猟区管理官ピケットが発見した山中に暮らす不穏な雰囲気の兄弟。ピケットを目の敵にし闘いをしかけてくる兄弟に、窮地に追い込まれる。
卒論や技術レポートが「書けない!」と悩んでいる学生・新入社員へ。
科学技術文には、ある程度決まった文法・表現のルールがあります。
この本を読んで,理工系の「書き言葉」を習得すれば,楽勝!
本書は基礎的な「書き言葉」の知識を、学生が実際に書いた実験レポートを例にとり不適切な点を指摘し,「それがなぜ不適切なのか」が理解できるように説明しています。
何をどう書いていけば,文章にたどり着けるかを知りたい人はこの本を読んでください。
巻末に練習問題を多数掲載。
はしがき
本書に使われている用語・記号
1 「書き言葉」って何?
1.1 「書き言葉」と「話し言葉」
1.2 文体
1.3 句読点
2 「日本語の文法」って?
2.1 基本的な文
2.2 動詞の活用形
2.3 助詞
3 助詞「は」はどう使う?
3.1 助詞「は」の機能
3.2 不適切な使用例
4 「接続詞」をうまく使う!
4.1 よく使われる「接続詞」
4.2 「接続詞」の多用はダメ!
4.3 「また」の多用はダメ!
4.4 「しかし」の使い方
4.5 「一方」の使い方
4.6 「したがって」の使い方
4.7 「すなわち」の使い方
4.8 対比の「が」の使い方
5 文法表現の使い方・使い分け
5.1 「とき」と「場合」の使い分け
5.2 「連用形」と「て形」の使い分け
5.3 「〜ほど」の使い方
5.4 「という」の使い方
5.5 「といった」の使い方
6 科学技術ではダメな文法表現
6.1 「〜てしまう」
6.2 「〜たら」
6.3 「〜たところ」
6.4 「〜しか〜ない」
6.5 「〜たり〜たりする」
6.6 「〜なければならない」
6.7 「なぜ〜であろうか」
〈番外編〉卒論を書く理工系学生のために
7 練習問題
索引
練習問題解答例
引用文献・参考書籍
パリで国際同性婚した著者が語る、「女の子同士」のリアル
私は、女性として生まれ、最愛の妻と結婚をしました。同性愛者は“少数派”です。しかし、決して“少数”ではありません。自身が同性愛者であることを公表する人も増え、LGBT、セクシュアルマイノリティの知識は、現代人の基礎教養となりつつあります。女の子同士はどこで出会うの? どうやってセックスをするの? 家族へのカミングアウトはいつ? 同性同士の結婚って可能なの? 私の経験からお話できることのすべてを、この一冊に凝縮しました。私と一緒に、「性」と「知」の冒険に出ませんか? あなたの“百合観”変わりますよ。
「統計力学」は物理の中では比較的高度な内容で,物性物理,素粒子物理,半導体工学などのために教えられることが多く,そこでは量子統計まで含んだ議論が行われることが多い。そのために,量子論を学ぶ理工系の学部3年以上の学習課題になっている。しかし,古典統計だけでもそのカバーする範囲は広く,特に化学や生物への応用例も豊富にある。本書は学部1年程度の力学,静電気学,数学(微分積分、確率論)の知識から,生体分子の統計力学を論じたものであり,特に確率論に基づく点がユニークである。統計力学の基礎的な問題に関してはさまざまな類書で十分に論じられているので,ボルツマン分布を基本的な確率分布関数として認めたうえで,それからどのように自由エネルギーやエントロピーといった,初学者に難しい概念を理解させることができるか試みている。その際に,いきなり一般化せずに,1次元系やブタンといったシンプルな系での議論を,かなり技術的な詳細に至るまで丁寧に解説しており,初学者には分かりやすくなっているものと思われる。また,統計力学をある程度以上分かっている読者にも,その説明法などで示唆的なところがあるだろう。また,本書を更に特徴付けているのは,通常の統計力学の議論は平衡系についてのもので終わることが多いが,最初からダイナミクス(動き)と統計力学の関係を自然なものとして導入していることである。本書の後半ではやや程度の高い確率過程論についても,生体分子の文脈で平易に論じている。この部分はいわゆる「非平衡統計力学」に関連する部分であり,その際に「経路の確率」という概念を導入している。これは現在盛んに研究されるようになった「レアイベント」と呼ばれる遷移現象を調べる際には基本となる概念であり,このことを議論している国内外の類書はないものと思われる。そこも本書の重要なポイントである。
世界中でスピリチュアル体験をしてきた著者が、 目に見えないエネルギーとつながるための療法や、 自宅で実践できる方法を多数紹介しています。今をもっと楽しく、ラクに生きる魔法の智慧を1冊にまとめました。 見えない世界のこと、不思議な力に守られていることを知ることで、 人生がグンと豊かなものに変わります。
15年ぶりに再会した友人と訪れた京都。昔話に花を咲かせるが、みなそれぞれに事情を抱えていて……(「あの日の味は」)。亡くした夫との思い出を胸にひとり旅をしていた故郷・神戸で偶然出会った青年。一緒にスイーツ巡りをすることになるが(「幸福のレシピ」)。住んでいた街、懐かしい友人、大切な料理。温かな記憶をめぐる「想い出」の旅を描いた7作品を収録。優しい気持ちに満たされる、文庫オリジナルアンソロジー。
「あの日の味は」柴田よしき
「幸福のレシピ」福田和代
「下戸の街・赤羽」矢崎存美
「ゲストハウス」新津きよみ
「からくり時計のある町で」秋川滝美
「横浜アラモード」大崎梢
「旅の始まりの天ぷらそば」 光原百合
大好評青春オムニバスストーリーの最新刊が登場!
