11枚目。グラム・ロック風や太くうねるファンクなど派手でギラギラした音が、田島貴男のハードボイルドで男気にあふれたヴォーカルとどんぴしゃに合致。そこに小林旭的なキザな昭和歌謡のエッセンスも加わって、ダイナミックな突き抜け具合が痛快な作品だ。
五木ひろし芸能生活40周年記念アルバム。“おんなの絵本”と題し、花、星、風、月をそれぞれのテーマに全16曲を収録。演歌界を代表する16人の作家陣を豪華にちりばめた。「デイゴとはまなす」では実力派の夏川りみがデュエットで華を添えている。
正式ドラマー加入後、初のシングル。バンドにとって初のラブ・ソングでもある。普遍的とも呼べる優しいメロディを大切に、コーラス・アレンジにも気を遣い、広がりある曲に仕上げている。バンドとして新たなトビラを開けたことも予感させる。
“野ら犬”で跳び出したARBは、ハイテンションなライヴバンドとして、11年間を疾走した。そんな彼らの軌跡を辿るライヴ盤。80年の新宿LOFTから始まって90年の国立競技場まで全35曲。歴代メンバーも、もちろん総登場。未発表2曲のCDシングル付き。
'77年春、石橋凌ら5人により結成されたアレキサンダー・ラグタイム・バンドは'78年「野良犬」でデビュー、何回かのメンバー・チェンジはあったものの明確なメッセージを打ち出し人気を得ていった。そんな彼らの第1期、第2期からのベスト・セレクト。
かつての“青春パンク”のイメージから完全に脱却したサード・アルバム『ハナミドリ』からの先行シングル。ピアノ、アコギなどをうまく取り入れたメロディアスなロック・サウンドで、大きな驚きはないものの、聴き手を選ばないキャッチーさと若々しい勢いがいい。
解散から10年、デビューから20年という節目の2006年に登場するシングル・コレクション。プリンセス・プリンセスの10年間の軌跡を、ヒット・シングル21枚の12cmリサイズBOXでお届け。