く愛し愛される知恵”“人生をほどほどに成功させる知恵”“人と出会うほどに賢くなる知恵”“他人の評判に動揺しない知恵”“魂を輝かせる知恵”など、心の迷いがスッと晴れて、自信と希望が湧いてくる一冊!
「この国が移民に乗っ取られるのは勘弁だ」-ドイツ・公務員男性ー
欧州6カ国、衝撃の現実を描く!
講談社ノンフィクション賞受賞作家、待望の新刊。
内外から多くの移民を受け入れ、超国家として発展してきたEU。
しかし近年、そのEUで「外国人ぎらい」ともいうべき移民排斥運動が激化している。排外主義ポピュリズムを叫ぶ極右が支持を集め、主力政党となった国もある。
自由と人権を掲げてきた欧州で今何が起きているのか。欧州在住のジャーナリストが、チェコ・オランダ・ドイツ・イタリア・フランス・イギリスの6カ国を訪ね、ポピュリスト政党党首や市井の人々への取材を基に、その実態を明らかにする。
最終章では「隠れた移民大国」である日本を訪れ、欧州の「失敗」から日本が学ぶべき点を考察する。
コロナ禍を経て、今後ますます「外国人ぎらい」が加速すると思われるEU。欧州の轍を踏まないために、そして日本独自の共生社会を築くために、必読の1冊。
人の上に立つ者が心得ておくべきこととは何か? 今の言葉で言えば、「リーダーシップとは何か?」と言うことになるのだろう。しかし「リーダーの条件」は、経済環境や組織の大小などで異なるため、どこにも共通するような決定打はなかなか見出せないでいるようだ。その証拠に、ビジネス誌では、戦国武将・明治の元勲・中国古典の英雄などに、その回答を求める企画をよく立てる。▼本書では、肥前平戸藩藩主・松浦静山が纏めた文献集『甲子夜話』に収められている、上州安中の藩主・板倉勝尚と幕府大学頭・林述斎とのあいだで書簡によって、学問や政治に関して問答をした『水雲問答』と、備前藩の改革に実績をあげた熊沢蕃山の語録集『集義和書』を解説しながら、指導者の心得を説いた、実践的なリーダー論である。▼時代は変ろうとも、人間の本質が変らなければ、その人間の集合体である組織を有機的に動かす要諦も変らぬはず。鋭い洞察による安岡版リーダー論。
[第1部]『水雲問答』を読む ●第1章 治と乱 ●第2章 権と人 ●第3章 人間の用い方 ●第4章 失敗と工夫 [第2部]経世済民の真髄 ●第1章 道と法 ●第2章 日本精神
病気の元凶は、内臓の「冷え」だった! 「冷え」をしっかりとれば、血行と気の流れがよくなり自然治癒力が高まり、からだの中から健康になるのです。▼本書では、約30年に渡って、冷えとりの研究&治療を実践してきた医師が、赤ちゃんから高齢者まで誰でも簡単にできて、お金もかからない安心・安全な治し方を紹介。▼「冷えをとれば、不妊、難産、更年期障害はなくなる」「半身浴で、虫歯の痛みがとれ、捻挫の回復も早まる」「五本指靴下は、指の間から出る内臓の毒を吸収する」「冷えとりの基本は、半身浴と足湯」など、体が冷える原因とその解消法を一挙公開します。▼多くの人が悩む、「冷えと万病」から解放される一冊! 著者初の文庫本。
ぼくは、おいしいものをたべるのがだ〜いすき。みんなから「くいしんぼうのしろくま」っていわれている。すききらいはもちろんないよ。
ある日、ぼくはおもったんだ。「たべものの中にはいってみたら、どんな感じかな?」そうぞうしただけで、よだれがでちゃう。
ごはんの中って、ふわふわしてあったかいだろうなぁ。みんなは、どんなごはんのおともがすき? ぼくがいちばんすきなのは、うめぼし!
からだとこころをぽかぽかにしてくれるみそしる。きみのおうちでは、どんな具がはいっているかな? ぼくはなめこととうふがおきにいり。
つるつるもちもちうどんもいいなぁ。じゅわっとあじがしみこんだあげもだいすき。おおきくてふわっふわなあげを、おふとんにしてみたいなぁ。
きみはどのすしねたがすき? ぼくはやっぱりまぐろだね。しゃりはすくなめ、ねたはおおきめ。ぺろ〜んとしゃりにのってみたいな!
想像力をかきたてるユーモア絵本!
「自分は、自分に任せられた仕事においては責任ある経営者だ」-この「社員稼業」の考え方が身についているかどうかで人生は一変する! 松下幸之助の説いた「社員稼業」とは、たとえ会社で働く一社員の立場であっても、社員という稼業、つまりひとつの独立した経営体の経営者であるという、一段高い意識を持って自らの仕事に当たる、という考え方である。社員が、しょせん自分は雇われの身、人に使われる立場に過ぎない、という意識に凝り固まってしまうと、指示待ちで、創意工夫に乏しい仕事に終始することになってしまう。これではやりがいや面白みは見いだせず、何のために働いているのかとむなしくなるばかりだ。「社員稼業」の意識があれば、仕事が面白く、人生に前向きになれる! 社員の立場で働く人だけでなく、多くの「社員」を預かる経営者・経営幹部にとっても必読の「ビジネス道」を著した一冊。