嫌われ、憎まれることを恐れるなーー。
本書は、井伏鱒二、永六輔、瀬戸内寂聴、黒柳徹子など、豪胆で知己に溢れた先輩たちから直に学んだことを、秘蔵エピソードとともに紹介。
「やばい老人の条件は、『知識が豊富』『どんな痛みも共有してくれる』『何かひとつスゴイものを持っている』の3つ」など、著者が24歳から考え続けてきた「すごいお年寄り」になるためのヒントを語った1冊。さだ節、全開!
「僕は、ある意味で人間の完成形は『じじぃ』ではなく『ばばぁ』だと思っている。たとえば、一徹で八方破れの『じじぃ』より、奇怪で妖しげな『ばばぁ』のほうがいい。『じじぃ』は干からびていくだけだけど、『ばばぁ』はある種の妖艶さで花開き、実っていく。なぜか僕は、そんな気がするのだ。本書では、僕がこれまでに出会ったそんな『じじぃ』や『ばばぁ』たちの、圧倒的な生き方を伝えられたらと思う。尊敬を超えて、その存在に思わず身震いしてしまう『やばい老人力』である」(本書「まえがき」より)
BGM感覚でOK!スキマ時間を有効活用。起床アラームに、マイカー通勤中、満員電車で、ランチタイム、ジムで運動中、就寝前…etc.「ながら聴き」で最高のパフォーマンスを上げる!全130曲リスト付。
ダイヤにない時間に来る地下鉄、死者の声が聞こえるマンホール……。
それはすべて、あの世への入り口。
高校生の石津南美は、そりの合わない家族やクラスメイトに囲まれながら、退屈な毎日を送っていた。そんな時、南美は黒塚亜莉沙という美しい少女と出会う。二人はすぐに打ち解けるが、ある日亜莉沙は、異形の者がひしめく電車に乗り込み、南美の目の前で何処かに消えてしまった。南美は、亜莉沙を救い出すことを誓うがーー。
異界に通じる場所「ヨモツヒラサカ」の秘密を追う、傑作ホラー小説!
文庫オリジナル。
数字に強くなる。論理に強くなる。
意思決定の精度を高めるトレーニング
本書は、意思決定の質を高めるために「数学」を活用することを提案する。数学は、長い歴史の中で磨き上げられてきた「論理的に考えるための道具」だからだ。
意思決定を感覚や直感だけに頼ると、思い込みやバイアスが入り込み、誤った判断をしてしまう。一方、数学的な思考を取り入れれば、情報を正確に整理し、選択肢を客観的に比較できるようになる。
表やグラフで複雑なデータを視覚的に整理する方法からゲーム理論、確率、統計まで、意思決定に直結する数学をやさしく解説。
第1部
第1章 情報を整理する
●分類/表の利用/4種類のグラフ/図解/チェックリスト
第2章 今度こそ、割り算を理解する
●等分除と包含除/割合/単位量あたりの大きさ
第3章 計算(暗算)のテクニックを身につける
●小数と分数の関係/平方数/19×19までの掛け算/近似値の出し方
第4章 数値化の鬼になる
●定量化/有効数字に慣れる/大きな数字の捉え方/フェルミ推定/スケールダウンの妙
第2部
第5章 論理的になる
●定義の確認/必要条件と十分条件/対偶ー論理のすり替えを見抜く/背理法ー不可能を証明する方法
第6章 掛け算的に発想する
●マトリックスの作り方/次元を増やしてイノベーションを生む
第7章 ゲーム理論を知る
●囚人のジレンマ/囚人のジレンマを解消するには/交互進行ゲーム
第3部
第8章 確率を正しく理解する
●知性的に数える/確率ー未来の可能性を数値化する/期待値
第9章 統計の理解と利用
●いろいろな平均/標準偏差/仮説検定
第4部
第10章 具体と抽象
●思考実験/上手な喩えの作り方/帰納と演繹の使い分け/トポロジー的発想
第11章 微分・積分的発想を身につける
●微分/積分/微積分学の基本定理
【あらすじ】
京都にある、とある中学校。入学早々、「学校一の変人」として有名な美少年・薫によって、廃部寸前の華道部へ入部させられた良多(りょうた)は、部員集めに奔走することに!
