外来語を調べる宿題のため、シルクのループ・ホールで、ユッコははじめてラビューランド王国にやってきた。シルクの注意も聞かず、勝手に宮殿の中を歩いていると、男の子が飛びだしてきて言い争いに。イケメンだけど、とっても生意気なその男の子の正体は、な、な、なんとシルクの弟のカシミア王子!?きらめきの「乙女チック」ファンタジー、第三弾。
あなたの胸に飛びこみたいのに、
暗い過去が私を尻込みさせる……。
病身の母を抱え困窮するフェイは、意外な報せを受けた。
いまは亡き継父が、彼女に財産を遺していたらしいのだ。
伝えに来たマチェオ・フィオレンティは大企業の経営者で、
相続には、彼の部下として短期間働くことが条件だという。
傲慢だけれど魅惑のオーラを発するこの男性の下で……?
彼をただ見つめるだけでなぜか胸がざわめくというのに。
マチェオは意味ありげに「君が住むのは僕のヴィラだ」と言う。
フェイは気を引きしめた。彼に惹かれてはいけないわ。
だが屋敷で顔を合わせるたび、二人の性的緊張は高まりーー。
人気絶頂、マヤ・ブレイクの新作をお贈りします。謎めいた大富豪マチェオにいざなわれ、遺産相続のためイタリアを訪れたフェイ。彼女は過去の恋愛経験のせいで男性不信に陥っていましたが、完全無欠なマチェオの熱い誘惑には、抗いようもなく……。
斉藤すみ、函館孫作、前田長吉…近代競馬の黎明期を支えた競馬人たちが架けた虹とはー。男装の騎手がいた。悲運の天才騎手がいた。時代に翻弄されるホースマンを描いた競馬歴史小説!!
「私は色のない虹を見て歩いてきたように思います。……私が書いてきた作品世界そのものであります」
預言者・石牟礼道子が最晩年の2年間に遺したことば、そこに凝縮された思いが光る
◆俳句とその自句自解、そして水彩画と鉛筆が静かに語りかける◆
【俳句52句(21句に自句自解を付し、31句は単行本未収録)、カラー絵15点】
I 色のない虹 二十一句と自句自解
II 創作ノートより 三十一句
解説 石牟礼道子の俳句とその世界(岩岡中正)
取材ノート 右田和孝
編集後記
安江大佐の密命を帯び、麻薬やギャンブルなどで賑わう魔都、上海に上陸するウムボルト。昭和十年代を生きた要人・怪人が続々と登場!
日本橋の袋物屋のおかみが、隠居した父親を案じ牡丹堂に相談にやって来た。女房に先立たれて半年、ふさぎ込んだままだという。茶話会を開いて元気づけてやりたい。ひいては、甘い物が好きな父のために菓子を作ってほしいというのだ。小萩はご隠居の望みを知ろうと、三日にあげず通うことになるのだがー。季節の菓子と人の情。切なくて温かい好評シリーズ第三弾。
四天王プロレスーー全日本プロレスの三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明。90年代、最大年7回の武道館を満員にし、全国津々浦々の会場のファンを熱狂させた闘い。激しい打撃、急角度の投げ技、エプロンでの危険な攻防……何度もマットの上に倒れ、何度も立ち上がる。そして続くカウント2・9の攻防。命がけの闘いを見つめ続けた元週刊プロレス全日本担当記者が当事者たちへの取材で解き明かす、四天王プロレスの真実。
生まれた時から肉体が維持できず、繭の中で一生暮らす運命──。けれどその繭が形を保てず崩れ始めた…!? 第二王子ステラディアースの生命の危機に、リディルに助けを求めたのは、お付きの騎士ゼプト。「あの方のためなら心臓を差し出しても構わない」と長年、一途に恋い慕い続けてきた男だ。大切な兄を救うため、リディルは愛するグシオンと共に、決死の覚悟で神域である虹の谷を訪れて…!?
「ソ連反主流派の哲人トロツキーを満州に招く」という石原らの計画を阻止するため、ソ連と結託した在満ユダヤ人民会は、女スパイに密命を下した。
里中満智子のライフワーク「持統天皇物語」舞台は古代大和。人々は真の国づくりに情熱を燃やし続ける。そして、その激動の歴史をあざやかに生きぬいた気高く美しい女性がいた!
