なぜ日本は、尖閣問題で厳しい岐路に立たされたのか?政策決定において、論理よりも空気が重んじられる傾向は、「戦艦大和の最後の出撃」と重なるのではないかー。本書は、CIA、旧KGB、MI6等々、数多くの情報機関と交流した著者の実体験を交えて、情報とは何か、情報体制はどうあるべきかを提言する。外務省は、なぜニクソン・ショックを予測できなかったのか?なぜ石油ショックやイラン・イラク戦争の終結、ベルリンの壁崩壊を捉えきれなかったのか?元・外務省国際情報局長が国際諜報戦争と外務省の真実を明らかにする。
各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント番組「100年インタビュー」(NHKBSプレミアムで不定期放送中)の単行本化シリーズ第11弾。今回は、日本文学研究者のドナルド・キーンさん。▼東日本大震災で多くの外国人が離日するなか、「今こそ日本人とともに生きたい」とニューヨークの住まいを引き払い2012年3月、ついに日本国籍を取得し日本人となったが、それはなぜなのか…。▼キーンさんは18歳のとき、タイムズスクエアで「源氏物語」に出合い日本文学に魅せられ日本語の研究を志す。太平洋戦争では日本人捕虜の尋問や日記で日本人への関心を高め、また高見順の『敗戦日記』に感動。日本文学を世界へ紹介した功績から様々な賞を受賞している。▼日本では、「源氏物語」や「徒然草」を文法の教材にしてしまっているのが残念で、もっと物語として楽しむべきだと指摘するなど、日本人が見過ごしている日本の魅力を語ります。
地下鉄の新線開業を間近に控えたある日、保線作業員の的場哲也は、勤務中にトンネルの中で怪しげな人影を見つける。またインターネット上でも、東京の地下に「地底人」が出現するという噂が飛び交っていた。そんな中、的場は母から、弟の洋次が鬼童征夫なる経済学者が主宰する怪しげな勉強会に通っていると相談を受ける。事情を探るために鬼童の講演会に出かけた的場は、そこで意外な人物を見かけるのだが。「東京の地下を支配した」と宣言する、テロリストたちの意外な目的とは何か?複雑怪奇な地下迷宮(ダンジョン)と化した東京の地下を舞台に、クライシス小説の旗手が描く、緊迫のサスペンス。
日本の四十代以上のビジネスマンの九割は、仕事に全力を注ぐ必要はない。本書で提案するのは、“全力で”脱力系の生き方を追い求めるための方法論である。
事なかれ主義で経営が悪化した上場企業に、メインバンクから取締役としてロボットが出向してきた!?▼予算5000万円の新規事業を任された新米課長・道明美穂は、ロボット取締役からさっそく事業計画書の作り直しを命じられるが……。▼はたして道明はこの事業を成功させ、業績を上げることができるのか、さらに恋人・吾郎との恋の行方は?▼「新規事業を成功させる3つの戦略」「ポートフォリオを使えば、事業リスクは減らせる」「事業を拡大するお金を上手に調達する方法」「賃料を上げて不動産投資を成功させる方法」「戦略を理解できれば、人生の勝者になれる」など、事業計画書や経営戦略の立て方から株や不動産投資の基本まで、投資のルールのすべてがわかる! 先が気になる、笑いと涙の投資戦略ノベル。▼運に任せた人生は、努力の効率が悪い。成功するために必要な知識を得て、戦略を立て、合理的に決断し、実行すれば人生は変わる!▼『投資ミサイル』を改題。
大学受験、就職試験、公務員試験、大学院受験、高専准教授採用試験と、著者はあらゆる難関を突破してきた。ある時、「自分が考えたことを外に発信できなければ、勉強したことにはならない」ことに気づく。記憶至上主義から脱却、インプットよりもアウトプットに重きを置くようになって、劇的に伸びたという。本書では、哲学者ならではの5つの哲学的思考法を紹介。情報の整理のしかた、繰り返しとインパクトのセットで記憶を確実にするコツ、集中する方法、多読術や文章トレーニングー多忙な人が知性を身につけるための「大人の勉強法」決定版。
著者の宮本慎也さんは、19年間の現役生活で2000本安打と400犠打をともに達成した唯一のプロ野球選手です。また、ヤクルトスワローズのリーダーとして三度の日本一を成し遂げ、アテネ五輪などで日本代表キャプテンを務めた球界を代表する名プレーヤーです。▼そんな著者が常に心がけているのは「意識が変われば、人は大きく成長する」ということです。宮本さんは大学時代に、練習中サボっていたと勘違いされ、監督から「お前は言い訳ばかりだ。失敗は認めるからこそ、反省して次に進める」と叱責されました。その時、他人に責任を転嫁することで自分の小さなプライドを守ろうとしていたことに気づきました。「失敗を取り返せるのは自分しかいない。ならば潔く反省し、ミスの原因を突き詰めて、前に進もう」と気づいたと言います。▼著者は、2013年の引退会見で「好きで始めた野球が、プロになった瞬間に仕事に変わった。よく野球を楽しむというけれど、1回も楽しんだことはなかった。19年間、仕事として真剣に向き合ってこられたのが、誇れる部分だと思う」と語りました。▼プロ野球選手としては身体が細かった著者が仕事としての野球に取り組む中で心がけていたのは、「小さな気づ
「2時間の会議が1時間に短縮」「話が噛み合う、結論が出せる」。惰性の会議をやめ、成果の出る会議を行うために。会議の進行と合意形成スキルを見開き70ポイントで速習!▼会議をうまくまとめるためには、会議の進行を行うファシリテーターの役割が重要だ。本書では、著者がさまざまな企業・組織での話し合いを見てきた経験から、多様な人が集まった会議でロジカルにファシリテーションをして、チームとして成果・結論を出す方法を明らかにする。▼内容例を挙げると、◎個人の論理思考能力任せでは限界がある ◎準備のポイントは目的・目標・論点・進め方・宿題 ◎論点は問いで提示する ◎難しい話し合いのゴールイメージの定め方 ◎話しやすい場所を能動的にしつらえる ◎構造化の表現パターンを覚えよう ◎ホワイトボード上でうまくグループ化する 等々▼会議で成果を生み出す力ーー設定力、要約力、論拠検証力、構造化力、合意形成力、枠組み力を養う一冊!
