放送メディアは,この100 年,さまざまな技術の進展とともに大きく姿を変えてきた。技術の発達は,新聞や雑誌といったマスメディア全体に変化をもたらしてきたが,特に放送では,送り手,受け手の双方ともその影響を強く受けてきたと言えるだろう。ラジオ放送の誕生,テレビ放送の開始,白黒テレビからカラーテレビへの移行,衛星放送の開始,テレビの高品質化,放送のデジタル化など,放送をめぐるさまざまな変化の背景には,技術の進歩が存在していた。『放送メディア研究』17 号では,2025 年の放送開始100 年を前に,放送技術の発達に焦点を当て,それが放送をどう変えたか,さらには社会に何をもたらしたかを考察する。(中略)近年では,インターネットやスマートフォンの急速な普及,SNS や動画配信サービスの広がりによって,メディア環境は大きな変化を続けている。放送界がそうした技術をどのように取り入れ,環境変化に対応してきたかについても検証していきたい。<「特集のねらい」より>
【もくじ】
『放送メディア研究』第17号 刊行にあたって NHK 放送文化研究所所長・渡辺健策
特集のねらい
第1部 ラジオの時代
1 ラジオ開始と放送網拡大 放送技術の誕生〜黎明期の放送技術と技術者〜 樋口喜昭
2 ラジオの戦後復興から黄金時代へ 岡部匡伸
◇Column 「ラジオ塔」というメディア遺構 丸山友美
◆Column ラジオを用いた〈メディア遊び〉の系譜 溝尻真也
第2部 テレビの発達
1 テレビ放送規格の決定まで〜メガ論争とは何だったか 村上聖一
2 ヒエラルヒーとしてのテレビ電波 -1953-60年の中央と地方,青森県青森市と八戸市の比較からー 寺地美奈子
3 テクノロジーとドキュメンタリー表現 宮田 章
4 学校放送番組と放送技術〜テレビ学校放送への期待とその広がり〜 宇治橋祐之
5 テレビ共聴,自主放送,CATV- 難視聴対策からニューメディアへ - 飯田 豊
6 テレビの発達と基礎研究 伊藤崇之
7 衛星放送の開発から実現へ 正源和義
8 デジタル転換への軌跡 黒田 徹
第3部 放送技術の最先端
1 究極の二次元テレビへの挑戦 菅原正幸
2 ネット時代の放送技術 藤沢 寛
◆Column 多様化する技術開発 柳 憲一郎
3 ディレクターとテクノロジー インターネットとXRによる放送の「拡張」を考える 神部恭久
第4部 技術開発の未来像
1 放送メディアの未来像の変遷1〜テレビ登場からニューメディアブームを中心に〜 東山一郎
2 放送メディアの未来像の変遷2〜衛星放送とハイビジョン,デジタル化,そしてインターネットへ〜 松山秀明
☆座談会「放送メディアと放送技術の未来像」 飯田豊・市原えつこ・ペリー荻野・藤沢寛
編集後記
こうした問題に鑑み、本書では、「研修で学んだことが実践されること」に焦点をあてた理論や現場の工夫を紹介。研修で学んだことを、現場で実践し、成果につなげる「研修転移」の考え方と事例を詳しく解説。
プロフェッショナル経営者、プロフェッショナルCFO、人材エージェントを中心とする経験豊富なプロフェッショナルへのインタビューを実施。具体的には、経営者としての経験を積んだキャリア、バイアウト・ファンドの投資先企業に外部から経営者が入る際の留意点、実際の現場での経営改革の取り組みなどの実態を明らかにし、これからプロフェッショナル経営者を目指す若い方へのメッセージも収載。
戦後復興期、日本のデザイン史に大きな足跡を残した日本宣伝美術会=JAAC20年間の活動の記録と検証。なつかしく、輝かしい日宣美の時代を、豊富なカラー図版とテキストにより鮮明に再現。
デビュー5周年を迎える1966 QUARTET、初のベスト盤がDVD付きで登場!
