多様な他ジャンルと交わりながら容易には捉えきれないほどの広がりをみせ、ときに「わからない」ものとされる現代の「彫刻」について、作家、ギャラリスト、学芸員、批評家等々、さまざまな立場で彫刻に携わる24人の著者が、「彫刻をみる」=「彫刻を展示する」「彫刻を記録する」「彫刻を考える」という面から各々の視点で考察し、体験に基づいたリアルな言葉で綴る。「彫刻とは何か」を考える出発点となる一冊。
表現者が建国した仮想国家「アートランド」を舞台に「国家と国民の関係」を明快に描出。「知る権利」を持つ国民として憲法を広く学ぶ。
私たちの周りに溢れる「イメージ」を理解し、言語化するための28のスタディ。8つのテーマから約一〇〇のイメージに迫る。
1943年夏、ナチス占領下のパリ。ル・コルビュジエは最後まで残ったスタッフにのちに「モデュロール」と呼ばれる身体図を「預言」した。ここから「人間的な尺度」の探究が始まる。身体図形成を5期に分類、ユニテ・ダビタシオンへと至る過程の画期的考察!
北の海に暮らした古代人の足跡。オホーツク海沿岸の地上に残された無数の窪みは、古代文化の宝庫だった。海を越えていくつもの文化が交錯し発展を遂げた、北辺の歴史をさぐる。
メンバーシップ型雇用やゼネラリスト養成は悪なのか?ジョブ型雇用が注目されるなかで、日本に特徴的なメンバーシップ型雇用やゼネラリスト養成のあり方が問われている。そのメカニズムや課題を実証的に分析し、日本の人材開発・能力開発の進化を見据えて論じた労作。
世界の潮流は、ポピュリズムを背景にした権威主義体制や、大衆迎合的な政策によって大きく変動している。戦間期(1920〜30年代)、戦後から現在までの各国の動きを歴史的視点から探り、民主主義との関係をめぐって問題提起する注目の書。
日本企業は「過去」から脱却できるか?
こんな半導体の本、今までなかった!半導体と経済安全保障を考えるためには、半導体それ自体だけでなく、半導体を設計するためのソフト、半導体を生産するための材料や半導体を製造する装置がどうなっているかを知ることが必要だ。日本の半導体業界の強みや弱み、人工知能を組み込んだ武器と半導体が安全保障に及ぼす影響はどの程度なのか、そして、中国の超限戦がもたらす半導体リスク、日本の大学や研究機関の持つ半導体技術を狙う中国、それに米国・中国・台湾・韓国の半導体産業政策と狙いを知ることも必要である。
福地桜痴、四竈訥治、大田黒元雄、堀内敬三、河上徹太郎、吉田秀和、雑誌『音楽と文学』、『音楽之友』、芸大楽理科…。明治維新から150年余りの近現代史の中で音楽評論家とメディアはどう育まれたか?音楽評論そのものの意味を問い直す!
アントレプレナーシップとは何か。アントレプレナーとはどんな人々か。これからの日本社会のキーワードを体系的に学ぶ。