鉄道の旅をいっそう楽しむための専門情報誌令和を走る夜行列車
<「鈍行」の詩を書きたいと痛切に想った> 半世紀を越える詩歴を持つ詩人にあって、この人の一貫してもつ抒情の特異性を語るものとしても、この断言肯定命題は清々しく胸を打つ。万事が目移りばかり、雑駁で味気ない(詩をふくめた)今日の世相にあって、存分にアンチ・テーゼたりうる。思い出の詩人たち、思い出の山河に絡めて澱みなく自分を語り尽くしたベテランらしい一冊。 (倉橋健一)
1 旅と珈琲のある風景
2 自作をめぐる風景
3 鮎川信夫のいた風景
4 広部英一のいた風景
5 花と人と草のある風景
6 則武三雄のいた風景
7 詩歌の径、時雨の径の風景
8 詩誌は詩人の家郷であるかの風景
9 一人の風景・旅する風景
10 あまねく旅する風景 その他の風景
各紙誌から絶賛、書店員からの熱い応援を得たロングセラーが、
リニューアル+パワーアップして待望の文庫化。
きっかけはヴェネツィアの古書店だった。客たちのどんな難しい注文にも応じ、頼まれた本は必ず見つけてくる。(ただ者ではないな)と修業先を聞いてみると、「代々、本の行商人でした」
トスカーナの山奥のその村、モンテレッジォでは、何世紀にもわたり村の人が本の行商で生計を立て、籠いっぱいの本を担いでイタリアじゅうを旅した。各地に書店が生まれ、「読む」ということが広まった。
わずかに生存している子孫たちを追いかけ、消えゆく話を聞き歩き、歴史の積み重なりを感じながら、突き動かされるように書かれた奇跡のノンフィクション。
Yahoo! ニュース本屋大賞2018〈ノンフィクション本大賞〉ノミネート。
文庫化にあたり、構成を一部変更。写真数点を加え、〈文庫版あとがき〉を追補。
本と本屋の原点を示してくれる、読み継がれるべき1冊。
世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。
すべてのことは一期一会。自由な大人のひとり旅へ出よう。
人気スタイリスト、初の旅行エッセイ!
旅の達人・地曳いく子が「大人ひとり旅」のコツをとことん紹介!
・荷物が多いのは迷いが多い証拠。荷造りを小さくするコツ
・3種の神器はワンピース、フラットシューズ、ストール2つ
・シャンプーはホテルの備え付けでOK。代わりに持っていく美容アイテム
・ホテル選びで気をつけたい、思わぬ落とし穴
・おいしいお寿司屋さんの見極め方
・クレジットカードは1枚じゃダメ
・海外でのトラブルに使える魔法の英語フレーズ
・おみやげバラマキの時代は終わり。自分のものだけ少量で etc.
言葉のその先にいる「人」がわかりたくて、カタコトの旅に出た。台湾で筆談した屋台のおかみさん、国を追われカリフォルニアで違法民泊するガール、バンコクで出会ったブチ上げガン盛りマッサージ師、治安の悪い歓楽街に降臨した、スキンヘッドにスリップドレスのバブリーなジャーナリストーーわかりあえるはずなんかない、でもやっぱり「わかりあいたい」。フランスでの国際同性結婚や、アメリカでのLGBTs取材などを経て、愛と性、言語や異文化交流のことについて書き続けてきた文筆家の牧村朝子がおくる、言葉、国境、文化、ジェンダー、イデオロギー、あらゆるものを飛び越えていく言語系旅エッセイ。
第1章 ありがとう
第2章 あいしてる
第3章 つながりたい
東京オリンピックの3年後、ビートルズ来日の1年後のことだ。高校3年生だった吉野洋行は、アルバイトをきっかけにCMクリエイターを志す。せっかく入った大学を中退し、カフェで働きながら、業界入りを目指すが、ひょんなことからヨーロッパに渡ることにー。そこには、結末がまったく見えない波瀾万丈の大冒険が待っていた!
