今注目の“ヨーロッパ最後の秘境”ジョージアの素顔に出会える20の旅日記
現地の一般家庭で生活を共にしながらジョージアを旅した著者が、定住旅行家ならではの視点で綴る20の旅日記。それぞれの場所でそれぞれの人生を懸命に生きる人びと、忘れられない味、そして絶景。ガイドブックにはない素顔のジョージアが、ここにある。《ジョージア政府観光局推薦本》
一新聞記者が描く「気候危機」取材30年の航路。
数々のグローカルな「現場」へ読者を誘い、気候・環境問題を等身大の視線で見つめる旅
私たちは「三つの見えない敵」に直面している。気候変動をもたらす人為的な二酸化炭素(CO2)、新型コロナウイルス、福島第一原発事故由来の放射性物質だ。
人類は、「他者の排除」を競い合うことで「文明」を創出してきた特異な生物だ。その競合本能は、今、地球生命圏全体を激しく蝕み、自らその存在を消し去る極限状態にあると言える。
本書は著者が東京新聞(中日新聞)社会部記者として取材した国連気候変動枠組み条約締約国会議や、沖縄県・辺野古の米軍基地移設問題など“現場”からの報告が中心になっている。
太平洋の島嶼国から米軍に入隊しイラク戦争で戦死した若者や、海面上昇で存続が危ぶまれる謎のナン・マドール遺跡(ミクロネシア連邦)、塩害に脅かされるフィジーなど、特別報道部時代に取材したものも含め、気候変動問題が経済中心主義や開発主義と密接に結びついている現況をあぶりだす。
欧州の気候変動政策を学ぶために留学したベルリン自由大学環境政策研究所やオックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所では、ベルリンの自由な雰囲気と、オックスフォードの帝国主義的アカデミズムを目の当たりにする。そこから英独の気候変動問題への根本的なアプローチの違いを紐解く試みも行っている。
SF作家小松左京氏やアニメ監督宮崎駿氏にも気候変動問題や生物多様性問題を問いかけた。この取材に応えて小松氏は地球史を見据えた人類の未来への対応、宮崎氏は次世代を見据えた等身大の取り組みの大切さを訴えている。
「ジャーニー」は家族との旅でもある。身重で英独で暮らし、ベルリンで長女を出産した妻や、現地校に通った小学二年生の長男の物語も織り交ぜた。
ジャーナリズムの仕事は、現場をさまよい、のたうちまわりながら真実を探るという一点に尽きる。そこには、不条理な現実やそれを乗り越える展望を発見し、知り、伝える使命がある。閉塞感から抜け出せない時代だからこそ、環境ジャーナリズムが持つ意義について、広く深く読者と共有することができればと願っている。(かば・としや)
世界中を旅する作家・小林希が日本の島旅にハマった!訪れた60島以上から厳選・紹介。シャーマン女将がいる不思議体験続出の宿がある加計呂麻島。砂漠で“月面トレッキング”体験ができる伊豆大島。日本地図から消されていた毒ガスとうさぎの島・大久野島。日本一ワイルドな温泉がある式根島…。海外旅行以上の奇想天外な体験が、島ならできる!
旅の便利フレーズ1291。初の場面別ビジュアル会話。
【内容】
数ある日本百選の名所や旧跡などを、その関連地域を含めて紹介していくシリーズ「旅する日本百選」の第一弾。今回は東日本の名城50城を紹介していく。「旅情も味わえる名城」というくくりで選定を依頼したのは“城マスター”こと千田嘉博奈良大学教授。城めぐりの楽しみ方を“城メグリスト”こと萩原さちこ氏と、「博士ちゃん」でおなじみの“子どもお城博士”栗原響大くんが座談会形式で紹介していく。
【紹介する東日本の名城】
五稜郭、根室半島チャシ跡群(北海道)、弘前城(青森県)、盛岡城(岩手県)、仙台城、多賀城(宮城県)、久保田城(秋田県)、山形城(山形県)、会津若松城、二本松城、白河小峰城(福島県)、水戸城(茨城県)、足利氏館(栃木県)、箕輪城(群馬県)、鉢形城、川越城、杉山城(埼玉県)、佐倉城(千葉県)、江戸城、滝山城/八王子城(東京都)、小田原城(神奈川県)、新発田城、春日山城(新潟県)、高岡城(富山県)、金沢城(石川県)、丸岡城、一乗谷、越前大野城(福井県)、武田氏館、甲府城(山梨県)、上田城、松代城、小諸城、高遠城(長野県)、駿府城、山中城、掛川城、浜松城(静岡県)、名古屋城、犬山城、岡崎城、長篠城/古宮城、小牧山城(愛知県)岐阜城、岩村城、苗木城、郡上八万城(岐阜県)伊賀上野城、松坂城(三重県)の50城
東日本エリアの定義=北海道、東北、関東、北信越、東海地方の各都道県
鉄道の旅をいっそう楽しむための専門情報誌令和を走る夜行列車
東京オリンピックの3年後、ビートルズ来日の1年後のことだ。高校3年生だった吉野洋行は、アルバイトをきっかけにCMクリエイターを志す。せっかく入った大学を中退し、カフェで働きながら、業界入りを目指すが、ひょんなことからヨーロッパに渡ることにー。そこには、結末がまったく見えない波瀾万丈の大冒険が待っていた!
