ぼくの名まえはイカマル。海上でマリン号を自分の手足のようにあやつる、サンゴロウ親分に、あこがれて、ぼくは一せきのおんぼろ船を手にいれ、カニヘイさんに修理してもらう。船の名まえは、イルカ号。親分にこの船をみせる日が、たのしみだ。
医師が築いた、良き医療への道。
母の命を救ってくれた医師の話。アメリカ留学で学んだ医学教育。死を看とる。子どもたちに伝えたい「いのち」と「死」など、医師人生で学び、築いてきた良き医療への道程を語るメディカルエッセイ。
年齢制限なし!
JR普通列車乗り放題きっぷの「青春18きっぷ」を使用した、全国の旅プランを紹介!
(2023年夏季の発売期間:7月1日〜8月31日、利用期間:7月20日〜9月10日)
絶景や温泉、話題の駅グルメの最新情報、また秘境駅、名物路線など、
鉄道マニアが提案する情報が満載です。
また「JR線主要路線マップ」も収録!
「青春18きっぷ」の魅力を余すことなく解説する1冊です!
一新聞記者が描く「気候危機」取材30年の航路。
数々のグローカルな「現場」へ読者を誘い、気候・環境問題を等身大の視線で見つめる旅
私たちは「三つの見えない敵」に直面している。気候変動をもたらす人為的な二酸化炭素(CO2)、新型コロナウイルス、福島第一原発事故由来の放射性物質だ。
人類は、「他者の排除」を競い合うことで「文明」を創出してきた特異な生物だ。その競合本能は、今、地球生命圏全体を激しく蝕み、自らその存在を消し去る極限状態にあると言える。
本書は著者が東京新聞(中日新聞)社会部記者として取材した国連気候変動枠組み条約締約国会議や、沖縄県・辺野古の米軍基地移設問題など“現場”からの報告が中心になっている。
太平洋の島嶼国から米軍に入隊しイラク戦争で戦死した若者や、海面上昇で存続が危ぶまれる謎のナン・マドール遺跡(ミクロネシア連邦)、塩害に脅かされるフィジーなど、特別報道部時代に取材したものも含め、気候変動問題が経済中心主義や開発主義と密接に結びついている現況をあぶりだす。
欧州の気候変動政策を学ぶために留学したベルリン自由大学環境政策研究所やオックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所では、ベルリンの自由な雰囲気と、オックスフォードの帝国主義的アカデミズムを目の当たりにする。そこから英独の気候変動問題への根本的なアプローチの違いを紐解く試みも行っている。
SF作家小松左京氏やアニメ監督宮崎駿氏にも気候変動問題や生物多様性問題を問いかけた。この取材に応えて小松氏は地球史を見据えた人類の未来への対応、宮崎氏は次世代を見据えた等身大の取り組みの大切さを訴えている。
「ジャーニー」は家族との旅でもある。身重で英独で暮らし、ベルリンで長女を出産した妻や、現地校に通った小学二年生の長男の物語も織り交ぜた。
ジャーナリズムの仕事は、現場をさまよい、のたうちまわりながら真実を探るという一点に尽きる。そこには、不条理な現実やそれを乗り越える展望を発見し、知り、伝える使命がある。閉塞感から抜け出せない時代だからこそ、環境ジャーナリズムが持つ意義について、広く深く読者と共有することができればと願っている。(かば・としや)
自由で気楽ではないからこそ、旅にかける思いがより切実な家族旅行。そのポイントをさまざまな年代の家族構成に合わせて紹介。旅先での夫婦ゲンカを回避するコツ、誰もガマンしない、大人も子どもも楽しい旅の知恵、旅なら照れずにできる親孝行・・・一生思い出に残る家族旅行にするための小さな心がけを綴ったエッセイと、達人たちの旅支度など実用的なアイデアがいっぱい!読めば次の旅が変わる、そして旅に出たくなる1冊です。
超カンタンな10フレーズに、「置き換え単語」を載せるだけで、どんな人でも旅行フランス語会話ができる。カタカナのルビ入り。はじめてのフランス語学習でも大丈夫。カラフルなページ、イラストのある見やすいレイアウト。現地のお役立ちコラムも充実。
カストロと共にキューバ革命を成し遂げたチェ・ゲバラ。彼の若き日の紀行『モーターサイクル・ダイアリーズ』に記された旅の軌跡を辿り、革命家ゲバラの原点を探す旅に出た著者。実は、この旅にはもう一つの狙いがあった。南米でマッチングアプリを使って、著者の人生のパートナーを見つけることだった。果たして著者は結婚という自らの“革命”を成し遂げることができるのか?「ゲバラ×婚活」という奇抜な旅の顛末記。
プロローグ
1.コルドバ
ゲバラ×婚活の旅、始まる
2.ロサリオ
