一、四〇〇年前の古典『雷公薬対』(徐之才著)の伝統を受け継ぎ、名老中医・施今墨が現代的にアレンジした二味配合法。歴代の経験と自身の臨床経験から得られた貴重な組み合わせを示す。約二九〇対の「対薬」の組成、単味の効能、配合効果、適応症、常用量、臨床応用を記載。
同著者による教科書 『熱統計力学』(ISBN 978-4-7853-2060-7)を基礎に、例題、演習問題などを通じて熱統計力学のさらなる学習が図られている演習書である。基礎的事項の復習だけではなく、それらの発展事項も数多くとり上げた。
1.熱力学第一法則
基礎事項
1.1 温度と熱
1.2 状態量と状態方程式
1.3 内部エネルギー
1.4 熱力学第一法則
1.5 第一法則の応用
1.6 断熱変化
1.7 カルノーサイクル
例題/演習問題/問題解答
2.熱力学第二法則
基礎事項
2.1 可逆過程と不可逆過程
2.2 クラウジウスの原理とトムソンの原理
2.3 可逆サイクルと不可逆サイクル
2.4 クラウジウスの不等式
2.5 エントロピー
2.6 第二法則の応用
2.7 各種の熱力学関数
2.8 化学ポテンシャル
例題/演習問題/問題解答
3.分子運動論
基礎事項
3.1 気体分子の速度分布
3.2 気体の圧力
3.3 マクスウェルの速度分布則
3.4 各種の平均値
3.5 理想気体の内部エネルギー
3.6 位相空間における分布関数
3.7 ボルツマン方程式
3.8 ボルツマン方程式の応用
例題/演習問題/問題解答
4.熱平衡系の古典統計力学
基礎事項
4.1 ほとんど独立な粒子の集団
4.2 位相空間
4.3 エルゴード仮説
4.4 最大確率の分布
4.5 マクスウェルーボルツマン分布
4.6 分配関数
4.7 ボルツマンの原理
例題/演習問題/問題解答
5.古典統計力学の応用
基礎事項
5.1 単原子分子の理想気体
5.2 固体の比熱
5.3 極性気体
5.4 極性分子のハミルトニアン
5.5 極性気体の分極
5.6 極性気体の比誘電率
5.7 2原子分子の理想気体
5.8 イジング模型
例題/演習問題/問題解答
6.正準集団と大正準集団
基礎事項
6.1 正準集団
6.2 分配関数
6.3 大正準集団
6.4 大分配関数
6.5 分配関数と大分配関数
6.6 粒子数のゆらぎ
例題/演習問題/問題解答
7.熱平衡系の量子統計力学
基礎事項
7.1 スピンと量子統計
7.2 ボース分布とフェルミ分布
7.3 正準集団
7.4 大正準集団
7.5 分子の内部自由度
7.6 分子の振動と回転
7.7 パラ水素とオルト水素
例題/演習問題/問題解答
8.理想フェルミ気体
基礎事項
8.1 フェルミ分布関数
8.2 絶対零度におけるフェルミ分布
8.3 フェルミ温度とフェルミ統計
8.4 粒子数,エネルギーの表式
8.5 フェルミ分布関数を含む積分
8.6 電子比熱
8.7 熱電子放出
例題/演習問題/問題解答
9.理想ボース気体
基礎事項
9.1 デバイ模型
9.2 フォノンとデバイ温度
9.3 デバイの比熱式
9.4 ボース凝縮
9.5 T <Tc の理想ボース気体
9.6 メラン変換の応用
例題/演習問題/問題解答
二級建築士テキストの決定版!
二級建築士の試験は出題範囲が広く、受験者にとって各学科の要点を無駄のない方法で効率良く学習できるテキストが望まれています。そこで、合格のために必要な知識を簡潔にまとめ、最近の問題を取り入れた「テキスト+問題集型」のテキストとして発行するものです。
1章 建築史
2章 計画原論
3章 計画各論
4章 建築設備
5章 省エネルギー・環境
化学分析の基礎的原理と、化学分析を行う際の共通的な事項について、分析操作の流れに沿って、より詳しく具体的に編集。
教職課程で理科教育(物理学)を学ぶ学生に向けた一冊。高等学校段階の物理学の基本を効率的に網羅し、物理学未履修学生や履修したが十分理解できていない学生にとっても取り組みやすいものとなるように構成。
教壇に立ったときを意識した教育的助言を側注に配置し、専門的余談やコラムなども盛り込んだ新しいタイプの物理学教科書です。
(初版2001年10月31日)有限要素法の基本的な考え方を解説するとともに,連続体力学が対象とする構造解析,流体解析,熱流体およびそれらの連成問題を系統的に扱い,Javaプログラムによる具体的な手法を解説する.
