本書は雑誌「病理と臨床」に2000年5月号から2002年1月号にわたり連載した“非腫瘍性骨・関節疾患の病理”をまとめ、加筆、修正を加えたものです。
本書は、第一線の専門家の執筆による医療関係者のための手頃で最新の感染症読本である。
本書は、開業医のための呼吸器クリニックの実際を、著者が日々行っている臨床の現場から抽出し、呼吸器疾患を扱う開業医および若き臨床医の方々に読んで頂きたいと思い執筆したものである。
改訂第2版では、循環器疾患(総論)、内分泌疾患、代謝・栄養疾患(総論)の項が全面的に書き改められた。その上、すべての項において最新の知見に基づきup-to-dateな内容が追加された。また今版から歯科診療に関連する特徴的、典型的な内科疾患の所見や貴重な内視鏡像などを、口絵カラー写真として掲載した。
本書の目的は、神経内科や内科のレジデントのみならず、学生、内科以外の医師および研修医を対象にし、よくみられる症状、徴候から、治療可能な神経疾患および神経救急疾患の診断と治療についての流れを解説することにある。本書は、神経内科的主訴および症候を解釈し、診断と鑑別診断のプロセスを理解し、適切な治療方針への一連の流れが理解できるよう構成されている。
1970年刊行の『今日の小児治療指針』第13版。心因性。精神疾患の記述を充実させたほか虐待・暴力の章を新たに設けている。
本書では、国際的にも最先端をいくと考える本邦の熱傷医学および熱傷再建外科学のもっとも新しい知見について、現場で治療にあたっている若手の専門医を中心とした著者が執筆。発展した治療法がもたらした救命率向上の実際の評価や、リハビリテーション・社会学的予後といった重要であるが軽視されやすい命題についても項目に加え、最新の知見を盛り込んでいる。
本書は、わが国に多い感染症を中心に、その抗微生物薬化学療法、特に細菌感染症の最新の抗菌薬化学療法について、できるだけ簡明にそのポイントを記述、紹介して、臨床の場ですぐに役立つようにしている。
本書は、日常の外来、整形外科病棟での診察の際に役立つような知識の整理のためのメモ代わりとなることを目的として、作成したものである。
本書は、疾患を中心に薬物療法を取り上げ、各々の疾患の病態生理をまず理解した上で、それに基づいた最新の薬物療法をまとめるようにした。改訂2版では、EBMに関連した新たな章を追加し、総論および各論の内容の充実を図った。
本書では、医薬品の市販後の有効性・安全性についての監視制度について、まず、PMSの基礎について総説してから次の再審査制度以後では安全性定期報告、医薬品の再評価制度、副作用・感染症報告制度、市販直後調査・医薬品情報提供システム、GPMSP、市販後調査ガイドライン等の各論に分けて分かりやすく解説した。
膠原病・関節リウマチは、全身疾患であるため、症状・身体所見が多彩である。診断の原点は内科学そのものであるが、同時に“パズルを解く”ような難解さ、不明瞭さも伴う。そのような特殊性も踏まえ、一目で膠原病・関節リウマチを視覚的に把握、理解できることを第一に、多様な肉眼的所見、検査所見を疾患ごとにまとめ、写真や図から疾患の全貌、病態を理解できるように企画したものが本書である。
点眼薬は眼科領域の疾患に対する検査及び治療のための投薬手段として簡便かつ有効な優れたシステムだが、使用法によっては有効に働かなかったり、逆に眼に障害を起こしたりする場合もある。本書は眼科で用いられる頻度の高い点眼薬について使用法と使用上の注意をまとめたものである。
本書は、札幌医科大学医学部泌尿器科に属する医師が、これまでの経験と広く認められているエビデンスを基に日常臨床を意識して著したものである。
本書は主に研修医を対象としたもので、「臨床の場で役立つ本を」という目的で書かれた。研修医が外来や病棟で神経疾患の患者さんを前にした場合、どう問診し、いかに診察し、どのような検査を選択し、そしてどう治療するかを、できるだけ簡潔に記述することを目的とした。すなわち、神経内科の臨床を行ううえで、最も基本的なことを記述したものである。