日本人の初級韓国語学習者が学習を進めていく中でいかに変化していくのか。学習動機、学習ビリーフ、学習ストラテジーや、学習経験による韓国・韓国人に対するイメージの変化に着目し、実証的に明らかにする。また、学習者自身が認知する変化と統計的分析の結果に相違があることを明らかにした。韓国語に限らず、様々な語学学習が学習者に与える影響を考えるために有益な書。外国語習得研究者、外国語教員にぜひ手に取って頂きたい。
第1章 序論
1.1 はじめに
1.2 外国語学習における態度変容についての先行研究
1.3 方法
1.3.1 調査方法と調査実施期間
1.3.2 調査参加者
1.3.3 分析対象とした調査参加者
1.3.4 調査対象者の韓国語学習状況
1.3.5 質問紙
1.3.6 分析方法
第2章 初級韓国語学習者の学習動機の特徴と学習経験による変化
2.1 序
2.1.1 はじめに
2.1.2 先行研究
2.1.3 質問紙
2.1.4 分析方法
2.2 学習動機調査の結果と考察
2.2.1 努力基準(Criterion Measures
2.2.2 外国語における理想自己(Ideal L2 Self)
2.2.3 外国語における社会的にあるべき自己(Ought–To L2 Self)
2.2.4 親の激励や家族の影響(Parental Encouragement / Family Influence)
2.2.5 実利性(Instrumentality–Promotion)
2.2.6 不利益回避性(Instrumentality–Prevention)
2.2.7 語学学習への自信(Linguistic Self–confidence)
2.2.8 外国語学習への態度(Attitudes Toward Learning L2)
2.2.9 目標言語圏への旅行志向(Travel Orientation)
2.2.10 自国文化が侵害される恐怖(Fear of Assimilation)
2.2.11 自民族中心主義(Ethnocentrism)
2.2.12 外国語への関心(Interest in the Second Language)
2.2.13 外国語使用時の不安(L2 Anxiety)
2.2.14 統合性(Integrativeness)
2.2.15 目標言語圏の文化への関心(Cultural Interest)
2.2.16 目標言語社会への態度(Attitudes Toward L2 Community)
2.2.17 前後期比較と変化調査で明らかになった変化の傾向<
2.2.18 The L2 Motivational Self System 理論の3つの要素による分析
2.3 まとめ
第3章 初級韓国語学習者の学習ビリーフの特徴と学習経験による変化
3.1 序
3.1.1 はじめに
3.1.2 先行研究
3.2 方法
3.2.1 質問紙
3.2.2 分析方法
3.3 結果と考察
3.3.1 言語学習の適性
3.3.2 言語学習の難易度
3.3.3 言語学習の性質
3.3.4 コミュニケーション・ストラテジー
3.3.5 言語学習の動機
3.3.6 前後期比較と変化調査で明らかになった変化の各領域と項目ごとの傾向
3.4 まとめ
第4章 初級韓国語学習者の学習ストラテジーの特徴と学習経験による変化
4.1 序
4.1.1 はじめに
4.1.2 先行研究
4.2 方法
4.2.1 質問紙
4.2.2 分析方法
4.3 学習ストラテジー調査の結果と考察
4.3.1 記憶ストラテジー
4.3.2 認知ストラテジー
4.3.3 補償ストラテジー
4.3.4 メタ認知ストラテジー
4.3.5 情意ストラテジー
4.3.6 社会的ストラテジー
4.3.7 領域ごとの平均値
4.4 まとめ
第5章 結論
5.1 まとめ
5.2 今後の課題
参考文献
あとがき
索引