人間関係がとても良好でお金に困らない人、何をやってもうまくいく人には共通点があります。▼それはいつも「エネルギーに満ち溢れている」ということ。▼いいエネルギーを発する人には、いい人が集まってきます。いい人が集まってくると、いいことが自然に引き寄せられるのです。▼本書は斎藤一人氏の一番弟子が明かす、いつも「エネルギーに満ち溢れている人」になる方法。▼いつも「エネルギーに満ち溢れている人」になるには、いつも上機嫌でいることです。▼いつも上機嫌でいる人は、いつも楽しいことを考えています。「あんなことできたら楽しい」「こんなことできたらみんな喜ぶなあ」。▼楽しいことを考える人には、どんどん人が集まってきます。人が集まるところにお金も運も引き寄せられます。人生を変えたいのになかなか変わらないと思っているあなたにぜひ読んでほしい一冊。▼斎藤一人さんの特別講話「人の相談にのるときに知ってほしい話」つき。
成功している企業について研究してみると、戦略、組織、人事、工場マネジメント、マーケティングなど経営の仕方が、一見したところ非常識と思えることが少なくない。「そんなバカな」と思わずいいたくなる。ところが、経営者や実務担当者から説明を受けると、理屈が通っており、「なるほど」と納得せざるをえない。経営戦略論の名著、待望の復刊!
江戸は下町・本所を舞台に繰り広げられる、笑いあり、涙ありの人情話。累計10万部突破の「本所おけら長屋」シリーズ待望の第四弾。
歳を取る美しさを語ってくれた人、心に残る恋人の話ーー前『暮しの手帖』編集長が出会った「すてきな人」から教えてもらったこと。
時間を遡れる坂、二年後からのメール……時間をテーマにしたちょっと不思議で、小さな奇跡が大きな感動を生むハートフル・ストーリー。
面白い本を教えてもらったら、その場で買おう。学歴は本を読んで逆転しよう。いい本を読むと姿勢がよくなってくるーー運をつかむ本の読み方。
なぜ帝国を築けたのか。なぜ滅んだのか。現代人必読の教養書。
なぜ無責任な人ほど出世するのか。職場の「暇な50代」をうまく生かすためには? 研究結果と具体例を挙げて問題の本質と解説策を説く。
SNSで話題の『54字の物語』、ゾクゾクが加速する「ゾク編」発売決定! 9マス×6行の原稿用紙につづられた、世界一短い(かもしれない)短編小説90話を、あなたに。
★『54字の物語』シリーズこれまでの紹介媒体★TBS系列「サンデー・ジャポン」(2018年7月29日放送)/ABC TV「今ちゃんの実は…」(2018年8月22日放送)/TOKYO FM「高橋みなみの これから、何する?」(2018年8月29日放送)/日経MJ/livedoor NEWS/SankeiBiz/ねとらぼ/LINEニュース/pouch/オトナンサー/Yahoo!ニュース/ニコニコニュース/MERY/FNN PRIME online/IROIRO/ViRATES などなど
あなたはこの物語の意味、わかりますかーー?
◆異様に安い物件を見つけた。都心で家賃が月一万円。事故物件ではないらしい。残念だ。仲間が見つかると思ったのに。
◆私は訪問販売の営業マン。今日は防犯カメラがよく売れる。昨晩寝る間も惜しんで一軒一軒訪問した成果が出たようだ。
◆ねえねえ、この殺人事件の被害者、俺と同姓同名だよ。珍しい名前なのにこんなこともあるんだなあ。ねえ、聞いてる?
◆囲碁や将棋では全く勝てなくなったが、このゲームでならまだ互角に渡り合える。さすがは人工知能が考えたゲームだ。
◆昔からあるボロボロの遊園地。なぜか連日大勢の人で賑わっていたが突然閉園。理由は、利用者がいないためだそうだ。
……など、子どもも大人も虜にする、極上の90話を収録。物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!
えっ、私が部長になるの!?
「女性の出世」が会社に巻き起こす波乱とは。ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者が贈る、働くすべての人のための痛快お仕事小説。
水上駒子四十二歳。出版社で働く管理課課長。専業主夫の夫と高校生の娘あり。彼女の平穏な毎日に突然降りかかった辞令。しかしそれは、もう一人の女性課長と競い合い、勝ったほうが部長になる、というものだった。異例の昇進に、社内をかけめぐる噂と悪口。足を引っ張る年上の部下と、同性のライバル。セクハラ、パワハラの横行する男社会で、駒子はどう戦うのか。
50代からは「遊ぶように生きる」と、うまくいく。気負わず、無理せず、伸び伸びと、自分のために生きて、働く人生に変える知恵。