『白峰さんと一緒にいたい』
白峰あやかに対して、普段から平静ではいられなくなってしまった黒沢ゆりね。
そんな中で清蘭学園生徒会長選挙が公示され、生徒会役員の虎山ひかりと龍海なぎさは会長を目指し熾烈な争いを繰り広げていた。しかしそんな二人にはある秘密が……!
そして周囲に立候補を勧められた白峰は、改めて黒沢と自分との距離感について考えることに。
少女とキスの物語は、この夜の果てに淡く輝くーー…。
【概要】
どうぞどうぞ、短文の世界へ──
西崎憲がプロデュースする短文集シリーズ〈kaze no tanbun〉第二弾。現代最高の文章家16人が「移動図書館の子供たち」をテーマに、小説でもエッセイでも詩でもない「短文」を寄せました。作品同士が響き合う、まるで一篇の長編作品のようにも読める、絢爛の短文・書下ろしアンソロジー。(カバーイラスト:寺澤智恵子)
【著者】(五十音順)
我妻俊樹/円城塔/大前粟生/勝山海百合/木下古栗/古谷田奈月/斎藤真理子/西崎憲/乘金顕斗/伴名練/藤野可織/星野智幸/松永美穂/水原涼/宮内悠介/柳原孝敦
【kaze no tanbunとは】
「自分の生涯においてこれを作ったと自慢できる本を作りたい」。日本翻訳大賞の発起人であり、電子書籍レーベル「惑星と口笛ブックス」主催で、「BFC ブンゲイファイトクラブ」などを企画する西崎憲の発案からスタートした、全篇新作の「短文」アンソロジーシリーズ。「短文」とは「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかし広い文」(西崎氏)。シリーズ通してブックデザインは奥定泰之。第一弾「特別ではない一日」は2019年に発売。第三弾は2021年初頭に刊行予定。
古谷田奈月「羽音」
宮内悠介「最後の役」
我妻俊樹「ダダダ」
斎藤真理子「あの本のどこかに、大事なことが書いてあったはず」
伴名練「墓師たち」
木下古栗「扶養」
大前粟生「呪い21選──特大荷物スペースつき座席」
水原涼「小罎」
星野智幸「おぼえ屋ふねす続々々々々」
柳原孝敦「高倉の書庫/砂の図書館」
勝山海百合「チョコラテ・ベルガ」
乘金顕斗「ケンちゃん」
斎藤真理子「はんかちをもたずにでんしゃにのる」
藤野可織「人から聞いた白の話3つ」
西崎憲「胡椒の舟」
松永美穂「亡命シミュレーション、もしくは国境を越える子どもたち
円城塔「固体状態」
全部、ナチュラル。だけど、若返る。オーガニック業界のパイオニアが放つ、「アンチエイジングの鬼」の集大成。ナチュラルアンチエイジングの真髄がここにある!
すべての謎が解けたとき、きっとあなたは涙を流すーー。
読む人の感情を揺さぶる名作ミステリーを収録したアンソロジー。
大人気作家の作品から、ミステリー小説のエッセンスを楽しめるショートストーリーを厳選しました。
【収録作品】
宮部みゆき「サボテンの花」
光原百合「橋を渡るとき」
阿津川辰海「六人の熱狂する日本人」
1959年の銀幕デビュー以来、日本映画の最前線を走り続ける大女優が、これまで出演した全120本から、特に思い出深い作品を語りつくす。『北の桜守』の撮影日記(直筆)も収録。