モノリンガルとバイリンガルが混在する地域における説得の方略にはどのような特徴があるのか。本書では、中央アジアのキルギス共和国を取り上げ、キルギス語、ロシア語の文章において、書き手が主観と客観をどのように配置しているか、どのような立論形式を用い、読み手の信頼を得ようとしているか、古典修辞学の枠組みを用いて分析する。文章における説得行為を通じて、1つの社会の言語使用の実際を論じた、画期的な研究書。
第1章 問題の所在と研究目的
1. 問題の所在と研究目的
2. 本書の構成
第2章 先行研究の検討と本研究における研究課題
1. モノリンガルとバイリンガルが混在する1つの地域社会における言語使用に関する研究
2. キルギスにおける教育と言語の関わりに関する研究
3. 説得を目的とした文章の種類
4. 説得を目的とした文章の比較研究
4.1 「文章構造」に基づく比較研究
4.2 「説得的アピール」に基づく比較研究
5. 先行研究に残された課題と本研究の研究課題
第3章 調査の方法と分析の枠組み
1. 言語選択と使用に関する予備調査
2. 意見文調査の概要
3. 分析の枠組み
3.1 事実と意見の配置に基づく文章構造
3.2 エートスと議論の型
第4章 事実と意見の配置に基づく文章構造
1. 分析方法
2. 分析結果
2.1 キルギス語モノリンガルの事実と意見の配置に基づく文章構造
2.2 ロシア語モノリンガルの事実と意見の配置に基づく文章構造
2.3 キルギス語・ロシア語バイリンガル(キルギス語優位)の事実と意見の配置に基づく文章構造
2.4 キルギス語・ロシア語バイリンガル(ロシア語優位)の事実と意見の配置に基づく文章構造
3. 考察
第5章 エートスと議論の型
1. 分析方法
2. 分析結果
2.1 キルギス語モノリンガルのエートスと議論の型
2.2 ロシア語モノリンガルのエートスと議論の型
2.3 キルギス語・ロシア語バイリンガル(キルギス語優位)のエートスと議論の型
2.4 キルギス語・ロシア語バイリンガル(ロシア語優位)のエートスと議論の型
3. 考察
第6章 総合的考察ー言語政策と言語使用の観点からー
1. 言語政策と説得のストラテジーの関わり
2. 言語使用と説得のストラテジーの関わり
第7章 本研究のまとめと今後の展望
1. 本研究のまとめ
2. 日本語教育への示唆
3. 今後の課題
参考文献
資料1 言語選択・使用に関する予備調査 質問項目一覧
資料2 「意見文【課題】【課題文】」日本語版、キルギス語、ロシア語翻訳版
資料3 キルギス語モノリンガル(KK)意見文データサンプル10編
資料4 ロシア語モノリンガル(RR)意見文データサンプル10編
資料5 キルギス語・ロシア語バイリンガル(キルギス語優位)(KRK)意見文データサンプル10編
資料6 キルギス語・ロシア語バイリンガル(ロシア語優位)(KRR)意見文データサンプル10編
あとがき
索引
学研の漢字ナンクロ誌から、解き応えのある「大きいサイズ」だけを厳選したプレミアムなシリーズ第19弾! スタンダード・しりとり・ホワイト・仕掛け問題などなど…。多種多彩な問題をぎっしりと詰め込みました。巨大なジャンボ問題4問つきの全100問!
動植物を神格化し、自然も神も人も、すべては平等であるーー! アトゥイ(海)、アペ(火)、コロ(支配)、カラ(創造する)、ウク(受取る)・・・・・・。驚くべき自然観察者であるアイヌ。その、名付けの意味、語源、語彙素構成や使用法を丹念に拾いながら、彼らの宇宙観、霊魂観、動植物観を言語学的に分析。認識人類学的アプローチで、”アイヌ文化”を旅します。
本書は1994年から長らく講談社選書メチエの一冊として刊行されてきました。今回、学術文庫に収録するにあたり、補章として「現代に生き続けるアイヌの世界観」を追加しています。
*コ「ロ」、カ「ラ」、ウ「ク」=「 」内字は小文字です
目次
プロローグ
第一章 アイヌの宇宙観
1 モシリ(世界)
2 アイヌ・モシリ(人間の世界)の誕生
3 カムイ・モシリ(神々の世界)
4 ポクナ・モシリ(下方の世界)
5 アイヌの他界観
6 相補二元的宇宙観
第二章 霊魂とカムイ
1 霊魂の観念
2 カムイの概念
3 語彙素構成からみる神性の認識