小6のユウタは一人、亡くなった父との思い出の地である山奥のダムを訪れていた。ところが突然の雷雨に襲われ、足を滑らせ気を失ってしまう。やがて目覚めたユウタの目の前には、ダムに沈んだはずの村が…。タイムスリップした1970年代の村で、ユウタは同い年の少年ケンゾーと、妹のような女の子・さえ子と出会う。失われゆく日本の原風景とともに、少年の最後で最高の夏休みがはじまった!誰の心にもある永遠の夏休みを描いた、懐かしくも切ない感動ファンタジー、上巻。
著者自らの修行体験と自伝を通じゾクチェン(大いなる完成)の秘法を初めて公開する。恰好の入門書。
原著編集者の序文
六聯の金剛の詩
第一章 私の誕生、幼年時代、教育そして、いかにして根本ラマに出逢ったか
第二章 ゾクチェンの教えとチベット文化
第三章 いかにして、私のラマだったチャンチェプ・ドルジェが直接的導き入れの真の意味を私に示してくれたか
第四章 ゾクチェンとほかの仏教の教え
第五章 ゾクチェンのラマだったふたりの叔父たちとともに
第六章 土台
第七章 道
第八章 結果
ゾクチェンの三つ組のグループを理解するための鍵
補遺
一 鏡ー覚醒と知恵に関する教誡
二 著者の伝記的スケッチ
三 ロンデの部
注
訳者あとがき
日本軍の政治的陰謀うずまく昭和十年代の旧満州。日蒙二世の若者が、日本人と蒙古人の間に立ち、煩悶しながら激動の地、中国大陸を生き抜いていく。
来るべき地球の変化を知らされ、特別な役割を担っている叡智の伝承者(ウィズダム・キーパー)たち。その一員であるリトル・グランドマザーによる母なる地球(マザーアース)から託された教えと、まもなく訪れる地球大変容の詳細!
トロツキーを建国大学に客員教授として招くという対ソ連牽制策ともいえる奇策を、石原莞爾が打ち出し、辻少佐は招聘実現に向けての特命を受ける。
父娘の愛に泣ける!原作本にはない書き下ろし『レット・イット・ビー』を収録。
【収録内容】
夢に破れ、離ればなれになったバンド仲間。本当の気持ちを伝えられない父と娘。孤独に打ちひしがれた岬カフェの店主。それぞれの人生に優しい光が射し込む感涙の物語──
■第5章 サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
青春時代のバンド仲間と再び演奏することを夢見て、ライブハウスを建てた浩司。しかし、ヴォーカルのショーとの間には、あるわだかまりを残したままだった。いよいよライブ当日、果たしてショーは現れるのか……。
■第6章 レット・イット・ビー
母を亡くし、父と二人暮らしを続ける志帆。父は「早く結婚して家を出ろ」と急かすが、志帆はそれに反発。父の身体には脳梗塞による麻痺があるのだ。互いを想うがゆえに心がすれ違ってしまう父娘の愛の物語。
■第7章 岬の風と波の音
亡き夫を想いつつ、カフェを続け、多くの人々の心を癒やしてきた悦子。しかし、自らの心だけは癒やせずにいた。ある嵐の夜、孤独に耐えかねた悦子は、店を畳もうと決意するが、その翌朝、岬に奇跡が……。
『○○○○○○○○殺人事件』で鮮烈デビューした「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!上木らいちは援交をする高校生で名探偵でもある。殺人現場に残された12枚の遺体のカラーコピー、密室内で腕を切断され殺された教祖、隣人のストーカーによる盲点をつく手口ーー数々の難事件を自由奔放に解決するらいち。その驚くべき秘密が明かされる時、本格ミステリは新たな扉を開く! さらにパワーアップした傑作短編集登場。
紫は移ろいゆくものの色
藍は世界中のジーンズを染めている色
青は海とマニキュアの色
緑は推理小説御用達の色
黄はお金の匂いの色
橙は???の色
赤は上木らいち自身の色
あとがき
解説 深水黎一郎