来春までリリースされる『園生百席』シリーズのVOL.16は廓嘲、「五人廻し」とシリーズ監修者、宇野信夫作の芝居のリメイク、「小判一両」を収めた2枚組。うまいねえ、どうも。背筋の伸びた話しっぷりがイカス。ラストについた芸談も味わい深い。
これぞ日本の庭131景。
六代目・三遊亭圓生の独演の模様をダイレクトに収録。本作には「小間物屋政談」「盃の殿様」と2つの落語を収録。弁舌な圓生の語りを聞いていると、不思議と話の情景や彼の講談する姿が頭に浮かんでくる。饒舌な語りの名演を堪能出来る優れた1枚です。
本書は、ランドスケープデザインとは何か、その目的とするところは何か、といった課題を、著者の実例の作品群を通して、どのような思想のもとに、どのような手法でつくられたかを七つのジャンルに分けて紹介する。さらに、そのデザイン内容、デザインの部位・詳細などを含めた様々な角度から見ることによって、より具体的に、よりわかりやすく理解できることを狙いとした。
落語界の最高峰・圓生の古典落語集第20弾。有名な「三年目」を目当てに購入する人も多いだろう。スタジオ録音によるクオリティの高さと、聴く者をのめり込ませる圓生の見事な話術はまさに完全保存盤。本人による芸の解説やくわしいブックレットも秀逸。
このなかでは(2)が大好き。キョーフの知ったかぶり隠居の、はげしいこじつけがもうめちゃ面白いわけだが、それがこの圓生が実にもううまいのだ。こういう嫌みな奴をやらせると圓生の右に出るものはいない、と言ってしまおう。もち(1)も(3)も文句はない。
ランドスケープの仕事に取り組んでいる27人の姿と七つの近代遺産を通して、人と自然との関係をあやなす魅力的な事例を紹介。
子孫を残すため、花が昆虫に花粉を運ばせる秘策とは?
人は花本来の姿をどのように操作してきたのか?
植物の生殖器としての花がたどった進化や花粉媒介者とのかかわりから、
多様な花の栽培技術やグローバルな流通・貿易事情の歴史まで、
花をめぐる科学と文化のすべてがわかる。
訳者まえがき
序章
第1部 生殖と起源
第1章 気を引くための技法
私は誰でしょう?/花の進化/花の秘密/重複受精という戦略/花の報酬ーー鳥やハチに何を与える?/花の香りーー野外の香水/触覚のメッセージーー微小な点字を読む花粉媒介者/ハチは止まった花から充電されるか?/色彩の誘惑ーー色素と光の絵画/虹よりもカラフルーー見えない色の隠れた世界/ライト、カメラ、(すばやい)アクション
第2章 花とその祖先
花の登場以前/裸子植物ーー裸の種を持つ植物/地球最初の花粉媒介者/ダーウィンの「忌まわしき謎」/粘土に閉じ込められたもの、琥珀に埋まったもの/最初の花/大きいことはいいことか?──その他の進化論的疑問/初期の花の訪問者たちーー甲虫、ハエ、ハナバチ、そしてあれこれ/最初のハチ/現代──どこにでもある花
第3章 花粉媒介者たち
ランとそれに関わるハチ/花粉媒介者としての甲虫/ハエの魅力/罠を仕掛ける花とその獲物/ボルネオの腐肉花/狩りバチ/美しき不器用者/闇夜の翼/ダーウィンの予言/触手を持つガ/でもやはりハナバチが世界の花粉を運ぶ/ハナバチの経済──三口に一口/うなる翼/蜜食コウモリ、フクロミツスイ、ハネジネズミ/ベゴニアの中のトカゲ/花粉媒介者としての人間
第2部 花を育てる、品種改良する、売る
第4章 趣味の庭園今昔
アフリカを出て/世界最古の庭/古代中国の庭/庭園の神と女神/灰に埋もれた花──ポンペイとヘルクラネウムのローマ庭園/アステカのマリーゴールド/メキシコシティの浮かぶ庭園/天国の庭園/日本庭園/ローマ滅亡以降のヨーロッパ庭園/アメリカの愛国庭園/飽きっぽい庭師/
