不登校・ひきこもり・家庭内暴力・いじめ・異性問題・万引き・薬物問題など、数々のトラブルを解決してきたプロが伝授する、わが子との本音のつきあい方。
最新の「脳科学」によれば、少年少女の脳は、一時的に正気ではなくなる!だから、現代の子をりっぱな大人に育てるには、ジェット機のパイロットも、まっ青になる「技術」が必要だ。2002年度全米子育てセンター「シール・オブ・アプルーバル」賞、2002年度「親が選ぶこの一冊」賞、ベンジャミン・フランクリン賞、「フォワード・マガジン」誌2001年度年間優良図書銀賞受賞。
子育てとは、「命と向き合うこと」「命とのたくさんの対話」なのではないだろうか。親として迷ったとき、気持ちがホッと楽になる、子育てエッセイ。
思春期の育ちに大切なことは?母として22年、子供の成長に寄り添ってきた筆者が贈る子育てエッセイ。
十六歳のノラは、自分が生まれる直前に亡くなった姉がいることから、幼いころより死は恐ろしいものと思っていた。モルモットのロリ、犬のチクタク、アメリカの伯母、若い叔父ーまわりで続くいくつもの死に、不安は増していく。ボーイフレンドや親友がさしのべる手も、ノラの心の奥深いところまで届かず、恐怖はじょじょに体の変調となって現れるようになる。そんなある日、父親の不倫をめぐる両親のケンカを耳にしたノラは、耐えきれず、大量の薬をのんでしまった。目覚めたところは、思春期病棟ー心を病んだ少年少女たちが守られ、回復してゆく場所だった。ノラも、医師との面談や、仲間の少女との交流によって、しだいに自分をとりもどしてゆく。そして母との面会のさなか、ついに、ノラは抑えこんでいた感情を爆発させ…?繊細な少女の心の彷徨と再生を綿密な取材にもとづいて描き、静かな感動を呼び起こす一冊。10代〜。
多くの危険と誘惑に満ちている思春期の子どもに対して、親はどう向き合ったらよいのか。悩みの中にある親たちに励ましと力を与える1冊。
心を開ける“仲間”が、耳を傾け共感を持って問題の解決に寄り添う。「人間は、機会があれば自分自身の問題を解決する能力をもっている」(ピアカウンセリングの基本前提)ゆえに、仲間の支援をうけて自らが問題解決策、選択肢を探り決定する力を培っていく。従来の一方的知識伝達型の性教育・健康教育の限界を乗り越え、自己決定能力の育成に新たな展望を切り開くピアカウンセリングーその実践理論とスキル。
何が少女たちをリストカットに向かわせるのか?いま、少女たちのこころはどこを彷徨っているのか?精神科医が綴る思春期病棟からのメッセージ。
子育ては楽しいことばかりではありません。時には「親をやめたい。この苦しい舞台から私をおろして」と、言いたいことも度々あるでしょう。子どもが言うことをきき、素直なうちはいいのですが、子どもが思春期に入り、いろんな難問や課題を突きつけてくると、たじたじになり、迷いに迷って、「何の因果で…」と、こぼしたくなることもあるでしょう。でも、子どもだって、迷い、悩み、信頼できる伴走者を求めているのです。むずかしい時期にあるわが子の伴走を楽しみましょう、そういう心持ちで向かい、対応していくことが、結局は、子どもも明るく、豊かに育つことになり、親としても学び、“親力”をつけ、成長していく道なのです。
この本には、太っているかどうかたしかめる方法、太りすぎないためのテクニック、健康的に美しくやせる方法などを、食事・運動の両面から具体的に説明してあります。かんたんでおいしく、そしてからだにもよい料理の作り方ものせてありますので、ぜひ挑戦してみてください。小学上級・中学生向。
本書は、女性のQOLの改善のために、女性ホルモンをもっと役立てて頂きたいという発想から書かれた。とくに最近、更年期女性に対する女性ホルモン補充療法が性器だけでなく、脳や骨や血管や皮膚などにも作用することが明らかになり、女性ホルモンこそ、すこし大げさにいえば不老長寿の妙薬とさえ感じさせられている。本書では産婦人科医のみならず内科、小児科、整形外科、総合医にも女性ホルモンを理解してもらい、できれば臨床にも利用してもらえるような記述を心がけた。
子どもの将来のために、今なにをなすべきか。現代育児の大規模な追跡調査「大阪レポート」をまとめた著者が、小児・思春期専門の精神科医として、また父親として、実践的子育て論を詳述。