ゲバラが生まれた町で、初めてのデート
3.ブエノスアイレス
ゲバラの母校と、卒業生とのマッチング
4.ネコチェア〜バリローチェ
それぞれの、いくつかの「旅の理由」
5.バルディビア〜サンティアゴ
特別移動許可証に翻弄される日々
6.バルパライソ〜チュキカマタ
素晴らしい景観の街と、天使の裏切り
7.タクナ〜プーノ
ペルー入国、喘息は治ったのに高山病
8.クスコ〜リマ
女性化学者の憐みの視線と、元社長の投資勧誘
9.イキトス〜サンパブロ〜ボコダ
暑い地の熱い女性と、わがままな銀行員と
10.ベネズエラ
旅路の終着地で、ラストマッチング
エピローグ
あとがき
天皇陛下の平成30年間の驚異的な旅の記録
本書の核は二つある。一つは、平成30年間(平成30年は8月まで)の天皇皇后両陛下の旅の移動距離や訪問地などを報道資料をもとに集計、「一目でわかるデータ」にしたこと。
もう一つは、30年間の旅先での具体的なエピソードをひもときながら、両陛下の人となり、ひいては平成という時代を浮かび上がらせようという試みである。
天皇・皇后両陛下といえば、被災地で人々を励ましたり、戦没者や災害・公害などによる死没者の碑などを訪ねて祈られたりと、旅先の姿が印象深いのではないだろうか。
両陛下の旅は、被災者と向き合う、社会の片隅におかれた人々の声に耳を傾ける、かつての交戦国を訪ねて過去と向き合い親善を深めるなど、さまざまだ。
天皇陛下にとって、旅こそ「象徴」としてのメッセージを発する機会ではなかったか。『旅する天皇』を本書の書名にした意図である。平成時代の天皇・皇后両陛下の旅の全貌を伝える一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
巻頭に掲載した2色ページの「データで見る天皇の旅」は集計するのに、1年以上かかりました。まず、宮内庁ホームページにある「天皇皇后両陛下のご日程」を30年分チェック。さらに報道資料などを調べ、日別に訪問先や宿泊地、経路などを確認。そして、主にインターネットの検索サービスを用いて移動距離を集計。出てきた移動距離は驚くべきものでした。数字は、本書でご覧ください。
はじめに
データで見る天皇陛下の旅
平成元年(1989) 平成スタイルの旅は徳島から
平成2年(1990) 即位の礼と三大行幸啓
平成3年(1991) 避難所の床に膝をつき見舞う
平成4年(1992) 歓迎の拍手を受けた中国訪問
平成5年(1993) 歴代天皇で初めて沖縄へ
平成6年(1994) 戦地慰霊の旅はつづく
平成7年(1995) 被災地の避難所へ励ましの旅
平成8年(1996) 御用邸で静養中も実はお忙しい
平成9年(1997) 「全国豊かな海づくり大会」とは
平成10年(1998) 長野パラリンピックでウエーブ
平成11年(1999) 宮中茶会と天皇陵参拝
平成12年(2000) オランダでの長い黙祷
平成13年(2001) 国賓へのおもてなし
平成14年(2002) 冷戦終結でかなった東欧の旅
平成15年(2003) 13年ぶりに訪れた軽井沢
平成16年(2004) 記憶に残す、母と娘の旅行
平成17年(2005) サイパン断崖から鎮魂の祈り
平成18年(2006) 島民の声に応えて三宅島へ
平成19年(2007) 魚類学者としての顔
平成20年(2008) ブラジル移住100年の重み
平成21年(2009) 結婚50年、こどもの国に集う
平成22年(2010) 皇室が受け継いできた養蚕
平成23年(2011) 東日本大震災の被災地を巡る
平成24年(2012) 東京駅からお召列車で出発
平成25年(2013) 水俣訪問の約束を果たす
平成26年(2014) 対馬丸犠牲者の慰霊で那覇へ
平成27年(2015) パラオと北原尾のつながり
平成28年(2016) ハマギクが復興の支えとなる
平成29年(2017) 「私的旅行」に、にじみ出る思い
平成30年(2018) 最後の年に北と南の島へ
イラスト・コラム 天皇陛下の乗り物1、2
イラスト・コラム 天皇陛下の乗り物3、番外編
参考文献
国内を二泊三日で気ままに楽しく、旅しよう。
心ウキウキ、ときめき「ひとりぼっち」旅。
【真冬の北海道で流氷ウォーク】【福井・東尋坊で断崖絶壁サスペンス体験】
【東京・大島の火山トレッキング】【沖縄・西表島でジャングル探検】etc…
ちょっぴり人見知りなマンガ家・鳶田ハジメが、
安らぎとワクワクを求めて、まだ見たことのない「日本のはしっこ」に行ってみた!
