「読む」ことで希望を、「知る」ことで生き抜く力を。ユゴー、トルストイ、ホイットマン…青春時代に詩や小説を友にして歩んだ。次の時代を担う人々に、「読書こそ人生の最大の武器」と語り、励まし続けた池田。その思いに応えようと、創価大学の図書館建設に奮闘した人々のドラマを追う。「大学の日々」篇なども収録。
父さんとわたしは、森で暮らしている。わたしたちは野生だ。-思いがけない出来事が起こって、「母親とかいう女のひと」の家で過ごすことになったオクトーバー。森で育った少女が、ロンドンの街で、自分だけの「物語」を見つけるまでを描く。2022年カーネギー賞受賞作。
『かしこいビル』は、ウィリアム・ニコルソンが作家としてでなく、父親としてわが娘メーリーのために創った絵本です。登場するおもちゃ類は、すべてメリーのものだということですから、大事なビルをおいてきぼりにしたこのお話も実際に起こったことかもしれません。出版されて一世紀ちかくもたった現在、なお新鮮で美しく、親しみやすくあたたかいのは、父親の愛情のこもった“手づくり絵本”だからでしょう。この原書のもつ味を十分活かすよう考慮し、手描き文字を使用しました。また、ニコルソン自身の文章や手描き文字を伝えるため、本文の終わりに原書の各ページと解説を挿入しました。子ども達はもちろんのこと、絵本を学ぼうとする人達にもぜひ読んでほしい一冊です。
小中学生に大人気の「5分後に意外な結末」がNintendo Switchに初登場!!
■小中学生から大人まで大人気の書籍。笑い、恐怖、感動など、一遍一遍が違う趣のある最強のアンソロジー。
でも、共通しているのは、「短く読めて」「最後に驚愕のどんでん返し」があること。そこが読者に受けている。
2023年12月で10周年を迎えた。
■ゲームオリジナル!完全新作の意外な結末が、100作品!
100話のゲームオリジナルの新作エピソードを収録!
グラフィックとサウンドで彩られたゲームならではの演出で、Nintendo Switchでも意外な結末を楽しもう。
■2人の司書たちと物語を共有し、彼らと感想を共感していこう!
図書館にいる2人の司書たち。司書との会話で次にあなたが読む物語が選ばれていきます。
誰がオススメする本を読むのか?
どんな感想を司書と共有し、何色の本棚に読んだ本を振り分けるのか?
この行動が100話のオムニバスの物語を貫く縦軸となり、物語を作り出します。
■全ての物語を読み終わったとき、最も意外な結末が現れる!
物語を読んで司書と感想を共有していく中で、あなただけの『本棚』が作られていきます。
『本棚』からは、いつでも好きなお話を再び読むことができます。本棚が完成したとき、最も意外な最後の物語が現れます。
境界の図書館とは?あなたの物語とは?
■物語を読み、司書たちと会話すると、ゲームは意外な結末へ
100の物語をすべて読み、すべての本をいずれかの司書に渡した後、この世界での行動の意味が判明します。
そして、ゲームは意外な結末へと・・・・・・・
©Gakken
©2024 D3PUBLISHER
あの人はどんな本を読んできたのだろう?