4 人間的なカムイ像
5 カムイとジェンダー
6 人間との関係
第三章 アイヌの植物命名法
1 植物名が語る認識のプロセス
2 基本名からみる命名のプロセス
3 対照名からみる命名のプロセス
4 類別的認識
5 植物観と神格化
第四章 動物の分類と動物観
1 動物の個別名と包括名
2 個別化の原理
3 類別カテゴリーの外延
4 類別化の原理
5 動物分類と空間分類の連繋
6 動物のシンボリズムと神格化の基盤
第五章 諸民族との比較
1 日本上代における世界観との比較
2 北方諸民族における世界観
3 アイヌの世界観
第六章 世界観の探究ーー認識人類学的アプローチ
1 言語と文化
2 イーミックな観点とエスノ・サイエンス
3 「もの」の名称から認識の体系へ
4 象徴体系としての世界観
5 メタファーとしての動物
6 言語の象徴表現と世界観
7 認識人類学の意義
補章 現代に生き続けるアイヌの世界観
あとがき
学術文庫版あとがき
索引
プロローグ
第一章 アイヌの宇宙観
第二章 霊魂とカムイ
第三章 アイヌの植物命名法
第四章 動物の分類と動物観
第五章 諸民族との比較
第六章 世界観の探究ーー認識人類学的アプローチ
補章 現代に生き続けるアイヌの世界観
あとがき
学術文庫版あとがき
索引
日本語表記はどのように洗練されてきたのか 千年以上の長きに亘り日本の言語文化史の中核であった「いろはうた」。そこに秘められた日本語の歴史を明らかにし、現代語表記の問題点に迫る、刺戟的な日本語論
第1章 以呂波の輪郭
第2章 以呂波の古い姿
第3章 大為尓をめぐる諸問題
第4章 源順と阿女都千
第5章 誦文の成立事情
第6章 『色葉字類抄』の成立
第7章 『下官集』と藤原定家
第8章 『仮名文字遣』以後ーー以呂波仮名づかいの消長
120ページ増でさらに便利になった実用事典の完全改訂版。これ1冊に、最新の介護知識 を凝縮。介護保険制度関連用語を大幅拡充し、新たに335語を収録。ケアマネ資格試験取得と実務に使える介護職必須の一冊です。
●主な特徴と内容
初心者にも引きやすい(五十音順方式を採用)
介護、リハビリ医療、医学、社会福祉、介護保険制度、栄養学、歯学、薬学、心理学、社会学、生物学、物理学、哲学、社会思想、宗教、音楽、言語、一般教養など約4487語収録
●フルカラー人体図16頁
●図解自立法(9頁)
●実務にすぐに使える充実の巻末付録はパワーアップ
・介護保険のあゆみ
・介護保険制度(財源)のしくみ
・介護保険事業と地域支援事業の流れ
・介護保険で利用できるサービス
・居宅サービス利用時の介護報酬等の基本的な流れ
・介護施設・住まいの類型
・介護施設・住まいの根拠法令
・介護関連資格一覧
・季節の暦
・ご当地ソング
・民謡・童謡
・大正・昭和・平成 100年史年表
監修者のことば (三好春樹)
現場のスタッフルームの机の上に
『実用介護事典』は2005年11月に刊行された。日本、いや世界でも初めての本格的な介護の事典は、現場に大好評で迎えられ、何回かの修正の手を入れながら版を重ねてきた。
このたび、高齢社会化のさらなる進行、介護観や方法論の進歩、さらに改変を重ねてきた介護保険制度の定着により相応しい内容が求められていると判断、「改訂新版」を送り出すこととなった。
これまでの内容にすべて目を通し、必要な訂正、追加を行ったのはもちろん、法律、制度に関する用語を中心に335の用語を追加し、116ページもの増頁となった。それぞれの分野で新たな適材を得て執筆していただき、最新の知見が得られたことを喜んでいる。
本書が研究室や書斎ではなく、現場のスタッフルームの机の上に置かれ、生活のにおいが染みつ使い方をされることを願っている。
■じつは日本語は面白い!
日本語は本当はいやらしい
日本語や漢字にまつわる、思わず誰かに教えたくなる話、知っているようで知らない話を112本収録!
普段なにげなくつかっている言葉の「意外なルーツ」や「正しい使い方」がわかる!!
・「刃」の点は何を意味する?
・「下手の横好き」の横とは?
・「也」は女性器をかたどったもの?
