リキュールの始まりは、薬効を求めて作った薬草を漬けた蒸溜酒だった。やがて飲み心地をよくするために甘みや香りを足されたことで、酒との相性が抜群になる。現代のカクテル事情につながるリキュールの驚きの歴史。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン特別賞を受賞した人気シリーズ。
あなたのなやみ、「コトバの術」で解決します!不思議な図書館の「コトバ使い」に助けをもとめた4人の物語。うつのみやこども賞受賞作家の新シリーズ!
1969年、アメリカのサンタバーバラで、石油の流出事故がおきました。まっくろなはまべを見て、地元の人たちは、なにか行動をおこさなくてはいけない、とつよく思いました。たくさんの人が立ちあがり、声をあげたことから、運動はひろまっていき、やがて地球のことを考える「アースデイ」が生まれました。この本は、ほんとうにあったできごとをもとにえがかれました。あなたも、まわりの環境に目をむけ、地球のためになにができるか、考えてみましょう。
晶子が『源氏物語』全五十四帖の内容を、各帖一首ずつ短歌に詠んだ『源氏物語礼讃』。自筆の新出資料と思しい美麗な装幀の色紙を余すところなく紹介する。
社交界が嫌いなウィステリア侯爵令嬢は、皮膚病が原因で結婚を諦め図書館司書として生きる道を選ぶ。遣り甲斐ある司書の仕事に邁進していると、閉架図書を探しに来た公爵令息シリルと出逢う。膨大な書物の位置を記憶するウィステリアの聡明さに惹かれたとシリルから求愛されるが、冗談に違いないと断るウィステリア。シリルは何度も真剣な眼差しで求婚してきてー。甘い愛撫に蕩かされ、純潔を散らされる。溺れるほどの愛を与えてくる公爵令息と受け入れられない司書の溺愛。
力がすべての脳筋ぞろいの辺境貴族に生まれるも、非戦闘系の植物スキルを授かったイドラ。転生者である彼は気にしていなかったが、出来損ないと見下す家族によって作物の育たぬ枯れた大地・エルドへ追いやられてしまう。友人のジャノ・専属メイドのシャーリーとともに領主としてエルドへ赴いたところ、食料不足からどうやら歓迎されていない様子。しかしイドラがスキルを使って一瞬で果物を芽吹かせると村人たちは「神の御子なのか!?」と驚愕して…!?植物を強化&進化させるスキル“種の図書館”で、ツリーハウスや井戸を作り、農業を始め、さらには凶悪なモンスターを返り討ちにしたりと快進撃が止まらないイドラ。いつしか移住者も増え、さらにはイドラの生み出す果物を好んだ謎のミニドラゴンまで居ついてしまい!?なにも芽吹かなかった寂れた寒村が、豊かな領地へと変貌していくー!お気楽な転生貴族によるにぎやかスローライフ、開幕!
『魔導書』と『魔王雷』、双方の使用禁止という協定が成立しても、なも戦いは続く。そんな折、『魔導書』の指導のため、帝国から王国へ『魔導司書』が出向することに。呼ばれるのは、当然…「出向ですわ」「嫌すぎますわ」帝国第11前戦基地魔導図書館司書、カリア・アレクサンドルその人。本を愛し、愛しすぎたゆえにまんまと戦場まで連れて来られた挙句魔王軍と現場突発交渉しちゃう女は、どんな国、どんな戦場でも「司書」としての軸をブラさない。戦争という現実に司書は吠え猛り、蛮勇と矜持の牙を立て走るー!
おねむのコーギーちゃん。ねようとするたび、「そこ、どいて」といわれます。どこか、いいばしょ、ないのかな?