「ビートルズをクラシックで」をコンセプトに、2010年に結成&CDデビューした1966 QUARTET。
カヴァー活動の範囲を英国ロックバンドのクイーン、キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンと拡げ、クラシックをベースにしながら、
むしろロック的な切れ味やスピリットへとユニットの個性を高めてきました。2013年より再びビートルズに回帰し、2014年には、ビートルズの聖地、
アビイ・ロード・スタジオでのレコーディングと、キャヴァン・クラブでのライブを成功させ、ユニットとしての音楽性を一層深化させてきました。
これまでにリリースした4枚のアルバムから、コンサートでも人気の高いナンバーや、各メンバーがソロフィーチャーされている楽曲など、珠玉の全26曲を収録。
ファン垂涎の初CD化音源も3曲収録。(そのうち1曲はベスト盤にあたり新録)また、今回は1966 QUARTETでは初となるDVDも付属。
2014年6月17日の銀座・王子ホールでのコンサートから「ロックン・ロール・ミュージック」(アンコール)や4人の座談会をたっぷりと収録。
1966 QUARTETの5年間の軌跡がたっぷりつまった1枚です。
<収録内容>
【CD】
■「ノルウェイの森 〜ビートルズ・クラシックス」(COCQ-84856) より
・ラヴ・ミー・ドゥー
・プリーズ・プリーズ・ミー
・フロム・ミー・トゥー・ユー
・シー・ラヴズ・ユー
・ミッシェル
・レット・イット・ビー
・ロング・アンド・ワインディング・ロード
■「ウィ・ウィル・ロック・ユー 〜クイーン・クラシックス」(COCQ-84924) より
・ウィ・ウィル・ロック・ユー
・伝説のチャンピオン
・ドント・ストップ・ミー・ナウ
・ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
■「スリラー 〜マイケル・ジャクソン・クラシックス」(COCQ-84987) より
・スリラー
・バッド
・リトル・スージー
■「HELP! 〜ビートルズ・クラシックス」(COCQ-85012) より
・ヘルプ!
・キャント・バイ・ミー・ラヴ
・ハロー・グッドバイ
・サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
・イエスタデイ
■「アビイ・ロード・ソナタ」(COCQ-85069) より
・ハード・デイズ・ナイト
・レディ・マドンナ
・アクロス・ザ・ユニバース
■初CD化音源
・ベンのテーマ(フィギュアスケート・ヴァージョン)
・ヘイ・ジュード(コーラス付ヴァージョン )
・ロックン・ロール・ミュージック(未発表音源・新録)
・カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲(LUXスペシャル・ヴァージョン.)
【DVD】
・ロックン・ロール・ミュージック 2014年6月17日王子ホール(アンコール)
・5周年を振り返るスペシャル座談会(約20分)
※曲順未定
※収録内容は変更になる可能性がございます。予めご了承下さい。
国宝松本城を中心に広がる信州・松本の都市デザインを、専門家や建築士、商店主、市職員など多彩な著者が「城下町」をキーワードに提案する。街の骨格がしっかりと固まり、再開発が難しいとされる城下町の新たなまちづくりはどう進めたらいいのか。多彩な分野の著者らが、松本城下の歴史、開発の歩みを振り返りながら、そこに暮らす「松本人」の気質や文化、風土などを多角的に分析し、その魅力と可能性を掘り起しながら今後のまちづくりの道筋を提言する。編著者である松本都市デザイン学習会は、イオンモール出店に伴う同市街地の再開発が課題になった際に、市民サイドからの提案をまとめようと発足した集まり。市民が行政と対等なパートナーとして存在感を発揮できるようにと、講座やイベントを展開。今回は2015年度に市民対象に開いた講座13回分を各回講師が加筆して収録する。地図や図解、写真も豊富に掲載し、硬派な都市計画論ばかりでなく、城下町周辺の見どころや映画館事情なども紹介する。松本という街の入門書になるとともに、全国各地の城下町にとっても参考事例になる。