第5章 永遠の花
花と埋葬/死者への敬意か神の鎮撫か/花束、ミイラの花輪、花の首飾り/ハスへの情熱/バリ島の花/花の「改宗」/道ばたの記念碑の花/ビクトリア朝の葬儀の習慣/現代アメリカ人の死に方──花と死にゆく人々
第6章 人が創った花
植物の性の発見/罪深き雑種──Xの烙印/人気投票/世界一高価な花/長寿と繁栄を──切り花の命/花持ちのいい花を作る/ロサンゼルス・フラワーマーケット訪問記/現代の品種改良/観賞用植物の品種改良の現在/瓶の中の遺伝子は解き放たれるか?/小さな黒い花/聖杯探求──世界で最初の青いバラ/園芸家と花粉媒介者への警告/最高のイリュージョンに勝利あれ
第7章 ジャンボジェットで届く花
赤道へと移る花の栽培/ジャンボジェットで到着/春の花を求めて/ダッチ・コネクションーー世界の花競り/二億本の赤いバラ/環境に優しい花/花栽培の未来
付録1 花に関する統計
付録2 切り花の世話のしかた
付録3 野草と花粉媒介動物保護団体のオンライン情報源
註・参考文献
写真クレジット
事項・生物名索引
“笑点”で人気を博した 六代目三遊亭円楽 独演会を初CD化!
収録演目全て初蔵出し!
六代目 三遊亭円楽が2017〜2021年に行われた独演会の中から選りすぐりの30席をCD15枚にまとめて初CD化!
腹黒&毒舌キャラで人気を博した“笑点”やテレビ・ラジオでは味わえなかった本物の話芸を一挙に収録!
昨年9月にお亡くなりになった円楽の名席をご堪能ください。
第十五巻 「芝浜」
圓生が晩年(75〜76年)にスタジオ録音したシリーズのCD化。圓生は笑わせる芸ではなく、江戸の人情噺の粋のワンダーランドである。それぞれに「芸談」が付いている。噺の長い「火事息子」では返りマクラがあり、彫りもの(刺青)解説をやっている。
花王名人劇場より、待望の単巻シリーズ発売。
第4巻は貴重な二人のリレー落語含む、党首円楽×家元談志
1979年から1990年まで、関西テレビ・フジテレビ系列で放送され、
80年代のお笑いブームの火付け役となった伝説のテレビ番組「花王名人劇場」より、
待望の単巻シリーズ発売。
第4巻は、「円楽・談志二人会」のリレー落語、芸談含む貴重な映像を、蔵出し初収録!!
■収録内容
「花王名人劇場」に残された、貴重な二人のリレー落語、
そして芸談を含む蔵出し映像を収録!!
芸談 1984年4月22日放送
リレー落語
「お化け長屋・前篇」三遊亭円楽
「お化け長屋・後篇」立川談志
1982年8月8日放送<円楽・談志のリレー「お化け長屋」>より
「湯屋番」1984年4月22日放送<党首円楽・家元談志二人会>より
芸談 三遊亭円楽×立川談志
1981年9月13日放送<おまちかね!談志・円楽たっぷり>より
■花王名人劇場 単巻シリーズ
花王名人劇場 落語傑作選1「立川談志」
花王名人劇場 落語傑作選2「桂枝雀」
花王名人劇場 落語傑作選3「三遊亭円楽」
花王名人劇場 落語傑作選4「党首円楽×家元談志」
<収録内容>
・【DISC】:DVD 1枚
・画面サイズ:16:9
・音声:オリジナル音声 DOLBY DIGITAL モノラル 日本語
※仕様は変更となる場合がございます。
(C)東阪企画
姿も語り口も端正な人だったが、若い頃は噺の方もノッペリした感じだったろうな。年とともに味が出て、ついには“昭和の名人”と。「小言幸兵衛」「百川」といった馬鹿ばかしさを持った噺に、この人の面白さがある。名人が軽い噺を演じる粋な味がいい。