築六〇年の家は、どのように解体され、改修されたか?設計から施工まで、一部始終をみつめた“施主”による再生への想いと、現場の肉声の貴重な記録。写真九十二枚。家づくり2年のドキュメント、700日のドラマ。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曾有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第2巻は、ヴェーダの神々、ギリシア宗教、オリュンポスの神々と英雄たち、ザラスシュトラ、イスラエルの宗教、ディオニュソスの密儀までを収める。
幕末の動乱期の中、幕臣の中心として江戸城無血開城という大仕事を成し遂げた後の人生を勝海舟はどう生きたのか。新旧相撃つ中で旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、福沢諭吉らの批判を受けながらも明治政府の内部に入り、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して徳川慶喜と明治天皇の会見を実現。また一方では逆賊とされた盟友西郷隆盛の名誉回復に尽力した海舟の後半生に光を当てた名評伝。
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室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。
この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。
作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。
[序言]本書の見取り図ー『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太
1 『三国伝記』から見る室町前期
『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊
夢窓派の応永期 川本慎自
【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波ー『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太
【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之
2 『三国伝記』の宗教的環境
『三国伝記』生成の前夜ー琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫
『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介
『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人
【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔
3 『三国伝記』という「作品」を読みなおす
“三国伝記〞という編述 竹村信治
『三国伝記』と禅律僧ー「行」を志向する説話集 小林直樹
三国伝記と韓朋賦ー変文と説話㈢ 黒田彰
【コラム】連環する中世 鈴木元
【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相ー『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子
4 『三国伝記』とその周辺
『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘
『壒嚢鈔』と『三国伝記』-斑足王説話の比較を中心に 小助川元太
素材としての説話ー『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多
【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子
【コラム】室町時代における『太平記』の享受ー『応仁記』を中心に 小秋元段
現代人にとって、法律的素養や知識は必要不可欠です。ビジネスパーソンとしても法律的素養が足らないと、会社に損害を与えるリスクも生じます。ビジネス実務法務検定は、必要な法律知識を学ぶうえで有用な試験です。本書は、ビジネス実務法務検定試験3級のための対策テキスト&問題集です。会社法や商法、国際法務、過去の試験を元に頻出分野を重点的に解説します。「出題者目線」や「ひっかけポイント」で効率的に学習できます。本書専用のCBT/IBTに対応しています。
第1章 ビジネス実務法務の法体系
第2章 企業取引の法務
第3章 企業財産の管理と法律
第4章 企業活動に関する法規制
第5章 債券の管理と回収
第6章 企業と会社のしくみ
第7章 企業と従業員の関係
第8章 ビジネスに関する家族法
模擬問題
実用用語集
第1章 ビジネス実務法務の法体系
第2章 企業取引の法務
第3章 企業財産の管理と法律
第4章 企業活動に関する法規制
第5章 債券の管理と回収
第6章 企業と会社のしくみ
第7章 企業と従業員の関係
第8章 ビジネスに関する家族法
模擬問題
実用用語集
人生をより豊かにするファイナンスの原則を学ぶ。目からウロコのお金の非常識。
マタイとルカが用いたイエスの言葉資料“Q”とは何か? 幻のギリシア語本文を復元して日本語との対訳を提示し、注解と修辞学的分析を加えた本邦初の試み。マルコ福音書成立以前の「失われた福音書」を探求することで、イエスが本来語った真の言葉と思想の原典に迫る画期的な研究! 聖書研究社必携の金字塔的著作。
商品の見つけ方、交渉と取引、銀行・税関・運送業者とのやりとりが、ストーリー仕立てでバッチリわかる。
現代において物流は単なる「モノを運ぶ仕事」にとどまらず、企業経営の根幹を支えるインフラとしての重要性を増しています。物流こそサプライチェーン最適化の中枢であり、その理解と実践なくしては、企業は成長も生き残りも望めない時代となりました。言い換えれば、いまこそ、物流の本質を理解し、現場と経営の両方に目を向けた人材が求められています。
本書は上記の人材となるべく研鑽に励む読者対象に向けて、物流の理論と実務の大枠を体系的に解説します。物流の入門書でありながら、業界での即戦力として活躍するに足りる基本的な実務知識が身につくものです。
そのために本書では、物流を構成する「6大機能」--輸送、保管、荷役、流通加工、包装、情報管理ーーを軸に、実務と戦略を結びつけた章立てで構成。それぞれの章の内容は物流事業者も荷主の物流担当者も、物流コンサルタントも、相互の関係を意識しながらそれぞれの視点からの実務にも直結する内容となっています。
20世紀前半のヨーロッパ激動の時代を生き、現代思想に大きな影響を与えた著書を数多く残したドイツの思想家ベンヤミン。ドイツ青年主義、ユダヤ神秘主義、シュルレアリスムなどを根底に持ち、右か左かという出来合いの選択を拒否した先進的でアクチュアルな思想と生涯に、長年フランクフルト学派を研究してきた著者が肉薄。
まえがき
プロローグーー巨大な「否」
第一章 ベルリンの幼年時代
1 豊かさの記憶/記憶のなかの豊かさ
2 ユダヤ人としての運命
第二章 精神の反抗
1 青年運動
2 灼熱の炎としての精神ーー経験の拒否
第三章 言語と神学への沈潜
1 言語神秘主義の継承
2 ロマン主義とメシアニズム
第四章 法,神話,希望
1 新しき天使ーー言語論の究極
2 決断できぬ者たちのために
第五章 アレゴリーとメランコリー
1 バロック論
2 メランコリカーの旅
第六章 ベンヤミンの方法
1 多様な交際ーー危険な関係?