年末年始の人気企画・ブルータスの本特集。
今回はさまざまなフィールドで活躍する皆さんの本棚を訪ね、理想的な本棚のつくり方や本がもたらしてくれた経験など、「本棚と本のはなし」を根掘り葉掘り聞きました。
本棚にも多様な個性があり、まるでその方自身が表れているようです。
BOOK IN BOOKは、エッセイ集「私の本棚の、絶対に捨てられない1冊。」
目次
特集
理想の本棚。
WE LOVE BOOKS
横尾忠則/服部滋樹/ほしよりこ/大根 仁/長嶋りかこ/
博報堂ケトル/森田真生/ヒコロヒー/ホンマタカシ/タイタン/
東出昌大/山田紗子/鈴木智彦/デーヴィッド・マークス
本をつくる棚。
藤井 光(翻訳者)/林 士平(編集者)/津田淳子(編集者)/
浅井茉莉子(編集者)/中根龍一郎(校正者)
本棚の本。
選・文 堀部篤史
いまも出会える本棚。
茅ヶ崎市開高健記念館/北区立中央図書館/猫の本棚
棚のいい本屋。
古本イサド ととら堂/YATO
Book in Book
私の本棚の、絶対に捨てられない1冊。
永井玲衣/前川知大/平松洋子/ニシダ/玉置周啓/島田潤一郎/
岡本真帆/上出遼平/小川 哲/ミヤギフトシ/みうらじゅん
にんぎょうのアイビーは、本のようにかりることのできる図書館のぬいぐるみ“ブック・フレンド”になりましたがだれにもかりられたくないと思っていました。そんなとき、ひとりの女の子にであいます。ひとり読みの練習に。自戸肯定感を高める。読み聞かせにも。子どもの想像力を育む。ニューベリー賞オナー受賞作家シンシア・ロードが贈る、女の子と図書館の人形がそれぞれの居場所を見つける物語。
地方の衰退とウェブメディア台頭による苦境のなか、ローカルジャーナリズムの新たな役割創出に挑む地方メディアの最新戦略をレポート。
明治期から現在までの図書館は女性にどのようなサービスや資料提供を行ったかをジェンダーの観点から文献により検証・考察した一冊。戦前に存在した婦人閲覧室や戦後に設立された男女共同参画センター・女性情報ライブラリーについて取り上げ、その存在意義を再確認できる。日本の図書館におけるジェンダー問題を可視化し、関連資料提供の際のヒントに。「索引」付き。
オーストラリア在住の人気推理作家ハンナは、ボストン在住の作家志望者レオにメールで助言を仰ぎつつ、新作に取り組んでいた。作品の舞台はボストン公共図書館だ。物語は、偶然同じ閲覧机についた4人の男女が女性の悲鳴を聞く場面からはじまる。事件の調査を通して仲を深める4人だが、犯人は彼らの中に…!?レオのメールに刺激を受けるハンナだが、メールの内容は次第に不穏さを増してゆきー手に汗握るメタミステリ。
植物のすごいパワーを知っていますか?二酸化炭素をすって酸素をはきだし、動物や鳥たちに食べ物をあたえ、自然界のバランスを保つはたらきをしています。植物がなかったら、昆虫も動物も人間も生きていけません。植物の大切な役割を学び、どうすれば守っていけるのか、いっしょに考えましょう!
昆虫のすごいパワーを知っていますか?昆虫は、地球にとってなくてはならない生き物です。昆虫がいなかったら、草木は花をつけず、実もなりません。ほかにも、土をたがやし、水辺をきれいにし、小さな体で大かつやくです。どうしたら昆虫を守っていけるのか、いっしょに考えましょう!
最高最強の3人組、あらわる!?会ったことのない友だちのために命がけの冒険に出かけられる?魔物だらけの『西遊記』の主人公になっちゃった!?
「おぬしら3人を呼んだのは他でもない、非常事態が起きてしまったからなのじゃ。」「非常事態…。」息をのむ子どもたちに、イッテンはグライモンの襲撃があったことを告げた。「今回襲われたのは、『西遊記』じゃ。」「ブックを?これまではキーパーツを盗まれるだけだったんじゃないの?」「グライモンめはやっかいな方法を編みだしてしまってな。…今は人間の子どもを利用して、物語そのものを書き換えるようになっておるのじゃ。」そのためにブックを奪いとったのだと、イッテンは苦々しげに言った。「そして、子どももさらわれた。鳥崎守という男の子じゃ。調べたところ、昨日の昼頃から行方不明になっておる。」ぞわっとした冷たいものが、子どもたちの背筋を駆けあがった。
より望ましい知識共有の在り方を目指して。図書館資料のデジタル化とオンラインアクセスを求める流れが世界的に加速するなか、図書館がその本来的使命を果たすために、解決すべき課題とは。著作権法上の「絶版等資料」概念に着目し、類似概念とされるアウト・オブ・コマースの比較法研究を通じて、我が国の著作権法制への展望を示す本格的研究書。米国のデジタル貸出理論モデル(CDL)にも言及。