本書のはがき絵は、全般的に絵を主体に仕上げています。全体にはあまり強い筆勢、デフォルメ(誇張、変形)した絵柄や抽象的な表現は避け、同じモチーフを色に変化をつけて線描法(勾勒法)と付立法(没骨法)とに描き分けました。
ゲーム内で《上位喰い》の異名を持つ少年は、観月夢亜という可憐な少女と出会うが、彼女は廃ゲーマーでぼっちな残念系美少女だった。ゲーマーな二人の楽しく、切ない、ファンタジーMMORPG&学園ストーリー。
自然な風合いや色が楽しめると人気だった前作「はじめてのナチュラルドライフラワー」。第2弾となる今回は、前作よりも材料を少なめに、より簡単に初心者も作れる四季をテーマに季節感あふれる作り方を紹介
一緒に桜を見に行かないか、と久しぶりに会う彼は言った。
照り付ける日差しのなか、一緒に暮らそうと君に告げるーー
立春、雨水、啓蟄など、一年を二十四の季節で分ける、二十四節気。
大崎梢、大島真寿美、西加奈子、藤谷治ほか、旬の作家たちが
細やかに移ろう季節のドラマを綴る、珠玉のアンソロジー春夏篇。
いきなり文庫で登場!
県立岡山A高校に入学した杉本香織は、読書が好きで、孤独が好きで、空想と妄想が得意な十六歳。隣のクラスの間宮優美から、ある日、演劇部に誘われる。チェーホフの『かもめ』をアレンジすることが決まっているという。思いがけずその脚本を任されることになった香織は、六人の仲間たちとともに突き進んでゆくー。少女たちのむき出しの喜怒哀楽を、彫り深く、端正な筆致で綴った、著者渾身の書き下ろし長篇小説。
この本は、近場をふらりと出かけた旅で見かけた、小さな自然や街風景や人との出会いのささやかな記録です。それぞれの地で感じたこと、考えたことをしたためた文章と、メモするように撮った写真を収録しています。さらに、街角を写した「まちさんぽ」コラムを加えて構成しました。
第1章 春の旅
まちさんぽ 変わる街、変わらない街
第2章 夏の旅
まちさんぽ 行きつ戻りつそぞろ歩き
第3章 秋の旅
まちさんぽ 東京ぶらりぶらり
第4章 冬の旅
牧師の娘フローレンスは、病みあがりの母を世話するため、
少し前に病院をやめた。ところが家計はたちまち逼迫し、
いまは高名な外科医フィッツギボンのもとで働いている。
そっけなくて、仕事の話以外しようとしないけれど、
堅物の彼のことが、フローレンスは気になって仕方がない。
結婚を前提に交際している女性がいるという噂まであるのにーー
なるべくよそよそしくしていたら、ある日、食事に誘われる。
はい、先生……と、高鳴る胸を押さえて言うと、彼の口から、
「先生と呼ぶのをやめてくれないか」と笑いがこぼれた。
この一冊には毎月の持つ季節感が良く見え、良く判ります。子どもたちと一緒に愉しめる絵で見る京都の季節巡りです。
新芽を広げ、花を咲かせ、実をつける。植物の季節的な現象(フェノロジー現象)は魅力的であるが、日常生活における風景としか捉えられないことが多い。 しかしながら、その現象は、じつに豊かで複雑で、面白さにあふれている。
本書は、そんな植物のフェノロジー(特に、開花フェノロジー)に着目した初めての和書である。植物生態学・分類学の専門家で、国立科学博物館の現役キュレーターである著者が、写真や図を豊富に用いて、過去の研究、野外調査や仕事の様子を紹介しながら、前提知識なしでも理解できるよう易しく解説する。
本書は、「卒論提出3か月前テーマ変更事件」が発生したところから始まる。読者に語りかけながら話は進んでいき、随所に散りばめられたこのようなエピソードから、著者の人柄が伝わってくるような構成となっている。
フェノロジーは近年、地球温暖化との関連からも、国際的に注目されているトピックである。フェノロジーに興味のある方はもちろん、植物学全般に興味をもつ方にも広く薦められる書籍である。
1 植物のフェノロジー
1.1 私とフェノロジー研究の出会い
1.2 フェノロジーとは
1.3 植物の様々なフェノロジー
2 いつ花を咲かせるのか?
2.1 植物が作る四季?
2.2 花の季節
2.3 フェノロジーの段階
2.4 樹木と草で違う?
2.5 「定量的に比較する」とは
3 植物の種多様性を知る
3.1 東南アジア研究のきっかけ
3.2 ベルトトランセクト法
3.3 熱帯植物調査の壁
3.4 分類学との出会い
3.5 未記載種か否か
3.6 調査地への恩返し
4 ところかわれば花かわる
4.1 未知のフェノロジー記述に挑む
4.2 ベトナムの熱帯山地林のフェノロジー
4.3 種間で同調する?