朝鮮、台湾、沖縄、ブラジルーー日本語が足跡を刻んだ「外地」。そこで生きた人々ひとりひとりの感情と記憶を、文学を通して喚起し、再現する試み。
【対談】旅する日本語」の射程と可能性(中川成美×西成彦)
【日本と朝鮮】
帝国日本の監視・識別文化─「不逞鮮人」恐怖症─(アンドレ・ヘイグ/追田好章訳)
植民地体験と翻訳の政治学─『朝鮮詩集』に収録された鄭芝溶の作品を中心に(金東僖)
植民者二世と朝鮮─森崎和江の詩におけるダイアローグ、そして共振について(杉浦清文)
【日本と台湾、そして沖縄】
植民地台湾の内地人による石川啄木受容(劉怡臻)
一九三〇年代におけるアイルランド文学の越境と台湾新文学(呉佩珍)
〈聞き受け〉つつも〈再生〉できない声─目取真俊「マーの見た空」論(栗山雄佑)
【ボーダーレスの時代】
在日台湾人作家温又柔『空港時光』研究─「内なる外地」と自他表象の連動(謝惠貞)
戦争と「同志」叙事─大島渚『戦場のメリークリスマス』から明毓屛『再見、東京』へ(三須祐介)
コリアン・アメリカン文学と日本語の場所(西成彦)
ヤギ飼いの男の子チャンゴは、ヤギに食べさせる柔らかい草を求めて、岩山を越え草原にやってきました。しかし急に激しい雷雨に遭い、チャンゴはヤギを連れて岩かげに隠れます。そのとき、チャンゴはヤギが1匹足りないことに気がつきました。嵐の中を探し回り、岩の上に黒い影を見つけて走り寄ると、それはヤギではなくリャマの子でした。チャンゴがやさしく抱きあげようとした途端、リャマは動物の守り神コケーナに変わって……。
世界中の歴史のワンシーンをなぞって、塗って楽しめる!
「世界の歴史」をテーマに、歴史の舞台に登場したさまざまな建物や風景、王室にまつわるもの、民族的な衣装や道具、人々の流行など、さまざまな下絵をなぞりながら塗り絵を楽しめます。パルテノン神殿やバビロンのイシュタル門、クラオパトラやジャンヌダルクなど、さまざまなシーンや人物が登場し、その解説も掲載しています。
◎『世界一周なぞり描き』シリーズの第3弾で注目したのは、「世界の歴史」!
化石恐竜時代から人類の歴史のシーンを描いた一冊です。
さまざまな歴史のシーンに、「こんなことがあったなんて!」「こんな年代のことだったんだ!」と感慨深い気持ちになります。
子どもたちが世界史に触れ、楽しむきっかけにもなり得る一冊です。
時空を旅し、歴史のワンシーンをスケッチするような感覚でなぞり描きを楽しめ、塗り絵を満喫することができます。
◎巻末には、ポストカードとミニカードの付録付き!
なぞった後に塗り絵をしたカードをお便りにしたり、線画のままのカードをプレゼントしたり、自由に利用できます。
「なぞり描き」は、塗り絵よりもリラックス&ストレス発散できる、と評判です!
◎『世界一周なぞり描き』シリーズについて
世界の街や建物、海、山や野の自然の風景、有名な世界のお祭り、世界中の歴史事象、人々の流行や文化慣習、暮らしに取り入れられている雑貨や料理、衣装など、衣食住にまで関係する絵を薄い線で印刷し、その線をなぞり描きして楽しむ本です。
主線をなぞって描くだけで、さまざまな景色をスケッチしている感覚で、絵を描くコツがつかめます。すべての絵の解説がされていることで、世界中を旅する感覚で楽しめ、世界各地の風景や建物、さらには、その国の歴史や文化をなぞり描きと塗り絵で満喫できます。
・既刊書『世界一周なぞり描き -ときめきを紡ぐ旅ー』
『世界一周なぞり描き -お祭りをめぐる旅ー』
食べ物で解く物語の謎……。
アガサ・クリスティー作品に登場するイギリスの食を解説。
待望の第2弾。
ポアロやミス・マープルの物語を彩る豊富な食の描写や習慣を詳しく知ることで、作品の世界や謎解きをより深く味わい、イギリスについて楽しく学ぶことができる一冊。
人気オンラインゲーム『刀剣乱舞ONLINE』と「かたな旅」シリーズがコラボレーション。
東京と京都をそれぞれテーマにした2冊を同日発売いたします。
刀剣男士のモチーフとなった刀剣の所蔵施設はもちろん、刀剣男士・刀工にゆかりのある地を多数ご紹介。
それぞれの刀剣男士に関連するスポットにはゲーム中の「御伴散歩」機能でお馴染みの可愛いイラストを掲載しております!