数学好きのぼっち女子・六角博子(ろっかくひろこ)、ヤンキーな見た目で損している男子・室町恭矢(むろまちきょうや)ら、クセが強すぎる新部員たちを迎えていくなかで、良多は花にまつわる5つの事件に向き合っていくことになる。
【目次】
一話 ひと目で咲く花もある
二話 公式と花の三角形
三話 部室への嵐
四話 花束の届け先
五話 思い出の庭
地学は、自然科学のなかでも、とても幅広い内容をもつ学問です。地球の内部、地球の表面、地表を覆う大気、はるかな宇宙。そこには、地震、火山、台風、豪雨などの自然災害、毎日の天気など、身近な内容も含まれています。
そんな地学ですが、高校の地学で履修する人は少ないようで、地学の知識は中学レベルという人も多いようです。この本は、そんな人たちに向けて地学にまつわるとっておきの内容をまとめたものです。
具体的な項目としては、「アトランティス伝説の真実」「大量絶滅はどうして起こったか?」「ジェット気流が運んだ秘密兵器」「ガリレオが望遠鏡で見た宇宙」「月は地球のきょうだいだった⁉」など。
文庫化にあたり、「地球の内部はどうなっている?」「千葉にちなんだチバニアンという時代が誕生!」「生命はどのようにして地球上に生まれたか?」の3項目を新たに書き下ろしています。
ドラマチックでダイナミック、不思議がいっぱいの地球と宇宙のことがわかる本。
老後に必要なのは、いさぎよく肩から荷物を下ろす勇気。こだわりや忙しさから卒業して、心が満たされる「シンプル生活術」を教えます。
忘れられないあの味や、味とともに蘇るあの日の思い出ーー。
作家や料理研究家、デザイナーなど、様々な分野の第一線で活躍する著名人が、「思い出のごはん」をテーマに綴ったエッセイ集。家庭の味から海外で食べたひと皿、さらには「どうしてこうなった!?」という珍品まで、多種多様な料理が登場。きっと共感する一編があるはず。ときにほろりと涙が流れる、味わい深い三つ星級のエッセイを75作収録。
文庫オリジナル。
戊辰戦争の際、官軍と奥羽列藩同盟の間で武装中立を目指した長岡藩家老・河井継之助は、「英雄」として語られることが多い。しかし、彼は本当にそうだったのかーー。藩を救うために諸国を巡った若き日、妻・すがとの絆、会津藩家老・秋月悌次郎や仙台藩隠密・細谷十太夫、そして武器商人エドワード・スネルとの親交を通して、動乱の時代を峻烈に生き抜いた人間・河井継之助の、真の姿に迫る感動の長編小説。
家康がつくった江戸幕府の仕組みは、なぜ崩れたのか
二百六十五年の平和ーーその体制を徳川家康がつくり上げることができたのは、波瀾万丈の人生と、天下人織田信長・豊臣秀吉の「失敗」より得た学びがあったからだった……。しかし盤石と思われたその体制は、彼の後継者たちによって徐々に崩され、幕末、ついに崩壊する。“神君”家康にとっての「誤算」を、近世から近代まで俯瞰して読み解くと共に、彼がこの国に与えた影響に迫る!
目次
●第一章 家康はなぜ、幕藩体制を創ることができたのか
●第二章 江戸時代、誰が「神君の仕組み」を崩したのか
●第三章 幕末、「神君の仕組み」はかくして崩壊した
●第四章 「神君の仕組み」を破壊した人々が創った近代日本とは
●第五章 家康から考える「日本人というもの」
ひとつのことを極めようとする職人たちの生き様は、時に私たちを大いに勇気づけてくれる。思わず背筋が伸びる「ものづくり」小説を紹介。
歴史・行事・記念日・はじめて・人物の分類で、今日は何の日かを解説。子どもから大人まで楽しめ、社会的知識も身に付く366話を収録。
高圧・低温・漆黒の世界、起伏にとんだ海底地形、ふしぎな生き物。長年の調査・研究によって明らかになった深海の世界をくわしく紹介。
時代の“先”が見えない今、多くの人が迷わないための“地図”を欲している。
しかし、「地図はすぐに古くなり、使い物にならなくなる。一方、真北を常に指すコンパスさえあれば、どんな変化にも惑わされず、自分の選択に迷うこともない」──そう語る著者が、様々な分野の識者と対話。
自分の「思考のコンパス」を手に入れ、迷ったときに一歩を踏み出すためのヒントが得られる1冊。
【対談相手とテーマ】
■北野唯我──夢中になれる仕事を見つけられない日本の社会システムとは?