4.4 フェノロジーの緯度勾配
5 過去をさかのぼる
5.1 暖冬だと早く咲く?
5.2 ハーバリウムとは
5.3 標本の保管
5.4 標本の存在意義
5.5 標本の整理
6 伝え広めるために
6.1 研究者のアウトリーチ活動
6.2 オンラインでの発信
6.3 子どもに伝える
6.4 伝える発信
6.5 広める発信
7 研究者って何者?
7.1 なぜ研究するのか
7.2 研究者をめざしたいあなたへ
7.3 研究者の資質
7.4 博物館学芸員と研究
引用文献
あとがき
植物フェノロジーの研究と博物館キュレーターへの招待(コーディネーター 巌佐 庸)
索引
第一次大戦の前年のヨーロッパーー人々は何をしていたのか。ひと月ごとに著名人たちの動静の膨大な断片をつなぎあわせながら、1913という1年を描き出す空前のドキュメント。
百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説。絶好調ユーモア・シリーズ第8弾。
本格的なフランス料理を常に提供し、日本のフランス料理業界を牽引する帝国ホテル 東京のメインダイニングである「レ セゾン」の指揮をとるフランス人シェフ、ティエリー・ヴォワザン。かつてはシャンパーニュ地方ランスにあるシャトーレストラン「ボワイエ レ クレイエール」(現「レ クレイエール」)のシェフとして
9年間もの間ミシュランの三ツ星を守り続ける快挙を成し遂げてきました。
フランス料理のエスプリと卓越した調理技術、日本の食材や文化への深い造詣により日々進化した料理がティエリー・ヴォワザンの手により作り出されています。
著者がこだわり抜いてセレクトしたフランスやヨーロッパ諸国などから輸入される高品質な食材、そして、厳選された上質な日本の食材を料理と共に季節ごとに紹介。
料理を作る上でのフィロソフィー、食材や生産者の方々に対するリスペクト、そして、人と人を結ぶ強い絆と情熱に迫ります。
独自の作風を築く回文短歌師三田たたみ初の著書。春夏秋冬二十五首づつの回文短歌とショートストーリー。
少しの分量の違いで、仕上がりが大きく違ってしまう、意外に難しいお菓子作り。そこで、市販品を上手に使うことで、季節の美味しいスイーツが簡単にしかも10分でできてしまう、とっても可愛いレシピを紹介。
政一が献立帖作りに取り掛かり始めた。おやすの絵も使われて、紅屋の記録になるという。
料理の道に邁進する日々。そうして正月も過ぎた折、お小夜から文が届く。
里帰りをするのだが、その時におやすと人知れずに会いたいという。
息子が病弱で苦労していると聞いていたおやすは不安を覚え……。
開国をしたことで外つ国の話題が多くなり、料理人として新しい料理がもたらされることに胸躍りながらも、戊午の大獄は世相に暗い影を落とし、次第におやすの運命にも関わるようになってくる。
待望のシリーズ第九弾!
旬の食材をふんだんに使った彩り豊かな献立が人気のYouTuber 「nushi kitchen life」初の著書! いつもの料理が新鮮に&もっとおいしくなるヒントが満載。野菜たっぷり、すぐ試したくなるとっておきレシピ。
〈小さな器に、沢山の旬が盛られた点心。お客様に目で見て味わって頂きましょう〉
〈茶会はもちろん、ご自宅にお客様を招いた際のおもてなしにもお薦めです〉
月釜などの茶会はもちろんですが、若い方や初心者の方が茶事をする際に、点心でおもてなしをする方も多いようです。ちょっとした虫やしないとはいえ、決して手抜きをしているわけではない点心。作り方はもちろんのこと、懐石との違いや器の使い方、美しい盛り付け方など、季節の食材や器を通して一年間連載します。今月の点心は、花見を献立に取り入れました。また季節の食材は烏賊、バイ貝、季節の食材を使った天婦羅を取りあげます。淡交テキストでは、平成11年に「辻留の 点心歳時記」以来、久しぶりのレシピ本です。
新型コロナウイルスの影響もあり、人混みを避けてキャピングや山歩き、釣りなど、野外での活動を好む人たちが増えています。また、生活の場そのものを自然豊かな環境に移す人も少なくありません。そうした新・自然派人間のために、野遊び作家が旧暦の七十二候にちなんだ野草の楽しみ方を紹介します。人間の生活にとって何らかの役に立つ植物を「有用植物」といいます。著者はこの数十年間、主として植物の有用性の普及をテーマとした著作活動を続けてきました。日本には「七十二候」という自然の移り変わりを細やかに表現した素晴らしい暦があります。この「七十二候」と筆者の守備範囲である有用植物とを噛み合わせたのが本書です。巻末には「七十二候の野草を楽しむ基礎知識」を掲載しています。