【目次】
第1章 連続体力学
第2章 弾性ねじりの解析
第3章 熱伝導の解析
第4章 粘性流の解析
第5章 自然対流の解析
第6章 運動物体まわりの粘性流の解析
化学は物質を扱う学問であり、一般市民としても身につけておくべき大切な科目である。その中に大きな2つの柱があり、ひとつは物質を構成する原子や分子に注目し、実験結果を理論的に考察して解明するもの、もうひとつは社会の多様なニーズに適合する新しい物質を創成し、その性質を詳しく調べるものである。本書は、前者の中心となっている物理化学に焦点を紋り、その基本となる知識と考え方をまとめた教科書である。
数式が明かす宇宙の豊かな秘密。万有引力、マクスウェル方程式から、相対性理論、超弦理論まで、明快にして美しくもある方程式の数々-。それは、自然界の仕組み・法則を解明しようとした知性の結晶に他ならない。無機的と見られがちな数式に潜む豊かで深遠な宇宙の法則を、エピソードをまじえて簡潔に語る、早わかり現代物理学入門。
1. 結晶の並進対称性:固体物理学における一般的な概念
2. 結晶中の電子波
3. 周期的媒質中の弾性波伝播,フォノン,結晶の熱的性質
4. 金属における電気伝導
5. 結晶の熱的性質に対する電子の寄与
6. 半導体における電気伝導
7. 仕事関数と諸現象
8. 光と金属および誘電体の相互作用
9. 光と半導体の相互作用
10. 電子系における協同現象:超伝導
11. 電子系における協同現象:強磁性
12. 協同現象としての強誘電性
13. 電子系における種々の協同現象
基礎と応用および理論と実験の両面から、現代固体物理学の立体像をバランスよく書いた好評テキストの改訂新版。前半で化学結合・結晶構造など伝統的な1電子近似の固体論を体系的に記述し、後半では近年特に発展の著しい磁性や超伝導および半導体物理等の分野が詳しく解説されている。
この原書4版は,GMR,磁気異方性,メタマテリアルの物理,ナノ構造中の量子輸送,ナノ構造作製技術など新しい内容が追加され、より充実した内容となっている.
第1章 固体における化学結合
第2章 固体の構造
第3章 周期構造からの回折
第4章 結晶中の原子の動力学
第5章 熱的性質
第6章 固体中の「自由」電子
第7章 固体の電子バンド構造
第8章 磁性
第9章 電子の運動と輸送現象
第10章 超電導
第11章 物質の誘電的性質
第12章 半導体
子どもの頃の夢は「虫博士」。長じて「昆虫記者」となった天野和利が、奥本大三郎氏や養老孟司氏、女性昆虫愛好家らに体当たり取材。仲間たちとディープな昆虫の世界を探訪し、家庭崩壊の危機にさらされながらも海外“虫”旅行を楽しむ。
最高の音で楽しむために!
レーザ加工の実作業に取り組む上で身につけるべき知識を体系的にまとめている。
身のまわりにあふれる「化学」にワクワクしたい人のための入門テキスト。ヒトの体や食べ物、ファッションや料理、住環境からグローバルな地球環境問題まで、知れば知るほどもっと学びたくなる化学の話題を満載。大学生だけでなく高校生や一般社会人も、化学のセンスがみがかれ生活が輝きだすことうけ合いの一冊。
1.地球の化学
2.水の化学 -化学結合の役割ー
3.生き物と化学
4.文明や歴史の記録と化学
5.調理と空調の化学 -熱とエネルギーー
6.食品と農業の化学
7.電気エネルギーの化学
8.おしゃれの化学
9.「キレイ」の化学
10.健康と化学
11.毒と化学
12.環境問題の化学
本書は薬学の基礎科目の一つとしての物理化学を学ぼうとしている学生のための教科書で、物理化学全般に関する入門書ではなく、あくまでも薬剤師として修得しておかなければならない限られた範囲の限られた内容とした。また、各章末ごとに国家試験問題などを例題的に収載し、その詳細な解答を載せて学生の自主的学習意欲の高揚に努めた。