2 収集と引用
3 破壊・中断・覚醒
4 類似性と記憶
第七章 評論家ベンヤミンーーヴァイマールの坩堝のなかで
1 壊滅的批評
2 救済批評
第八章 亡命とパサージュ
1 亡命と「研究所」
2 パサージューー十九世紀の根源の歴史
3 アウラ
4 歴史の天使
終わりに
ベンヤミン略年譜
岩波現代文庫版あとがき
人名索引
中国からの撤退を検討する場合の「子会社分析手法」及び「最適な撤退手法」、「実際の手続実務」を丁寧に解説。スケジュールや当局への対応等、実務の勘所が満載。
賢い投資のヒントが満載
土木技術者必携の一冊
道路橋の点検義務化に伴って、その維持管理サイクルが本格的に回り始めつつあります。点検の結果、劣化が進んだ橋や安全性に課題がある橋においては、改修や改良が求められることになります。
改修や改良の手法は数多いものの、その選定を行ったり、実際に施工したりすることが困難な例は珍しくありません。従来の主流であった橋を新設する仕事とは、条件が大きく異なるからです。
本書では、近年の橋の改修・改良事例のうち、設計や施工の面で工夫を凝らした事例を集め、図や写真をもとに分かりやすく、その内容を解説しています。これからの橋の維持管理、設計、施工に携わる技術者が必携の一冊です。
・上部構造
・下部構造
・改修・改良プロジェクト
Part1 上部構造
case1 [桁橋/補強・拡幅] 源太橋
死荷重を維持して補強と拡幅を実現
case2 [桁橋/改修]長崎自動車道鈴田橋
劣化コンクリートを桁ごと摘出
case3 [桁橋/改修]阪神高速東大阪線高架橋
支承をまとめて桁の一体化で損傷防止
case4 [桁橋/改修]西名阪自動車道御幸大橋
合成桁を非合成桁に変身させて再生
case5 [桁橋/改修]中国自動車道青津橋
LCCを考慮して床版を全面取り替え
case6 [桁橋/改修]首都高速都心環状線高架橋
高耐久伸縮継ぎ手が一晩で施工可能に
case7 [トラス橋/改修]長浜大橋
リベット補修する築77年の現役可動橋
case8 [トラス橋/補強]関越自動車道片品川橋
維持管理も考慮した免・制震の導入
case9 [アーチ橋/延伸]あゆみ橋
桁の分割と横移動で通行止め期間を短縮
case10 [アーチ橋/再利用]中川橋
築80年超のアーチを横取りして架け替え
case11 [アーチ橋/改修]名島橋
土木遺産の外観を壊さずに断面修復
case12 [アーチ橋/補強]中央自動車道落合川橋
全体を制震で抑え補強部を絞る
case13 [吊り橋/改修]関門橋
初の大規模規制で床版を補修
case14 [吊り橋/補強]伊勢湾岸自動車道名港西大橋
中日本高速で初の斜張橋の免震化
Part2 下部構造
case1 四ツ木小橋
吹き付け厚さ8cmで橋脚を耐震補強
case2 南武線稲城長沼駅付近高架橋
地上すり付け部が高架橋に変身
case3 首都高速池袋線高架橋
新設橋脚で既設橋脚を挟んで撤去
case4 野口橋
増し厚34mmの工法を初めて採用
case5 湖山橋
橋脚を残したまま軽量盛り土構造に
case6 栄橋
仮締め切りせずに工期を半減
Part3 改修・改良プロジェクト
case1 東海道新幹線大改修
鉄道橋を使いつつ長寿命化
case2 阪神高速大改造
3700億円の更新・修繕は個性派ぞろい
case3 首都高速大改造
約6300億円の工事・設計のポイント
第1章 誰のための改革かーー問題の所在
第2章 電気の生産と流通
第3章 相互連結ー効率的な発電のスケジュール
第4章 相互連結のインセンティヴ
第5章 相互連結の一般理論ー系統の給電システムの解明
第6章 「電場」による電力需要の形成と固定費の回収
第7章 小売市場の価格形成
第8章 発送電分離(アンバンドリング)は合理的か
第9章 需要関数と発電コスト:分析のツール
第10章 限界費用料金の帰結:消費者余剰と収支均衡
第11章 再生可能エネルギーの社会的コスト
第12章 アンバンドリングの病理ー治癒可能か