数式での記述を最低限におさえ、事例の解説から、サンプルサイズ決定のしくみが理解できるようにした。データをとりはじめる前に目を通しておきたい1冊。卒論から学術論文まで、すべての研究に通じる基本が身につく。
第1章 心理学研究におけるサンプルサイズ(村井潤一郎・橋本貴充)
第2章 検定力分析に基づくサンプルサイズ設計(杉澤武俊)
第3章 信頼区間に基づくサンプルサイズ設計(石井秀宗)
第4章 認知心理学研究におけるサンプルサイズ設計(井関龍太)
第5章 臨床心理学研究におけるサンプルサイズ設計(国里愛彦)
第6章 社会心理学研究におけるサンプルサイズ設計(山内香奈)
第7章 発達心理学・教育心理学研究におけるサンプルサイズ設計(宇佐美慧)
付 章 Rについて(村井潤一郎・橋本貴充)
『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』--ふたつの作品には論理学者だった作者ルイス・キャロルがちりばめた知的お遊びがいっぱい。子ども向けのおとぎ話をよそおいながら、立派な教訓などは出てこない。論理といっても屁理屈といってもいいけれど、作者がしかけた知的遊戯を、さらに徹底的に論理的に考えてみると……。アリスと分析哲学と、一冊で二度おいしい哲学書。もしかして作者は映画や絵本よりこっち寄りだった!?
不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を書いたルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン、1832-1898)は、オックスフォード大学の論理学の教師だった。ふたつのお話は、オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジの学監ヘンリー・リドルの娘アリスにせがまれてした即興話をもとにしたと言われる。その意味では子ども向けであるが、論理学専攻だけに、話はきわめて理屈っぽい。この理屈は、しばしば、現代哲学の議論に援用される。
そこで本書では、「アリス」の面白い部分を著者が新訳し、そこから分析哲学を展開する。
白の女王様は言います。
「ジャムは明日、ジャムは昨日、が原則なので、今日はあげられないのよ」
木曜日が水曜日になることはない。今日は昨日ではない。でも、昨日は、一日前は今日だった。これはどういうこと?
というところから、原作の時間論について考え、さらに時間を分析哲学する。そんな趣向の、明るく楽しい哲学書です。
アリスは言う。「私は、思っていることは、言ってる。少なくとも、言っていることは思っているわ」
帽子屋が言う。「それって『食べるのものは見える』は、『見えるものは食べる』と同じだと言っているようなものだ」
三月ウサギ。「それって、『手に入れるものは好きだ』は、『好きなものは手に入れる』と同じことだって言っているようなものだ」……。
ここから始まるのは、すなわち、「逆はかならずしも真ならず」についての分析哲学、という具合。
時間、同一性、実体、無と空など、アリスからひろがる哲学世界をたのしんでください。
『アリス』は映画になっても面白いし、絵本の世界もまた魅力的だ。
でも、『アリス』を読んでテツガクを楽しむなら、
この一冊です!
第0章 不思議の国と鏡の国の物語
第1章 ジャムは今日じゃない
第2章 言葉遣いが荒い卵
第3章 名前と名前の呼び方
第4章 お茶会の礼儀
第5章 首に関する三つ巴の議論
第6章 不可能を信じるのは朝飯前
第7章 これ全部、誰かの夢
第8章 現実からの離脱
第9章 二人の自分
第10章 ごっこ遊び
第11章 変わっても同じ
第12章 にやにや笑って消える猫
第13章 名前がなくなる森
第14章 無と空
■じつは日本語は面白い!
日本語はいやらしい
日本語や漢字にまつわる、思わず誰かに教えたくなる雑学、知っているようで知らない話を91本収録!
普段なにげなくつかっている言葉の「意外なルーツ」や「正しい使い方」がわかる!!
・「民」の語源は恐ろしい!?
・「十個」は「じっこ」?「じゅっこ」?
・日本最古の字は「まら」だった?
