いくつポーズを覚えても、ヨガの根本が伴っていなければ、それはただのストレッチや体操と同じこと。40年分のヨガ修行の成果を10個のポーズに凝縮。
戦後、一世を風靡した大流行作家・石坂洋次郎。小説『青い山脈』は映画化され、1949(昭和24)年に封切られると同時に大ヒットし、その主題歌とともにほとんど戦後民主主義の代名詞と見なされるにいたりました。以後、石坂原作の映画が封切られない年は、1960年代後半までありませんでした。それほどの流行作家だったのです。しかし、70年代に入るやいなや、その流行はあっという間に衰えてしまいました。かつて『青い山脈』を明朗健全であるがゆえに評価し、暗くなりがちな戦後に爽やかな風を送ったとして称賛した読者が、こんどはその明朗健全さに飽きてしまったのでしょうか? いずれにせよ、石坂は「忘れられた作家」のひとりとなりました。しかし、石坂には、明朗健全以上に重要な特徴があると編者の三浦雅士さんは言います。それは「女を主体として描く」という特徴です。主人公と言わずに主体と言うのは、女は主人公であるのみならず、必ず、主体的に男を選び主体的に行動する存在として描かれているからです。女は見られ選ばれる客体である以上に、自ら進んで男を選び、男に結婚を促し、自分自身の事業を展開する主体なのです。明朗健全な爽やかさはこの主体的な女性が結果的に醸し出すのであって、逆ではありません。この特徴に誰も気づかずにいたのは驚くべきこと、「明朗健全なるがゆえに売れっ子となり、またそれゆえに忘れられた作家」などというのがいかに浅薄な見方であったか、いまや思い知るべき時が来たと三浦さんは説きます。かくして選び出された「女性の主体的な生き方の最終的な姿を示してほとんど常識を覆す域に達している」短編9編。いまこそふたたび石坂作品の魅力を多くの読者に知ってほしいとの思いから選ばれた傑作です。
乳母車
雪景スナップ
自活の道
女の道
墓地のあたり
林檎の花咲くころ
草を刈る娘
無銭旅行の巻(抜粋)
最後の女
好きな人とたくさんーー。夜の街灯の下で。学校の図書館で。入院中の病室で。異国の地で。最後のデートで。まぶたの裏で、なにものかに祈りながら。性がゆたかに満ちるとき、生は燦然とかがやく。だからセックスは素晴らしい。頭と心と身体が感じる最高の到達点を瑞々しく描いた、すべての男女に贈る感動の十二編。(講談社文庫)
好きな人とたくさんーー。
夜の街灯の下で。図書館の片隅で。入院中の病室で。異国の地で。最後のデートで。まぶたの裏で、なにものかに祈りながら。性がゆたかに満ちるとき、生は燦然とかがやく。だからセックスは素晴らしい。頭と心と身体が感じる最高の到達点を瑞々しく描いた、すべての男女に贈る感動の12編。
●夜あるく
●文字に溺れて
●蝶をつまむ
●絹婚式
●クレオパトラ
●ソウルの夜
●白い夢
●落葉焚
●最後の滴
●二階の夜
●ダガーナイフ
●純花(すみか)
【特別付録】セックスお悩み相談室Q&A
夜あるく
文字に溺れて
蝶をつまむ
絹婚式
クレオパトラ
ソウルの夜
白い夢
落葉焚
最後の滴
二階の夜
ダガーナイフ
純花
あとがき
文庫版『sex』特別付録
セックスお悩み相談室Q&A
結婚10年。「女房とのセックス」のハードルがここまで高くなろうとは…。稼ぎもない、甲斐性もない、無職同然の脚本家のダメ夫にようやく仕事のチャンスが舞い込んだかに見えた。働き者でしっかり者の妻、5歳の娘とともに四国へ取材旅行に向かうのだが。どんなに激しく罵り合おうとも、夫婦の関係を諦めない男女をコミカルに描く人間賛歌小説。「百円の恋」脚本家のデビュー小説!!
鋭い観察眼と切れ味の良い経済学的アプローチで、男女の産み分けから欧州の長期経済停滞まで幅広い話題を斬りまくる。人気の「ベッカーとポズナーのブログ」の翻訳第2弾。
検校貸し上がりの二代目・西門屋慶左衛門は景気も器量も良い女好き。寄ってくる女には満足できず、美人局の片棒をかつぐおきんに男心を擽くすぐられ男女の仲になる。しかし慶左衛門には妻子がいた。おきんは妾になることを条件に亭主毒殺を試みるがーー。いつの時代も色恋沙汰は庶民の華やぎ。巧緻な性愛描写で名高い『金瓶梅』に案を得た、極上官能絵巻。
今、「女」が選挙で勝つためのキーコンテンツになりつつある!?
与野党を問わず、政治家は女性の存在と女性にまつわる政策を“頼みの綱”にしているのだ。
日本の政治がいかに変わりつつあるのかーー。
女性初の朝日新聞政治部次長を務めた著者が、海外の事例を含めて丹念に取材し、データとともにひもとく。
多様化が進んだ現代では政治家も多様性が求められており、分断を広げるだけでは真の男女平等につながらない。
女性政治家が増えれば〈誰もが〉生きやすい社会になるということを可視化する、新しい論点。
民主主義を機能させるのはあなたです!