ご当地ご飯に大自然、不思議な生き物もりだくさん。
再現度200%の圧倒的画力で贈る、癒しの体験型・旅コミック!
情報番組の人気ミニコーナー「にゃん旅鉄道」が、映画に続き今度はコミック化!
舞台は「ねこが働く駅」として知られる福島県の会津鉄道・芦ノ牧温泉駅。
猫駅長として多くの人に愛されるた長男らぶ、マイペースで優しい次男ぴーち、そして、そんな兄たちに守られながら育った末っ子のさくらの1年間を描きます。
主人公は、天真爛漫でちょっぴり怖がりな妹ねこ「さくら」。多くのお客さんとの出会いや兄との別れを経て、彼女はどのように成長してゆくのでしょうか。
イラストレーターで漫画家のゆきよみさんが丁寧に描く、美しい四季の風景にも注目です。
WEBサイト「ウォーカープラス」の連載分に加え、書籍限定エピソードも大幅加筆!
実際の兄妹の写真も、フルカラー&エピソード付でたっぷりお届けします。
「にゃん旅鉄道」ファンはもちろんすべての人が楽しめる、ほっこり癒されてちょっぴり泣ける一冊です。
大きな文字で読みやすさ抜群の、四国八十八ヵ所札所のガイドに加え、
境内散歩に役立つコメント入りの境内図や、寺の縁起や伝説にまつわる興味深いコラムなど、
充実した内容でより深い巡拝の旅が楽しめる一冊。
札所巡りにまつわる情報のほか、四国のあふれる旅情を伝える特集も豊富。
徳島・高知・宇和島・松山・高松の各都市の飲食店情報のほか、
坂本龍馬や讃岐うどんに関するよもやま話、
吉野川や讃岐富士など四国を代表する景勝のワイドな写真など、読んで、
見て四国を巡る旅心がそそられる特集を各エリアに配置しました。
巡拝の作法や必要な道具も、巻頭で詳しく紹介。
巡拝の心構えに始まり、必要な服装と道具、巡拝の手順に作法など、
分かりやすい解説で初めての四国遍路でも安心です。
般若心経は振り仮名付きで、2ページで大きく読みやすく掲載。
巡拝の旅の手配も、この1冊で楽々。
巡拝バスツアーの選び方や、タクシーで巡拝する際の計画の立て方など、便利に、効率よく、
充実したプランを提案します。
感動の大自然! 最新絶景ガイド。
美しい写真はもちろん、プランニングにも役立つ詳しい地図やアクセス情報、周辺のみどころも含めたモデルプランなども盛り込みました。
掲載地の観光協会などから読者の皆さまへの熱いメッセージも掲載。
世界遺産に認定された北海道・北東北の縄文遺跡群をはじめ、定番から話題の最新スポットまで、全108スポットもれなく紹介!
特集 美しい世界遺産
(北海道・北東北の縄文遺跡群/奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島 など)
掲載スポット
神威岬/奥入瀬渓流/北山崎・浄土ヶ浜/霧幻峡/国営ひたち海浜公園/雨晴海岸/御射鹿池/郡上八幡城/竹田城跡/吉野山/和歌の浦/父母ヶ浜/柏島/高千穂峡/屋久島/阿蘇の草千里浜/安居渓谷/知床五湖/寸又橋・夢のつり橋、など
全国66の図書館をめぐる旅エッセイ集。元・図書館員の著者が「図書館をもっと身近なものに」をコンセプトに綴る、新たな図書館の楽しみ方。「陸奥新報」連載中の人気エッセイ「図書館ウォーカー」を元に、新たにカラー写真、交通・近くのおすすめスポットなどのデータ、コラムを加え単行本化。
世界中を旅する作家・小林希が日本の島旅にハマった!訪れた60島以上から厳選・紹介。シャーマン女将がいる不思議体験続出の宿がある加計呂麻島。砂漠で“月面トレッキング”体験ができる伊豆大島。日本地図から消されていた毒ガスとうさぎの島・大久野島。日本一ワイルドな温泉がある式根島…。海外旅行以上の奇想天外な体験が、島ならできる!