1994年の大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞前後に行われた全対話三篇を集成。小説と批評の両面から日本文学界を牽引してきた二人が、文学、思想、言語、日本と日本人について、縦横無尽に語り合う。柄谷氏の書き下ろし序文と年譜を付す。
「人間の文化は遊びにおいて、遊びとして、成立し、発展した」。歴史学、民族学、そして言語学を綜合した独自の研究は、人間活動の本質が遊びであり、文化の根源には遊びがあることを看破、さらに功利的行為が遊戯的行為を圧する近代社会の危うさに警鐘を鳴らす。「遊びの相の下に」人類の歴史の再構築を試みた不朽の古典をオランダ語版全集から完訳。
[本書の内容]
まえがきーー導入
第一章 文化現象としての遊びの性格と意味
第二章 言語における遊びの概念の構想とその表現
第三章 文化を創造する機能としての遊びと競い合い
第四章 遊びと裁判
第五章 遊びと戦争
第六章 遊びと知識
第七章 遊びと詩
第八章 形象化の機能
第九章 哲学のもつ遊びの形式
第一〇章 芸術のもつ遊びの形式
第一一章 「遊びの相の下に」立つ文明と時代
第一二章 現代文化のもつ遊びの要素
原 注
解 説
原本あとがき
学術文庫版あとがき
まえがきーー導入
第一章 文化現象としての遊びの性格と意味
第二章 言語における遊びの概念の構想とその表現
第三章 文化を創造する機能としての遊びと競い合い
第四章 遊びと裁判
第五章 遊びと戦争
第六章 遊びと知識
第七章 遊びと詩
第八章 形象化の機能
第九章 哲学のもつ遊びの形式
第一〇章 芸術のもつ遊びの形式
第一一章 「遊びの相の下に」立つ文明と時代
第一二章 現代文化のもつ遊びの要素
原 注
解 説
原本あとがき
学術文庫版あとがき
目と芽、鼻と花、歯と葉、身と実。身体と事物とのあいだに語の共通性があるのはなぜなのか。また、幼児が最初期に発する p 音、 m 音 などが世界的に同じように見られるのはなぜか。古代語における二音節動詞の語尾「ふ」「ぶ」「む」などが持っていた原初的意味を分析する一方、語頭音となっている「あいうえお」などの五十音が身体の部位・生理に由来することを解明し、コトバの発生と世界分節の起源を探る。
第一章 コトバ分析への道
第二章 太古的身体、コトバ、外界
第三章 二音節動詞語尾の分析
第四章 語頭音の意味とくに身体性
第五章 コトバの起源
第六章 「コトバと心」の発達
ベイズ統計を支えるMCMCをやさしく丁寧に!
マルコフ連鎖モンテカルロ法(MCMC)が驚くほど真面目によくわかる! 理解を助けるためのR言語のコードや章末の練習問題が充実! モンテカルロ法の感覚を養ってもらうために「乱数の生成」を第2章で解説した。また,入門向けを標榜しながらも,後半の第4章以降では,和書で情報を得ることが難しい「エルゴード性」について踏み込んだ。
【主な内容】
1章 序論
2章 乱数
3章 積分法
4章 マルコフ連鎖
5章 ギフスサンプリング
6章 メトロポリス・ヘイスティングス法
【「巻頭言」より抜粋】
文部科学省は「数理及びデータサイエンスに係る教育強化拠点」6 大学(北海道大学、東京大学、滋賀大学、京都大学、大阪大学、九州大学)を選定し、拠点校は「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」を設立して、全国の大学に向けたデータサイエンス教育の指針や教育コンテンツの作成をおこなっています。
本シリーズは、コンソーシアムのカリキュラム分科会が作成したデータサイエンスに関するスキルセットに準拠した標準的な教科書シリーズを目指して編集されました。またコンソーシアムの教材分科会委員の先生方には各巻の原稿を読んでいただき、貴重なコメントをいただきました。
データサイエンスは、従来からの統計学とデータサイエンスに必要な情報学の二つの分野を基礎としますが、データサイエンスの教育のためには、データという共通点からこれらの二つの分野を融合的に扱うことが必要です。この点で本シリーズは、これまでの統計学やコンピュータ科学の個々の教科書とは性格を異にしており、ビッグデータの時代にふさわしい内容を提供します。本シリーズが全国の大学で活用されることを期待いたします。