【目次】
第1章 地方で芽吹く変化
第2章 女性議員が増えると政治の何が変わるのか
第3章 今、杉並区で起きていること
第4章 女性議員を増やすには
第5章 もっと女性議員を増やすには〜海外編
第6章 国政は変わるのか
【著者プロフィール】
秋山訓子(あきやま のりこ)
朝日新聞編集委員。
東京生まれ。東京大学文学部卒業。ロンドン政治経済学院にて修士、筑波大学にて博士号を取得。
朝日新聞入社後、政治部、経済部、AERA編集部などを経て現職。
政治やNPO・市民社会、多様性・ジェンダーなどを中心に取材。
著書に『女は「政治」に向かないの?』『コーヒーを味わうように民主主義をつくりこむ』ほか。
伝統芸能に生きる父娘の葛藤と和解を描き、著者の文壇登場作となった「地唄」、ある男の正妻・愛人・実妹の3人の女が繰り広げる壮絶な同居生活と、等しく忍び寄る老いを見据えた「三婆」、田舎の静かな尼寺に若い男女が滞在したことで起こる波風を温かい筆致で描く「美っつい庵主さん」など、5作品を収録。無類の劇的構成力を発揮する著者が、小説の面白さを余すところなく示す精選作品集。
どんなに時代が変わっても、変わらない良さが比処にある。老若男女に、時に変人。みんなのお茶の間「スナックバス江」には今日も愛と笑いが溢れてる
今日、初めて出会った2人。3年後に、“世界一の結婚"しちゃいます…!?
初が入学した七海学園高校は、世界一の結婚を目指し、男女2人部屋で寮生活を送る特殊な学校! 超正確なマッチングシステムで選ばれた初のパートナー・紺はちょっぴりイジワルなヤツで…!?
ある春の日 大人びた少女は、大人らしからぬオトナのオトコと出会う──
高校入学式の前日。シェアハウス「Sunset」にひとり越してきた誉は、柳という破天荒な住人と出会う。──孤独な生い立ちから大人にならざるをえなかった少女が知る初めての感情とは。不器用な男女の甘い共同生活が幕を開ける!
結婚欲満々の麻美。叔母の経営する結婚相談所で働くことになるが、これがとんでもない世界で……。結婚に振り回される男女の滑稽な姿を通して、結婚の意義を考えさせられる物語。(解説/中江有里)
男女の情が、親子の愛が、胸を打つ!
子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性(さが)。小伝馬町の牢内に沈殿する暗く悲しい浮世の難事を、人情味あふれる青年獄医がさわやかに解決する。だがある日、かつての捕物の恨みから、登の命をもらうと脅す男が現れたーー。著者が5年にわたって書き継いだ傑作シリーズ完結編。
昭和モダン華やかなりし頃、その惨劇は起きたー。関西のハイカラな医師邸に納車された最先端の自動車「T型フォード」。しかし、ある日、完全にロックされたその車内から他殺死体が発見されたのだ。そして46年後、この車を買取った富豪宅に男女7人が集まり、密室殺人の謎に迫ろうとするが…。半世紀を経てあきらかになる事件の真相とは?著者会心の傑作ミステリ中編ほか2編を収録。
奇妙の扉はすぐそこに…!?
新しく赴任した中学校で、初めての授業に向かった新米教師・名城恵子。
だが、生徒は無表情なまま全員着席。教室後方の長机には、黒スーツを着たこれまた無表情な男女。
そしてその横には電光掲示板……。電光掲示板の数字は、恵子の発言や、それに対する生徒の言動によって変動するようだ。
いったいこれは……?
ー『雰差値教育』など、大人気テレビ番組『世にも奇妙な物語』から4つの物語をお届け!
ネットで出会い、メール交換だけで親しくなった千晶と秀紀。仕事や恋愛について、身近な人間には話せないような本音も、メールでなら素直に語れる。けれど、ひとつだけ、嘘をついていることがあった。実はふたりとも、性別を偽っていたのだ。相手を同性と思いながらも、次第に心惹かれてゆくふたりだったがー。性別や外見など、現実の枠をこえて心を通わせる男女の、新しい出会いと恋の物語。
恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。
男女、生死、老い、社会などーー。
瑞々しい感性とユーモアで綴る名エッセイ45編。
楽しむことのできぬ精神はひよわだ、楽しむことを許さない文化は未熟だ。(「楽しむということ」より)。
恋、愛、結婚、欲望、男女の謎。
父、母、少年青年期、詩作の始まり、出会った人々。
生、死、沈黙、老い、社会、こだわりなどーー。
存在の本質や愛の真髄に瑞々しい感性とユーモアで迫る名エッセイ45編。
「二十億光年の孤独」の鮮烈なデビューから70年余り、現役の世界的詩人の全作品から厳選した決定版随筆集。
異母兄の作った借金のため、候爵家との結婚を成功させなければならない伯爵令嬢リシェル。異母兄から、男女の営みについては執事サイラスから手ほどきを受けるよう命じられる。伯爵家に引き取られて以来、ずっとサイラスを慕ってきたリシェルは、彼が教えてくれることは素直に受け入れようと思っていたのだが…!?テーブルマナーから夜のお作法まで、すべてが完璧すぎる執事、サイラスの正体とは!?
たまたま路上で男女の痴話喧嘩を耳にした怨み屋。取るに足らないその争いに波乱の兆しを直感した彼女は、十二月田に監視の指令を出す。そして調査の結果、2人が出会った異業種交流会へと行き着き…。
大阪船場に生まれ育った生粋のなにわっ子、稀代の大町人学者とよばれる牧村史陽が、40年の歳月をかけて編纂したライフワーク。西鶴・近松の時代から現代まで、市井の老若男女のことば6400をあげ、最も大阪らしい表現はもとより、歴史的地名・歌謡・俚諺・遊戯・風俗・習慣・年中行事を微に入り細をうがって解説する。町の雰囲気、人々の生活、人情まで生き生きと映し出す編者ならではの無類の事典。全項目にアクセント付き。