〈京都盆地のまったりとした空気に包まれてどっぷりひたる、大人のための京都ガイド〉
〈じっくり、ゆっくり、物づくりや食へのこだわりを実感できるのは60歳を過ぎてから〉
年齢とともに旅行の仕方は変わります。いくら元気であっても60代あたりになると20代の時のようなハードなスケジュールプランをこなすのは無理があります。また、年齢により観光したい場所や立ち寄りたいお店、食べたい物やお土産なども異なります。人気エリアでも立ち寄る先は若者とはちがって、時間に余裕をもたせながら自身とじっくり向き合い京都を堪能できる場所をセレクト。軽くて気の効いたお土産や自分へのご褒美として選びたい京都の伝統技術で生み出された新しいグッズなども紹介。掲載する地図や文字は大きくし、本を片手に観光する人たちが多い世代に向けての本作りをと考えます。バリアフリー情報なども掲載。
全国66の図書館をめぐる旅エッセイ集。元・図書館員の著者が「図書館をもっと身近なものに」をコンセプトに綴る、新たな図書館の楽しみ方。「陸奥新報」連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」を元に、新たにカラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを加え単行本化。
2000匹を超えるねこと旅して、江戸時代の日本の伝統や文化がわくわく学べる、おしゃれなさがしもの絵本です。
子どもから大人まで、日本に興味のある世界中の方が楽しめる英文並記です。
海外の方へ説明する時にも役立ちます。
京都、大坂など12の場所を12か月かけて巡り、金の招きねこや忍者ねこたちを見つけてみましょう!
●著者紹介
吉田 愛
イラストレーター、グラフィック・デザイナー。ポストカードなどで展開される「かぶきねこづくし」シリーズ、「四季ねこねこ」シリーズを制作。著書に『かぶきがわかるねこづくし絵本1仮名手本忠臣蔵』『かぶきがわかるねこづくし絵本2義経千本桜』『かぶきがわかるねこづくし絵本3菅原伝授手習鑑』『ねこのつけしっぽ』などがある。瀧晴巳との共著の『どこじゃ?かぶきねこさがし かぶきがわかるさがしもの絵本』(以上、講談社)で人気を博す。
●翻訳者紹介
エミリ・バリストレーリ
翻訳者。主な翻訳作品に「The Night is Short, Walk on Girl」(「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦著)「Soul Lanterns」(「光のうつしえ」朽木祥著)、「Kiki's Delivery Service」(「魔女の宅急便」角野栄子著)、「The Refugees' Daughter」(市川拓司著)などがある。
●主な内容
見開き単位で、江戸時代の日本の各地を旅します。
忍者ねこや岡っ引きねこなど、道中でさがしてたのしめるくふうがたくさん!
NHK World Where We Call Homeで翻訳の製作過程が放送されました。
1月:江戸
2月:越後・佐渡
3月:蝦夷
4月:京都
5月:土佐
6月:琉球
7月:富士
8月:秋田
9月:長崎
10月:伊勢
11月:山陽道
12月:大坂
『生きる悪知恵』が大ヒット中の西原理恵子氏が、約4年にわたる自身の私生活をさらけ出す。週刊誌連載に掲載されたイラストを、それぞれ「家族」「交友」「仕事」「旅」などに分類し、そのイラストに対して、自らツッコミを入れていく。サイバラの素顔が満載の爆笑イラスト集。
数多くの著作を上梓し、テレビ出演などで全国区の人気を誇る著者。
歴史家になるまでの半生を、旅になぞらえて振り返った著者初の自伝的エッセイ。
なぜ歴史に魅かれたのか、どのようにして夢を実現したのか、そして今何を思うのかーー
幼少時代から50歳を過ぎた現在までの、歴史家ならではのユニークな視点が光る“旅(=人生)”の記録。
また、韓国、台湾、ハワイの歴史旅紀行も収録。歴史への熱い思いがあふれる一冊。全編書き下ろし。
第一章 はじまりの旅
第二章 教師の旅
第三章 ルーツを探る旅
第四章 歴史作家の旅
第五章 歴史研究の旅
第六章 ハワイの旅
第七章 台湾の旅
第八章 朝鮮出兵の旅
第九章 小説の旅
第十章 これからの旅
情報番組の人気ミニコーナー「にゃん旅鉄道」が、映画に続き今度はコミック化!
舞台は「ねこが働く駅」として知られる福島県の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅。
猫駅長として多くの人に愛されるた長男らぶ、マイペースで優しい次男ぴーち、そして、そんな兄たちに守られながら育った末っ子のさくらの1年間を描きます。
主人公は、天真爛漫でちょっぴり怖がりな妹ねこ「さくら」。多くのお客さんとの出会いや兄との別れを経て、彼女はどのように成長してゆくのでしょうか。
イラストレーターで漫画家のゆきよみさんが丁寧に描く、美しい四季の風景にも注目です。
WEBサイト「ウォーカープラス」の連載分に加え、書籍限定エピソードも大幅加筆!
実際の兄妹の写真も、フルカラー&エピソード付でたっぷりお届けします。
「にゃん旅鉄道」ファンはもちろんすべての人が楽しめる、ほっこり癒されてちょっぴり泣ける一冊です。
より良いプログラマになるための実践的アプローチ
本書は、Andrew Hunt and David Thomas、 The Pragmatic Programmer 20th Anniversary Edition (Addison Wesley、 2019)の日本語版です。
本書は、より効率的、そしてより生産的なプログラマーになりたいと願うソフトウェア開発者に向けて、アジャイルソフトウェア開発手法の先駆者として知られる二人により執筆されました。経験を積み、生産性を高め、ソフトウェア開発の全体をより良く理解するための、実践的なアプローチが解説されています。
先見性と普遍性に富んだ本書は、入門者には手引きとなり、ベテランでも読み直すたびに得るものがある、座右の一冊です。