ーー編集委員長 竹村彰通(滋賀大学データサイエンス学部学部長、教授)
【推薦の言葉】
データサイエンスの教育の場や実践の場で利用されることを強く意識して、動機付け、題材選び、説明の仕方、例題選びが工夫されており、従来の教科書とは異なりデータサイエンス向けの入門書となっている。
ーー北川源四郎(東京大学特任教授、元統計数理研究所所長)
国を挙げて先端IT人材の育成を迅速に進める必要があり、本シリーズはまさにこの目的に合致しています。本シリーズが、初学者にとって信頼できる案内人となることを期待します。
ーー杉山将(理化学研究所革新知能統合研究センターセンター長、東京大学教授)
日本の知の結晶ともいうべき折口信夫。文学、民俗学のみならず、その広大なる表現領域は他の者を圧巻し、全貌を掴むことが不可能とされてきた。そこに、切り込んだ安藤礼二の『折口信夫』。この本を読めば折口の全体像がわかり、この本を読まずして折口を語るなかれと、後世の評価を受けることは確実である。起源・言語・古代・祝祭・乞食・天皇・神・宇宙と題された章──これを追うだけで心が打ち震えるではないか。
日本の知の結晶ともいうべき折口信夫。文学、民俗学のみならず、その広大なる表現領域は他の者を圧巻し、全貌を掴むことが不可能とされてきた。
そこに、切り込んだ安藤礼二の『折口信夫』。この本を読めば折口の全体像がわかり、この本を読まずして折口を語るなかれと、後世の評価を受けることは確実である。
起源・言語・古代・祝祭・乞食・天皇・神・宇宙と題された章の数々──これを追うだけで心が打ち震えるではないか。
さらには、折口とアイヌや台湾を論じた列島論、西脇順三郎、井筒俊彦、平田篤胤と折口を研究した詩語論をも付記した世界に冠たる大著である。
はじめに
第一章 起 源
第二章 言 語
第三章 古 代
第四章 祝 祭
第五章 乞 食
第六章 天 皇
第七章 神
第八章 宇 宙
列島論
詩語論
後記 生命の劇場
初出誌一覧と謝辞
大人気作品「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者による、唯一の公式解説本が誕生!
野田サトル先生の描き下ろし漫画も収録!!
2018年に手塚治虫文化賞で大賞を受賞し、アニメ化も果たした「ゴールデンカムイ」。
同作をきっかけにアイヌ文化への興味を抱いたという方も少なくないはずだ。
本書はそんな人気作品のアイヌ語監修者が、漫画の名場面をふんだんに引用しながら解説を行った、アイヌ文化への最高の入門書である。
「アシリパたちの名前はどのように決まったのか」「話題の『オソマ』と『チタタプ』にまつわる裏話とは?」
「ヒンナの正確な意味と、本来の使い方」など、原作ファンならば漫画が100倍面白くなる知識満載!
もちろん、「ゴールデンカムイ」を知らない方にも楽しめるように書かれた新書となっている。
原作者・野田サトル先生によるオリジナル描き下ろし漫画も掲載!
【本書の主な内容】
・「カムイ」とはそもそも何なのか?
・世にも恐ろしい魔物たちの伝説
・家庭で作れるアイヌ料理
・アイヌは子どもの名前をどのように決めるのか
・『ドラゴンボール』そっくり!? アイヌの英雄物語「ユカラ」徹底解説
・超特急! アイヌ語入門
・「ゴールデンカムイ」 あの名シーンの背景
・アイヌ語監修の仕事と創作の裏話 ほか
【目次】
序章 アイヌ文化に人々を惹きつける「ゴールデンカムイ」の魅力
第一章 カムイとアイヌ
第二章 アイヌの先祖はどこから来たか?
第三章 言葉は力
コラム1 小樽から見た「ゴールデンカムイ」 (寄稿:石川直章・小樽市総合博物館館長)
第四章 物語は知恵と歴史の宝箱
第五章 信仰と伝説の世界
野田サトル先生描き下ろし オリジナル漫画
第六章 「ゴールデンカムイ」のグルメワールド
コラム2 黄金の民・アイヌ (寄稿:瀬川拓郎・札幌大学教授)
第七章 「ゴールデンカムイ」名シーンの背景
第八章 アシリパたちの言葉 アイヌ語とは
終章 アイヌ語監修というのは何をやっているのか?
