ひと通りのLAN/WANの知識やTCP/IPの知識をもっておられる方を対象にしているが、VPN、VLANをまったく知らない人にも興味をもってもらえるように、Q&A形式でVPN、VLANの基本的内容や、その違い、共通点、使い方などをわかりやすく解説している。
本書は骨董銀器の名品解説目録でもなければ、鑑定マニュアルでもありません。どうすれば古い銀器に出会い、人間を知り、未知の歴史に旅することができるのか。その遊び方のヒントを探る本です。あなたに好奇心と想像力があれば、果てしもなく大きな世界が広がっていきます。
成果主義推進の第一人者が語る経営の視点から見た成果主義導入の現実と課題。
セミパラチンスクは旧ソ連の核実験場であったが、今も多くの人びとが生活し続ける大草原だ。草原の海原には馬や牛が放牧され、人びとの笑顔があった。だが、苦渋に満ちた人びとの表情も見続けてきた。そして、著者自身、目の見えぬ放射能にさらされる恐怖も体感し続けてきた。核被害の実態を取材して五年。被曝者たちの目を覆いたくなるような実態は私の心を重くする一方で、私自身、写真家として何ができるのかを自問自答し続けることとなった。この核被害は今もなお、いつ終わるとも知れず続いている。このままではソ連時代、沈黙を強いられた人々の叫びは21世紀に持ち越されてしまう。旧ソ連の行った核実験の実態を、無念の思いで倒れていった人々の怒りと叫びを、何とかして伝えたいという一心で、通い続けた五年間でもあった。
パリ生まれの若者がアメリカ合衆国の陸軍に徴兵され、訓練を受けた後に、海外に派兵されることになる物語。ときは朝鮮戦争のさなか、サンフランシスコから朝鮮への出航を前に特別休暇を与えられた若者は、軍の手違いから南部ノースカロライナからニューヨーク州北部の訓練地に給与を受け取りに行くことを余儀なくされ、かくしてオンボロの愛車に乗って5日間の旅が始まる。物語はさまざまな枝葉に分岐し、脱線を繰り返しながら時間と空間を飛び越え、若者の過去の断片が浮き彫りにされていく。飢えと音楽とセックスの体験が語られ、語り手は本筋から政治、文学そしてアメリカという国家などについての議論へと逸脱しながら、読者を笑いの渦に巻き込み、まさに抱腹絶倒させる。“旅の物語”から“物語の旅”という未聞の冒険。
墨を入れる彫師、その彫師の針を受ける客、その刺青を見る世間-。聞き書きをもとに、その心象の世界に入ってみたい。
子どもはなぜ残酷な話に爽快感をおぼえるのか?昔話にはなぜ「三」という数字が数多くでてくるのか?昔話ではなぜおじいさんやおばあさんが子育てするのか?-こころの成長にとって昔話が果たす役割の重要性を自身の体験と深層心理学の方法で語った実感的昔話論。
本講座は、初心者にとって良き入門書であると同時に、熟達した研究者には実験手法の視野を広げ新しい発想のヒントになるように配慮した新しいタイプの実験書である。本巻では、マイクロ波からX線に及ぶほぼ10の9乗桁に渡る波長範囲の分光測定について、光源、検出器、分光手法や測定原理、最新のトピックスなどを紹介する。
静岡県の方言を「驚き」「おかしみ」に視点をしぼってまとめた方言指南書。
数学の学術用語や応用、情報科学、基礎論の用語を収録した英和事典。配列はアルファベット順。和英対訳索引がある。
なぜ倫理委員会は性の転換手術を認めたのか?その経過を委員長自らが明かしながら性とは何か、社会はどうあるべきかを考える。