浪費、ホスト、整形…荊の人生を突き進む“やさぐれババア”の中村うさぎと、祝祭の神輿に担がれた女神にして“キモデブ”女装渡世のマツコ・デラックス。強欲な思考の果てに“魂の双子”が見たものは…。
ヒトはなぜ“ことば”をもつのか。“ことば”を使うとはどういうことか。チンパンジーやゴリラは「おしゃべりをする」のだろうか。霊長類学者による「人間の本質を探る」エッセー。
炭俵一俵、重さは四貫、俵の中には炭焼き人の生活の糧が詰まっている。合計四つの炭俵が括り付けられた背負子の重さは、六十キログラムを超える。健人はこれを一人で背負って二時間の道程を硯島の里まで運ぶ。この山で健人の焼いた炭は、これで最後だった。樋口一葉記念、第二十三回やまなし文学賞受賞作品。
中央アルプス・南アルプスを眺める景勝ポイント34エリアを紹介。山にまつわる随筆34編を配し、山を学ぶページを掲載。マイカーで行けるところを主に、徒歩でも40〜50分以内の場所に限定。
笑い/郷愁/共感/涙。漢字一文字を題材に心を開くエッセー集。
信濃の俳人小林一茶が詠んだ猫俳句と、全国から集結した“気になる”猫たちの写真句集、第2弾。
初心者から、サブ3(フルマラソン3時間切り)を目指す上級者まで、佐倉アスリート倶楽部のノウハウが、ぎっしり詰まった決定版ランニングバイブル。
街歩きの達人のバス旅エッセー第2弾!「海外」に行ったり「伯母様」に会ったり。東京あたりのあの路線のあのツウなスポットをバスで探索。
千変万化の水が見せる表情に魅せられ、四季折々の水の形像を求めて40年。清々しい清流、煌めく水面、厳寒に凍りつく滝…。時を超えて写し撮った渾身の作品集。
運命に翻弄され、壮絶な別れを超え、そしてまだ終わらない満州開拓ー中国残留婦人・孤児の帰国に生涯を捧げる、ひとりの女性の物語。
あの頃、“怒り”だけが存在証明だったー。「絶対に戻りたくない」過去を洗いざらいさらけ出した、初の自叙伝。
2年連続の監督交代、新型コロナの余波…光を探し求めた1年。