「ゴールデンカムイ」をより楽しむためのブックガイド
【著者略歴】
中川裕(なかがわひろし)
1955年神奈川県生まれ。千葉大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科言語学修士課程修了。
1995年、『アイヌ語千歳方言辞典』(草風館)を中心としたアイヌ語・アイヌ文化の研究により金田一京助博士記念賞を受賞。
野田サトル氏による漫画「ゴールデンカムイ」では連載開始時からアイヌ語監修を務める。
著書は『アイヌの物語世界』(平凡社ライブラリー)、『語り合うことばの力』(岩波書店)など多数。
リュシアン・フェーヴルとともに「アナール派」を創始した歴史学者マルク・ブロック(1886-1944年)による最良の歴史入門。ソシュールの愛弟子アントワーヌ・メイエによる比較言語学の原理に依拠しながら、歴史において「比較」を行うことの意義と問題点が豊富な具体例とともに炙り出される。講演記録であるために読みやすく、容易に読み通せる簡潔さをそなえながら、本質的な問いに切り込んでいく稀有な書物。
本書は、リュシアン・フェーヴル(1878-1956年)とともに『社会経済史年報』誌を創刊し、今日に至るまで歴史学の最前線を担ってきた「アナール派」の創始者であるフランスの歴史家マルク・ブロック(1886-1944年)が1928年にオスロの国際歴史学会で行った講演の記録である。
ここでは、ブロック自身が歴史学の将来がかかっていると言う「比較」の方法をめぐる考察がなされる。講演ゆえの読みやすさ、容易に読み通せる簡潔さをそなえつつ、歴史に「比較」という視点を持ち込むことの意義と問題点が明確に打ち出されていく。
ブロックが拠り所とするのは、言語学者アントワーヌ・メイエ(1866-1936年)の見解である。複数の言語を比較することで共通性と差異を見出し、一般法則を導き出していく比較言語学の原理に依拠しつつ、ブロックは比較の方法について「射程の長い比較の方法」と「視野においてより限定されたタイプ」の区別を設け、前者は普遍的な法則を抽出するために、後者は歴史的な指標を獲得するために用いられると主張する。この主張を裏づけるために、具体的な事例をまじえながら展開される本書の議論は、それ自体として実に面白く、刺激的なものになっている。
本書は歴史に関心をもつあらゆる人にとって、なぜ歴史を知るのか、そして歴史から何を知るのか、という根本的な問いを考えさせてくれる最善の歴史入門と呼びうる1冊である。訳文に全面的な改訂を施し、訳者による新稿をも加えた待望の文庫版、ついに登場!
比較史の方法
原 注
訳者解説
訳者あとがき
学術文庫版への付記
“四歳の私は、世界には二つのことばがあると思っていた。
ひとつは、おうちの中だけで喋ることば。
もうひとつが、おうちの外でも通じることば。"
台湾人の母と日本人の父の間に生まれ、幼いころから日本で育った琴子は、大学生になって、中国語(普通語)を勉強するため留学を決意する。そして上海の語学学校で、同じく台湾×日本のハーフである嘉玲、両親ともに中国人で日本で生まれ育った舜哉と出会う。
「母語」とはなにか、「国境」とはなにか、三人はそれぞれ悩みながら友情を深めていくがーー。
日本、台湾、中国という三つの国の間で、自らのアイデンティティを探し求める若者たちの姿を鮮やかに描き出す青春小説。第157回芥川龍之介賞候補作。
累計200万部突破、清水建二の最新刊! イディオムを覚えれば理解力が飛躍的にアップ! 語源とイラストで覚えるから記憶に焼きつく!
英語学習は「単語」「句動詞」「イディオム」この3点をしっかり習得することで、英語のレベルが
飛躍的にあがります。
本書はこの「イディオム」についてしっかり学べます!
◆364のイディオムに関連語などを足して約500のイディオム掲載!
◆これ1冊で約500のイディオムがすっと頭に入ってくる!
◆記憶に焼きつく理由は、語源とイラスト! 丸暗記ではなく、語源を知り、関連イラストを見て、多方面から記憶にアプローチすることで、覚えられる!!
◆イディオムを覚えれば、会話や文章の理解力が飛躍的にアップ↑
◆一つ一つの単語はほとんど中学で学習したものばかり!
◆本書の構成
be tied up ☆ネイティブにもチェックしてもらい、使える英語をピックアップ
縛られる(☆そのままの意味)⇒ 手がふさがっている、忙しい(☆本当の意味)
「縛り上げられる」が原義で、両手を縛られていて何もできない状態から「忙しい」という意味でつかわれる表現です。ネイティブは職場でよく使います。☆語源や関連語などをここで説明
☆さらに例文を紹介し、具体的な使い方もわかる!
Can you make it to the movie on Friday? (金曜日、映画に行かれそう?)
No,sorry. I'm tied up that evening.(ごめん、その夜は忙しいんだ)