「聖地巡礼」として行ける観光スポットのみでなく、ご当地のグルメ情報も網羅しています。
東京・京都の旅の御伴に必携の2冊です!
ぜひ「かたな旅」を御伴に刀剣スポットで御散歩してみませんか!
※表紙・サンプル画像は制作中のものになります
京都における、刀剣男士のモチーフとなった刀剣所蔵元を多数網羅!
博物館はもちろん、神社仏閣などでモチーフとなった刀剣が展示することもあるため、歴史ある神社やお寺などの所蔵元もご紹介しています。
掲載スポット例:北野天満宮、京都国立博物館など
歴史上の人物たちゆかりの地も多い京都。その中には、刀剣男士にゆかりある地もまた数多く存在しています。
神社やお寺などはもちろん、誰もが知る歴史的な出来事の舞台になった場所であっても、現在は全く別の施設になっているスポットや、ひっそりと標柱が立っている場合も。
そんなスポットも、本書籍ではバッチリご紹介します。
掲載スポット例:鞍馬寺、聚楽第跡など
?京都のモデルコースとグルメ情報
歴史ある建造物で楽しめるグルメなど、京都ならではの情報を多数掲載。
刀剣男士のゆかりの地と一緒に、京都グルメを満喫しよう。
参照しやすいようエリア分けした地図はもちろん、京都在住のライターが、各スポットを楽しむのに必要な所要時間と移動に必要な移動時間の目安を調べたモデルコースも掲載しているので、京都ビギナーも安心です!
掲載スポット例:長楽館、喫茶ソワレなど
(C)2015 EXNOA LLC/NITRO PLUS
本書は、山梨・長野の両県にまたがる中部高地より出土した縄文中期の土器・土偶から厳選した103点のアート性と、知恵と豊かな感性に満ちた縄文時代の人々のくらしを紹介する一冊。
掲載する当地の出土品全てを新撮。土器土偶ごとにあらゆる角度から撮影をし、黒バックを活かした神秘的なビジュアルで特徴の際立つ部分を多数掲載。水の煙のような曲線文や土器を抱えたり踊るようなポーズの人体文、幾何学的文様など、美しさと不思議さに満ちる中部高地の出土品の美の魅力を最大限にみせる。
山梨、長野の各所蔵館担当者による館紹介と出土品の丁寧な解説付き。
本書を通じて「現代でも体験できる縄文世界の魅力」を味わう旅へいざなう「中部高地の縄文アートへのナビゲート本」。
後半には「学ぼうJOMON」として、縄文人のくらしに関わるポイントをエキスパートの執筆陣が丁寧にわかりやすく紹介。
はじめに
縄文時代はどんな時代?
これはまるで・・・
縄文の集落とくらし想像図
中部高地の遺跡跡分布図
JOMON山梨(9施設、53点)
コラム(3本)
JOMON長野(17施設、50点)
コラム(2本)
土器の修復
コラム(1本)
学ぼう縄文(縄文人も気候変化を乗り越えてきた/縄文人のくらし方/資源活用・黒曜石/くらしから生まれた豊かな知恵と感性/縄文の食)
縄文アートの旅情報
オススメルート
インデックス
錦絵や浮世絵、「和の景色」などを題材にした大人が楽しめる塗り絵シリーズ
「和のぬりえ」ホビージャパンから新たに登場!
第1弾は、最も人気ある観光地としておなじみの京都の風景を題材にし、しっとりとした町並みや有名な寺社などを厳選して塗り絵にしました。
金閣寺や八坂神社、清水寺などの名所はもちろん、桜咲く春の祇園白川、夏の嵯峨野の竹林、秋の嵐山と渡月橋、紅葉の中の毘沙門堂など、季節ごとの京都の風情を楽しむことができます。
京都旅行を思い出しながら、夫婦で一緒に塗るのもおすすめです。
それぞれのページは切り離し可能なので、塗ったあと飾ることも可能です!
