この物語は西洋絵画史に秘された、画家と裸婦、そして“虹”による絵画譚である。
ヴィクトリア期の魔都・倫敦にて、またはヴェルサイユでの陰謀劇に、そして「万能人」との葛藤の中に、“美”の探究者・ラファエロはは何を観るのか?
2巻は、ラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチというルネッサンス期の大巨匠を始め、ルーベンス、ラ・トゥール、ミレイ、ウォルター・シッカートなど実在の大画家が登場。そして、ルイ15世、ポンパドール女侯爵や、切り裂きジャックという歴史上の有名人まで登場する、絢爛たる絵画譚。
6th stroke:Outlaw2
7th stroke:Ambitious Blossom
8th stroke:Ambitious Blossom2
9th stroke:Genesis of Genesis
10th stroke:Genesis of Genesis2
11th stroke:The First Journey
四季折々の追憶、遠藤周作や須賀敦子らとの日々、そして数々の本との出会いーーレインボーブリッジを見渡せる病床で綴られた随想を短歌とともに贈る珠玉のエッセイ集。以下のメディアで紹介されました
●読売新聞(2020年11月6日付)「詠んで生きる<2>延命より人生の満足度」に、有沢蛍著『虹の生まれるところ』が紹介されました。
●長崎新聞(2020年9月7日付)「『短歌と生きる』歌人 有沢蛍さん」の記事で本書が紹介されました。
目次
1 レインボーブリッジ
1 橙の色
2 春の湖
3 雛の顔
4 四月の旅
5 祈りの薔薇
6 水無月の夢
7 シジフォスの神話
8 月の兎
9 ぶどう園
10 古典の日
11 生まれてバンザイ
2 忘れえぬ人々
12 返されし命
13 春の坂道
14 間違い電話
15 桜ばな
16 木に登ったザアカイ
17 棘のいろいろ
18 希望の光
19 枝豆と罪人
20 天に還ったひばり
21 ぜんぶよろしく
22 クリスマスイブ
3 記憶の図書館から
23 『さざなみのよる』
24 『愛の妖精』
25 『きもの』
26 『すらすら読める徒然草』
27 『青少年のための小説入門』
28 『文学はおいしい。』
29 『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』
30 『宇宙からの帰還』
31 『額田女王』
32 『氷点』
33 『飛ぶ教室』
あとがき
旧満州に設立された満州建国大学。「五族協和」を掲げ、五つの民族の若者達がともに青春を過ごした。満州国崩壊後、卒業生はどのような戦後を送ったのか。その実態に迫るドキュメント。(解説/梯久美子)
やめるならーーそれは一体いつなんだ?
球界を代表するピッチャーとして海を渡り、MLBでも活躍した川井秀人。45歳となった今も、日本の独立リーグ「JMリーグ」でプロとして現役を続けている。人気拡大を目指し、リーグはエクスパンションを決定。川井は新設されるハワイのチームに移籍することに。そこで待っていたのは、かつて「棄てた」一人娘の美利だった。独立リーグを足がかりに、「メジャー」を目指す若い選手やフロント陣の野心。その中で、元一流選手のベテランが「現役プロ」にこだわり続ける意味とはーー。
さらに巻末に、五十歳まで現役プロ投手として活躍した山本昌氏、大の中日ファン&ミステリファンでもある書評家の大矢博子氏、そして著者との鼎談を特別収録。まさに堂場スポーツ小説の真髄となる作品です。
球界を代表するピッチャーとして海を渡り、MLBでも活躍した川井秀人。45歳となった今も、日本の独立リーグで現役を続ける。リーグはエクスパンションを決定。川井はハワイのチームに移籍する。待っていたのは、かつて「棄てた」一人娘の美利だった。独立リーグを足がかりに、「メジャー」を目指す若い選手やフロント陣の野心。その中で、元一流選手が「現役プロ」にこだわり続ける意味とはーー。堂場スポーツ小説の真髄。
二〇二〇年、人工知能と恋愛ができる人気アプリに携わる有能な研究者の工藤は、優秀さゆえに予想できてしまう自らの限界に虚しさを覚えていた。そんな折、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。試作品のモデルに選ばれたのは、カルト的な人気を持つ美貌のゲームクリエイター、水科晴。彼女は六年前、自作した“ゾンビを撃ち殺す”オンラインゲームとドローンを連携させて渋谷を混乱に陥れ、最後には自らを標的にして自殺を遂げていた。
晴について調べるうち、彼女の人格に共鳴し、次第に惹かれていく工藤。やがて彼女に“雨”と呼ばれる恋人がいたことを突き止めるが、何者からか「調査を止めなければ殺す」という脅迫を受ける。晴の遺した未発表のゲームの中に彼女へと迫るヒントを見つけ、人工知能は完成に近づいていくがーー。
炎暑がつづき、江戸が夏の盛りを迎える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は、相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。そんな折り、楊弓場「金的銀的」の朝次の口利きで行方知れずの娘芸人探しをすることに…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十弾。
生まれた時から肉体が維持できず、繭の中で一生暮らす運命──。けれどその繭が形を保てず崩れ始めた…!? 第二王子ステラディアースの生命の危機に、リディルに助けを求めたのは、お付きの騎士ゼプト。「あの方のためなら心臓を差し出しても構わない」と長年、一途に恋い慕い続けてきた男だ。大切な兄を救うため、リディルは愛するグシオンと共に、決死の覚悟で神域である虹の谷を訪れて…!?
