本書は、中小企業論を学ぶ人のための入門書です。中小企業経営、中小企業政策、中小商業、中小工業を専門とする4人の執筆者による一貫性をもった教科書です。多様で多面的な中小企業がどのような存在であるかを、多くの事例を通して具体的にイメージしてもらうことを念頭に書かれています。
本書では炭素材料、特に黒鉛と同じ炭素原子の六角網面を基本構造とした炭素材料およびそれらを評価するための基本的な評価技術のいくつかについて解説する。
理論と実証の両面から分析。「制度」「調整」「補完性」および「階層性」-資本主義の現代像を問う。広く政治経済学的視点から現代資本主義の構造と動態についての分析を踏まえて、高度成長からポスト・バブルの今日までの日本経済の変容を浮き彫りにする。
「エメラルドの首飾り」にたとえられる赤道下の島々が発信する2億人の鼓動。政治に、若者文化に、スポーツに、この国のあふれるばかりの活力を紹介する。
都会では多くの建設工事がなされているが、それに先だって埋蔵文化財の調査が行われる。開発の少ない山村では、埋蔵文化財の調査もほとんど行われない。地下に埋もれている文化にさえこれだけ注目が払われているのに、今まさに消えようとする、生きている山村の文化には、注意が払われていないのである。こうした現状に立つとき、山村の果たした歴史的な役割を明らかにすることは大きな意味を持つ。山地に存在する集落に生きた人々から何が見えてくるのかを探る。
国や企業による独占から、種子の多様性を守る!タネの保存に取り組む、地域事例を紹介。
法律の最新事情と、現場からみえる問題点を解説。
地域興し運動では地元のイニシアチブが重要であるが、同時に外部者の関わり具合が成否の鍵となる。外部者が積極的に関わった各地の運動で、その成果はどう現れたのか。
ガラパゴス諸島、マダガスカル島、イースター島……。大陸にはない独自の進化・発展をとげた島を写真とともに紹介。地球の魅力が満載。
こんなにも豊かな地球。多様な生き物たち。かけがえのない生命が、いま危機に瀕している。
普段、何気なく見過ごしている身近な雑草や植木。人間が自分に都合よく取り扱っているこれらの植物もみな生きています。私たち人間は、植物も含めた大きな生態系の中に生きているのです。生物多様性が失われつつあるいま、私たちも自然への関わり方、ライフスタイルを含めた生きかたを考え直す曲がり角にきています。 本書は、植物を語り手として、植物の立場から、植物の世界を描いたものです。長年にわたる植物観察を通して見えてきた、植物の生きかた、生態、多様性、人間との関わりなどを丁寧に解説しています。人間が自分勝手に扱っている植物との関わりが、いかに生態系を脅かしているか、考えさせられる書です。
滝川クリステルさんが、初出版として、生物多様性を解説する写真集+対談集。ボルネオ熱帯雨林での撮り下ろし写真と、木村秋則さん、さかなクン、生物多様性条約事務局長アフメド・ジョグラフ博士らとの対談で構成
糖鎖を蛍光で標識し解析する手法として、世界ではじめて編者らが開発したピリジルアミノ化法の原理と特徴を詳説する。
【本書の内容】
1 糖鎖の構造決定
2 ピリジルアミノ化法の原理
3 ピリジルアミノ化法による特徴的な糖鎖解析
4 ピリジルアミノ化を用いた糖鎖解析
加齢による変化は自分でマネージできる?サクセスフルエイジングの到達点英知とは?進化や脳科学と呼応する発達の見かたとは?知能から認知、経験知までー心理学の枠を越えた探究。
まえがき
概観 世界の言語
第1部 言語類型論の基本
1 類型論と普遍性ーー導入
2 類型論小史
3 方法と説明の問題
4 基本的なカテゴリー
第2部 語順の類型論
5 構成要素順序の普遍性
6 基本的な構成要素順序の決定
第3部 形態論的類型論
7 形態素
8 形態論的類型論
第4部 名詞句の関係的・意味的性質
9 格と一致の体系
10 有生性,定性,性
11 結合価
第5部 動詞カテゴリー
12 テンスとアスペクト
13 ムードと否定
14 言語行為の形態・統語論
第6部 複文
15 従位接続
16 等位接続と連位接続
語釈で使用した用語の一覧
参考文献
訳者あとがき
言語索引
事項・人名索引
金属の関与する化学は元素別に捉えられる傾向にあったが、本書では全元素の化学という立場で有機金属化学を理解できるよう配慮し、基礎的事項のエッセンスをまとめた。
後半では工業的に利用されている触媒反応のいくつかを取り上げ、その詳細を解説するとともに、最新の話題も紹介する。
1.有機金属錯体の化学結合
2.有機金属錯体の合成,構造,命名
3.有機遷移金属錯体の基本的反応
4.錯体触媒を用いる工業触媒反応
5.錯体(有機金属)触媒を用いる合成反応
6.不斉触媒反応と錯体触媒