人類がはじめて世界の全体像を識っていく大航海時代。その二百年の膨大な史料を、一般読者むけに俯瞰図としてまとめ上げた決定版通史。解説 伊高浩昭
旅と温泉愛がぎゅっと詰まったコミックエッセイ。
讃岐、奈良、室戸、福建、長安、博多、東寺、高野山…。司馬遼太郎の最高傑作の舞台を訪ね、その思索のあとを導きとして、「人類普遍の天才」空海の現代における意味を考える。NHKスペシャル「空海の風景」として映像化した番組制作スタッフによる歴史紀行。
81カ国語に翻訳。著名人も大絶賛の全世界8500万部の大ベストセラー!
(Q:あなたが読んだ本のなかで、本当にもっとも素晴らしかった本は何ですか?)
「パウロ・コエーリョの『アルケミスト』です。希望に満ちていて、元気をくれるから。宝物を探して旅にでる少年の話で、旅の途中で出会ったすべての人たち、すべての局面から、少年は多くを学んでいきます。物語の最後、少年が宝物を見つけたのは、とても意外な場所。自分を信じること、自分の旅を続けることの大切さを教えてくれる本です」
ーーノーベル平和賞受賞 マララ・ユスフザイ
●「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー427週!
●81カ国語に翻訳!
●全世界8500万部の大ベストセラー!
[これまでに愛読書としてあげてくれた著名人]
オバマ元大統領、ウィル・スミス、ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、オプラ・ウィンフリー、ラッセル・クロウ、ビル・クリントン、ジュリア・ロバーツ、ルイス・ハミルトン、森山未來、戸田恵梨香、中山美穂、元JUDY AND MARYのTAKUYA、サカナクションのボーカル・山口一郎ほか多数。
[パウロ・コエーリョからのメッセージ]
『アルケミスト』を書いたとき、ぼくは存在理由を理解しようとしていたんだ。哲学的な約束をつくるのではなく、ぼくの魂の中に存在していた少年と語ろうと決めた。驚いたことに、この少年は世界中の数百万の人たちのなかで生きているんだ。この本で、ぼくは、答えがない質問を読者とシェアしたいんだ。それは、人生を素晴らしい冒険へと変えてくれる。
[本書の内容]
羊飼いの少年サンチャゴは、その夜もまた同じ夢を見た。一週間前にも見た、ピラミッドに宝物が隠されているという夢ーー。少年は夢を信じ、飼っていた羊たちを売り、ひとりエジプトに向かって旅にでる。
アンダルシアの平原を出て、砂漠を越え、不思議な老人や錬金術師の導きと、さまざまな出会いと別れをとおし、少年は人生の知恵を学んでいく。
「前兆に従うこと」「心の声を聞くこと」「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれること」--。
長い旅のあと、ようやくたどり着いたピラミッドで、少年を待ち受けていたものとはーー。人生の本当に大切なものを教えてくれる愛と勇気の物語。
人を笑わせるのは、泣かせるよりもむずかしいーー。
日本橋から京を目指して百二十五里、
江戸庶民の大ベストセラー東海道中膝栗毛の旅路を、
滑稽(チャリ)文学を愛する作家・田辺聖子が踏破する。
流暢な怒罵嘲弄、調子のよい無責任、憎めない低俗と阿呆らしさ。
弥次・北、そして十返舎一九と歩く爆笑の道行きは、さながら浪花のしゃべくり漫才。
気さくで気取りのない笑いの陰に、日本人が失った「生々たる猥雑」の輝きを見つけ出す旅。
・東都逸民、熊手一九の心意気
・お江戸日本橋七つ立ち
・箱根のお関所
・富士を右手に
・ふりわけみればちょうど中町
・宮の渡し
・お伊勢さん参り
・都名所・浪花の賑わい
・終 章
東西の冷戦でふたつに引き裂かれているヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者ベタートンが行方不明となる。東側の陰謀なのか?英国情報部はベタートンの妻に瓜ふたつの女性スパイとして適地に放つが…会心の冒険スパイ小説、新訳で登場。