子育てがキラクになる!親たちの悩みに臨床心理学の第一人者がやさしく答える。キーワードは「こころ」。
セックスは人間本来の能力ですから、セックスの力を十二分に発揮して異性を幸福にしようと努力することは、そのまま人間讃歌であり、人権教育そのものです。本書は、生命論からはじまり、セックスのからくりを語り、最後に人間のすばらしい行為としての愛にいたる、という構成をとっていて、性教育の目的にもっともそった内容になっている。
女性に圧倒的に多い思春期やせ症。発症のきっかけはさまざまだが、この「病い」の共通項として女性という性への疑念、嫌悪、拒絶がみられるのではないか-。自らの「病い」を見すえ、立ち直った人、あるいは「病い」とつき合っている人の言葉を中心に、この「病気」を治療するとはどういうことか、なぜこの「病い」が存在するのかを、女性の感性でさぐる。
教育界の“驚異”といわれる、めざましい成果と称賛に輝く“生命の教育”。その第一人者が50年の実績をふまえて育児から大学受験、思春期の悩みなど教育問題万般の82の質問にズバリ答える。
ノアと別れなければ、こちらが生きていけない。だが、いつ、どの施設に…自閉症児ノアの記録、完結篇。
いじめ、自殺など子ども達をめぐる不穏な事件が続く中母親がもつ多様な問題について、心理学の知識とカウンセリング実績豊富な著者が自らの子育て体験を踏まえて答える、あたたかな示唆に富んだアドバイス。
既刊「子どもの内に潜むもの」で著した子育て峠の完結編とも言うべき泣き笑い子育て論。親子の葛藤の軌跡を冷徹な目で綴る、感動の書。
本書には、養護教諭たちが今日の子どもたちとどう向き合って、彼らの「逸脱」としてしか表現できない内面の苦悩に共感し、共に生きることをどう切り開こうとしているかを示す中学・高校の実践が収められている。その実践の中には、現代の中学・高校生が思春期の出口を探しながら直面する困難や逸脱がリアルに語られている。子どもたちのいじめ・いじめられ関係、思春期の揺らぎと援助交際、荒れる子ども・キレやすい子、不登校・保健室登校の子どもたち、部活のストレスに悩む子ども、摂食障害と闘う少女、輪切り選抜の犠牲になっている子どもたち、などいずれの子どもたちも傷口は痛々しい。その子どもたちをとらえる養護の教師たちの目は、試行錯誤を繰り返しながらも、子どもへの「共感的しなやかさ」は一貫している。
「親に心配かけない子」「いつも前向きな子」「落ち着きのない子」「勉強の苦手な子」…、はたしてそれは、その子の「個性」ですか?調査によれば「精神病的症状」を体験したことのある中学生、およそ15%-。心の不調を上手に訴えられない子どもからの緊急サインは、どう見分ければよいのだろうか。発症したその時には、親は教師はどう対処するべきか。見過ごされがちだった児童思春期の「心の病」について、大人が知っておくべきこととは?児童を専門に治療してきた精神科医が、具体的に解説。
「難しい年頃=思春期」こそ成長発達の好機!身近な法体験から学び、生きる力に変えてゆく法学習を提唱。いま、大人・地域・学校ができることは何か。