■近内悠太──「資本主義はもうダメだ」では社会は変わらない。「すきま」を埋める言葉を
■養老孟司──五感から情報化するために人間は「ノイズ」を求める
■小川さやか──タンザニア商人に学ぶ制度や組織に頼らない生き方
■高橋祥子──生物的な仕組みの理解なしに資本主義は成り立たない
■井上智洋──毎月7万円のベーシックインカムが日本の閉塞感を打ち破る
■広井良典──ゆるやかに今を楽しむライフスタイルが徐々に広がっていく
戦国乱世の時代、闘っていたのは男だけではない。女性もまた、女性の戦(いくさ)を闘わねばならなかったーー本書は、戦国の女性を主人公にした司馬作品六篇を収録したオリジナル編集の短篇小説集である。▼豊臣秀吉の正室として位人臣を極め、夫の死後は二人で築いた豊臣家の行く末を決定づけた北ノ政所。兄・秀吉の思惑によって結婚のみならず離婚さえも強いられ、一生を翻弄され続けたが、その生涯を沈黙で染め抜いた秀吉の妹・旭姫。夫・細川忠興の異常な嫉妬によってがんじがらめの束縛を受けながら、毅然として己を貫き、関ケ原の折に最期を迎えたたま(ガラシャ)。▼このほか、変わり者の侍大将・渡辺勘兵衛に思いを寄せる藤堂家小姓頭の妻・由紀の慕情や、一夜の出会いを大切に抱き続けて生きようとする小若の純情、さらには夫を猛烈に働かせて財を築いた遊び好きの妻・小梅と、戦乱のなかに咲いた女性たちの人生を浮かび上がらせた珠玉の短篇集である。
●女は遊べ物語 ●北ノ政所 ●侍大将の胸毛 ●胡桃に酒 ●一夜官女 ●駿河御前
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教ーー。▼世界中の人々がさまざまな宗派に属する宗教。しかし多くの日本人は、その違いすらキチンと理解できていないのでは?▼本書では、宗教評論家として名高い著者が、宗教の基礎を身近な疑問に答えながら世界一やさしく解説。「イスラム教では、なぜ豚を食べてはいけないのか?」「イエスは、『人間か?』『預言者か?』『神の子か?』」「神道と儒教は宗教か?」「首相の靖国参拝はなぜ悪い?」など、しっかり学べて確かな知識が身につく1冊。▼「日本人は宗教音痴です。別段、宗教が嫌いではありません。ただ、本物の宗教がいかなるものであるかが、さっぱりわかっていないのです」(本書「はじめに」より)▼日本人が常識として知っておきたい宗教の教科書。▼ 『新装版 なぜ人間には宗教が必要なのか』を改題し再編集。
テロや戦争が頻発している現代。繰り返される争いの原因は、歴史にあった。人間の価値観の指針となる宗教から世界史を見直す一冊。
西郷隆盛と大久保利通の後継者と目された村田新八。西南戦争とパリを舞台に“最後の武士”として生き抜いた新八の活躍を描く力作長編。
「いじめ問題」を解決するために必要な知識とは何か。
連日のように悲惨なニュースが報じられ、そのたびに多くの議論が交わされるが、その中には具体的な根拠に欠ける当てずっぽうな「俗流いじめ論」も少なくないと著者はいう。
一方で、メディアには取り上げられずとも、いじめが社会問題化して以来30年以上にわたり、日本でも世界でも数々の研究が行なわれ、多くの社会理論が磨かれてきた。
本書では、そうした数多くの研究データを一挙に紹介しつつ、本当に有効ないじめ対策とは何かを議論する。いじめ議論を一歩先に進めるために、必読の一冊。
<目次>
●はじめに
●第1章 これでいいのか、日本のいじめ議論
●第2章 データで読み解くいじめの傾向
●第3章 大津市の大規模調査からわかったこと
●第4章 「不機嫌な教室」と「ご機嫌な教室」
●第5章 理論で読み解くいじめの構造
●第6章 「ブラック校則」調査から見えたこと
●第7章 ハイリスク層へのサポート
●第8章 メディアが飛びつくネットいじめ
●第9章 教員の課題と「いじめ防止法」
●第10章 大人に求められること
●おわりに
教皇、皇帝、国王、貴族という一握りの特権階級が支配者だった頃のヨーロッパ。人々は「人殺し」に明け暮れていた。彼らの日常は「戦争」とは異なる、単なる殺し合い。平和は束の間の安らぎにすぎなかった。血に飢えたライオンよりも野蛮な世界である。この「国」という概念すらない16世紀に生まれながら、「戦争にも掟(ルール)がある」という英知を著す信じ難い学者がいた。その名もフーゴー・グロティウス。彼の思想はのちにウェストファリア体制として実り、国際法の原型となる。天才グロティウスが混沌のなかに見出した「法」を日本一わかりやすく読み解く。なぜ日本人が『ウェストファリア体制』を学ぶべきか。第一の理由は、『ウェストファリア体制』が日本人が野蛮な世界で生き残るのに必要な武器だから。第二は、この掟(ルール)が日本人の手によって全人類が守るべき文明の法となったからである。この事実を知らないことが日本の罪なのである。