序章
みんなで都市デザインを考える 学習会はこうして始まった
松本都市デザイン学習会のあゆみ
【第1章】
◯城下町松本を読み解くキーワード
「空間」から考える城下町 城下町空間の文脈化 武者忠彦
「都市計画」から考える城下町 都市形成の背景から見る城下町・松本 倉澤 聡
「歴史」から考える城下町 都市空間形成史を読む 大石幹也
「建築」から考える城下町 街路と建物のかかわり〜江戸・現在・未来〜 山田健一郎
「庶民の暮らし」から考える城下町 城下町松本、庶民の暮らしの向こう側 井上信宏
「昔の風景」から考える城下町 “ 街なか” の温故知新 藤松幹雄/野口大介
「データ」から考える城下町 城下町の成長物語〜これまでとこれから〜 内田真輔
「体験」から考える城下町 空間・場所・らしさ 長谷川繁幸
「芸術」から考える城下町 城下町からの感性論 金井 直
「松本人特有の気質」から考える城下町 松本を次代に引き継ぐべきものとは 矢久保 学
「にぎわいづくり」から考える城下町 ナワテ通りの小さな窓から見えるいま昔 山本桂子
【第2章】
[都市デザイン学習会における行政のカウンターパート]
行政の立場から見た片倉再開発に関する考察 上條一正
[座談会]
松本都市デザイン学習会に参加して 上條裕久・小林一成・中島雄平
受講生のひとこと感想
言の葉散歩
活動記録集
政策・施策提言集
おわりに 地方都市を未来につなぐ
生物に学ぶ考え方は,ナイロンに見られるように古くからあった.近年,ナノテクノロジーの飛躍的な展開により,表面のぬれ特性や形態・自己修復能等,より広範な視点から生物の機能に学ぶバイオミメティクス研究が盛んになってきた.生物学と工学を情報科学で繋ぐという視点から,最先端研究や産業化の動向を解説する.
巻頭カラー 写真で見るバイオミメティックスの世界
第1部 基礎概念と研究現場
1章 Basic concept:
1 バイオミメティック化学の変遷ー世界と日本 國武 豊喜
2 バイオミメティックスの新展開 下村 政嗣
2章 Interview :フロントランナーに聞く(座談会)
WG,長谷山 美紀教授,平坂 雅男教授
聞き手:栗原 和枝
3章 Activities:学会・シンポジウム・研究会の紹介 編集WG
第2部 研究最前線
❖バイオミメティクスの新展開
1章 バイオミメティクス画像検索:情報科学が繋ぐ博物学とナノテクノロジー
長谷山 美紀
❖バイオミメティック・フォトニクス
2章 生物体表面のトライボロジー特性と摩擦力測定 平井 悠司
3章 高分子合成化学・表面化学修飾を中心とした表面改質技術の開発と
そのトライボロジー特性 小林 元康
4章 バイオミメティック・ゲルマテリアル 黒川 孝幸
❖バイオミメティック・フォトニクス
5章 生物の構造色とその物理的な仕組み 吉岡 伸也
6章 自己組織化による構造色材料創成 不動寺 浩
7章 自己組織化を利用したモスアイフィルムの作製 魚津 吉弘
❖バイオミメティック・サーフェス
8章 バイオミメティック・バイオフィルムとしてのナノスーツ 石井 大佑
9章 自己修復型撥液材料 穂積 篤
10章 昆虫の脚に学ぶ接合技術 細田 奈麻絵
❖バイオミメティック・センシング
11章 化学センシング 光野秀文・北條 賢・森 直樹
12章 音響センシング 高梨 琢磨
13章 眼に学ぶ光センシング 針山 孝彦
❖メディカル・バイオミメティクス
14章 メカノバイオミメティクスによる細胞操作工学 木戸秋 悟
15章 ハニカムフィルム:バイオミメティック細胞外マトリクス 山崎 英数
◆ 応用トピックス
1 カタツムリに学ぶセルフクリーニング建材 井須 紀文
2 低摩擦船底防汚塗料LF-Seaの開発〜マグロの皮膚から学ぶもの〜
山盛 直樹
3 モルフォチョウに学ぶ構造発色繊維と構造発色フィルム 広瀬 治子
第3部 役立つ情報・データ
1 この分野を発展させた革新論文
2 覚えておきたい関連最重要用語
3 知っておくと便利!関連情報
あなたはきっと払い過ぎている!過払い10年分を取り返した例も。そのテクニックを分かりやすく解説。
今年で23年目を迎える、東京で最も歴史あるレストランガイドです。
「東京最高の名物料理」を発表します!