1:ドライフラワー
2:うっせぇわ
3:猫
4:虹
5:怪物
妻から離縁の申し立てができる、上州にある縁切寺・満徳寺。今日も事情を抱えた女たちが駆け込んでくるが──。著者初の時代小説!
虹の谷は子どもたちの遊び場所である。この谷でくりひろげられる子どもたちの世界や青春の思い出にひたるアンの姿を描く。小学校上級〜。
外来語を調べる宿題のため、シルクのループ・ホールで、ユッコははじめてラビューランド王国にやってきた。シルクの注意も聞かず、勝手に宮殿の中を歩いていると、男の子が飛びだしてきて言い争いに。イケメンだけど、とっても生意気なその男の子の正体は、な、な、なんとシルクの弟のカシミア王子!?きらめきの「乙女チック」ファンタジー、第三弾。
ガラス工芸作家のルーシーは、思いもよらない出来事で哀しみに暮れていた。あてもなくひとりフライデー・ハーバーを訪れると、その浜辺で犬を散歩に連れたサムと出逢う。サンフアン島でブドウ園を営む、太陽と海の香りが似合うサム。その後も自分を元気づけてくれる彼と心を通わせていくうちに、ルーシーは彼への想いが今まで感じたことのないものだと気づく。しかし自信をなくしている彼女は、その先に進む勇気を出せずにいたー。そんなある日、ルーシーは交通事故に遭ってしまう。足にけがを負い、日常生活を送ることが難しくなってしまったルーシーは、完治するまでのあいだ、サムが兄と姪と3人で暮らす家で過ごすことになって…。NYタイムズ・ベストセラー、“フライデー・ハーバー”シリーズ第2弾!鮮やかに紡ぎ出されるときめきの世界を。
あなたの胸に飛びこみたいのに、
暗い過去が私を尻込みさせる……。
病身の母を抱え困窮するフェイは、意外な報せを受けた。
いまは亡き継父が、彼女に財産を遺していたらしいのだ。
伝えに来たマチェオ・フィオレンティは大企業の経営者で、
相続には、彼の部下として短期間働くことが条件だという。
傲慢だけれど魅惑のオーラを発するこの男性の下で……?
彼をただ見つめるだけでなぜか胸がざわめくというのに。
マチェオは意味ありげに「君が住むのは僕のヴィラだ」と言う。
フェイは気を引きしめた。彼に惹かれてはいけないわ。
だが屋敷で顔を合わせるたび、二人の性的緊張は高まりーー。
人気絶頂、マヤ・ブレイクの新作をお贈りします。謎めいた大富豪マチェオにいざなわれ、遺産相続のためイタリアを訪れたフェイ。彼女は過去の恋愛経験のせいで男性不信に陥っていましたが、完全無欠なマチェオの熱い誘惑には、抗いようもなく……。
斉藤すみ、函館孫作、前田長吉…近代競馬の黎明期を支えた競馬人たちが架けた虹とはー。男装の騎手がいた。悲運の天才騎手がいた。時代に翻弄されるホースマンを描いた競馬歴史小説!!
三重テレビ放送に勤める著者が、取材でハンセン病回復者と出会ってからおよそ20年。ふたつの国立ハンセン病療養所がある長島(岡山県瀬戸内市)を舞台に、入所者の証言、島に架かる橋が果たす役割、入所者の帰郷の現状、市民によるフィールドワーク、元患者家族の人生被害、新型コロナウイルスとハンセン病の関係など、入所者の皆さんとの深い交流を通じて考察した、ハンセン病問題をめぐる“出会いと別れ”の記録。
三重テレビ放送のドキュメンタリー番組でナレーションをつとめた俳優・常盤貴子さんの寄稿を収録。
第一章 大きな存在 〜為さん〜
第二章 療養所の太陽 〜大作さん〜
第三章 特別な病気だった 〜ハンセン病とは〜
第四章 苦難の記憶 〜収容、そして療養所の暮らし〜
コラム1 入所者の言葉と気持ちに報いる(伊東郁乃さん)
第五章 橋を渡ろう 〜人間回復の橋〜
第六章 “さとがえり” 〜県主催の帰郷事業〜
第七章 岡山の島へ 〜療養所フィールドワーク〜
コラム2 入所者との架け橋として奔走(岩脇宏二さん)
第八章 家族の“ハンセン病”
第九章 教訓はいかされたか 〜新型コロナとハンセン病〜
第十章 出かけてみませんか 資料館 〜療養所の歴史と暮らしを知る〜
コラム3 物語を秘めている場所で(鑓屋翔子さん)
第十一章 遺すことば 〜差別なき社会へ〜
寄稿 出会うこと。知ること。 常盤貴子
ハンセン病関連年表
参考文献
番組制作記録
ウムボルトはノモンハンで麗花と再会を果たし、前線にとどまることを決意するが、両親の死の真相を知らされ……。アドベンチャーロマン、堂々完結!
「私は色のない虹を見て歩いてきたように思います。……私が書いてきた作品世界そのものであります」
預言者・石牟礼道子が最晩年の2年間に遺したことば、そこに凝縮された思いが光る
◆俳句とその自句自解、そして水彩画と鉛筆が静かに語りかける◆
【俳句52句(21句に自句自解を付し、31句は単行本未収録)、カラー絵15点】
I 色のない虹 二十一句と自句自解
II 創作ノートより 三十一句
解説 石牟礼道子の俳句とその世界(岩岡中正)
取材ノート 右田和孝
編集後記