創刊から24年。東京で最も歴史のあるレストランガイドが今年、「東京最高の名物料理」を発表いたします。
“いつまでも存在し続けてほしいほど美味しい料理”はどのレストランのどんな料理なのか。
それを発表することで、より皆様にレストランへ足を運ぶことのきっかけになってほしいという思いからです。
もちろん、日本を代表するグルメ界のトップライター、評論家5名が実名で、約1年以内にオープンした新店の中から、最も評価に値する17店を選び、「今年の注目店」として徹底的に討論する名物座談会は健在です。
さらに必携となったレストランガイド、どうぞお買い求めください。
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教科書は教えてくれない「企業商標実務のリアルと本質」がココにある!
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どのような企業の商標業務にも、共通するプロセスや基本動作があります。しかし、それらにまつわる判断基準や工夫、テクニックなどが一冊にまとめられる機会はほとんどなく、企業の商標担当者はいつも悩みを抱えています。本書は、商標法の教科書が教えてくれない、企業商標実務上のさまざまなノウハウや考え方について、そのリアルと本質を、会話形式で分かりやすくまとめ、悩みを解消する手助けをします。
◎主要目次
第1章 商標業務、基本の心掛けを語ろう!
第2章 どこまで調査・登録すべきかを語ろう!
第3章 商標トラブル、交渉術を語ろう!
第4章 商標制度の乗りこなし方を語ろう!
第5章 企業商標担当者による覆面座談会
生体分子は,細胞内で正確かつ高度な反応を司っているが,従来の研究では,細胞内から必要な分子を取りだし,その機能を試験管内で調べることが主流であった.しかし,試験管内で得た知見と細胞内での生体分子の振る舞いが合致しない場合が多々あり,分子環境の違いがその原因にあると考えられている.
本書では,Part1で細胞内での生体分子を理解するための基礎を,Part2で分子環境の両極にある,「分子夾雑」と「1分子」の観点から,生命化学研究における最近の進展をタンパク質や核酸などの生体分子や生命システム,デバイスなどに分け,第一線の研究者に解説いただいた.
Part1 基礎概念と研究現場(Basic concept:分子夾雑の生物物理化学/分子夾雑の細胞生物学/1分子の生命化学から観る生体分子の機能・ゆらぎと高感度分析/他)Part2 研究最前線(分子夾雑系での核酸挙動/生体分子夾雑系の情報と熱力学/分子夾雑が引き起こす生命システム動態の転移/分子夾雑系の有機合成化学/細胞夾雑系での創薬有機化学/分子夾雑を応用したがん診断・治療デバイス/1分子オミクス/1分子シーケンス技術の生体機能研究への応用/1分子生体高速ダイナミクス/他)Part3 役に立つ情報・データ
ベッドサイドにいる看護職が医療事故調査制度で定められた「予期せぬ死亡」に遭遇したとき、何をしなくてはならないか。患者家族への対応、記録の付け方、日常の備えをどうするか。事例を元に、現場だからこそ知っておきたい対応法を伝える。
ヴァーチャルYouTuber界最狂の2人組 “MonsterZ MATE” 2020年ハロウィンウィークとなる10月28日に
待望のメジャー2ndアルバム「252」をリリース!!
これまでにリリースされた配信シングル4曲とYouTubeチャンネルで公開済みの楽曲に加えて、
コンビの新曲や“アンジョー”と“コーサカ”それぞれの魅力が十分に楽しめるソロ楽曲と聴きごたえ十分の収録内容となっている。
アルバムタイトルとなる『255』とは、二進数で記述されるコンピューターの世界において8桁で表される数の上限となっており、
ゲームの世界では自らのステータスが「最強・最高」になっていることを意味するもの。
満を持して、次なるステップ(レベル)に進む一枚。
まさに、「最強」の2人から放たれる「最高」のメッセージを聴き逃しなく!
そして、リリース日となる10月28日はハロウィンウィーク! “狼男のアンジョー”と“吸血鬼のコーサカ”が
1年で最も派手に暴れるこの時期に...今年は何が起こるかこうご期待。
言語を操作する脳の働きを解説したもので、失語症などの患者の例を詳述し、治療への道を示唆。
第一章 大脳皮質の機能局在と失語症の研究史
第二章 左右大脳半球機能分化
第三章 言語野の解剖学
第四章 ブローカ失語
第五章 ウェルニケ失語
第六章 その他の失語症
第七章 文法の障害と語義の障害
第八章 読み書きの障害
第九章 失語症からの回復
座談会 脳における言語機能の局在を探る