あるひ、くまのぬいぐるみが、まどからことりにつれだされた。くまはどこ?さがしものは、ほーら、ここにも。さあ、さがして、みつけて、たびをつづけて!ここにあるのは、たびのおもいで。どのページでみつけたものか、さがしてね。どこ?-。
キノとエルメスは、西に向かって走っていました。大地がほんどん岩なので、舗装道路並みに固いです。段差もなく、どこを走っても道になります。キノは快適にエルメスを走らせ、そして次に進路を塞ぐサボテンをゆったりと避けながら、「もともとは、師匠から聞いた話なんだ」「じゃあ、結構前の話だね」エルメスが言って、キノは頷きました。「だね。師匠はこう言っていたー“とてもとても美しい廃墟があった。岩山の麓に石で作られた国があった、泉から引かれた綺麗な水がまだ水路を流れていた。今にでも何万人もが住めそうなほど綺麗な町だった”って」(第三話「過去のある国」より)他全10話収録。
虫垂炎の手術で生死の境をさまよった4歳のコルトンは、奇跡の退院のあと、両親に驚くべきことを話し出した。手術中に天国へ行き、神、イエス、天使、虹の馬、そしてサタンに会ったこと。彼が生まれるとうの昔に亡くなったひいおじいちゃんと、彼がその存在すら知らなかった、“ママのぽんぽんで死んじゃった”お姉ちゃんに会ったこと。牧師をしている父、“私”は、戸惑いながらも、一心にコルトンの話に耳を傾けるうち、その天国の描写が、聖書のそれとあまりにも一致していることに気がつく。幼い少年の口から紡ぎだされる天国の話に、大人たちは学び、やがて、癒されていく…。
日常生活で、旅行で、エンタメで…、知りたい単語がすぐわかる充実の4677語。日本語からもハングルからも引ける。
1945年の広島・長崎への原爆投下と2011年の福島原発事故とを結ぶ出来事として、アメリカの水爆実験により漁船第五福竜丸が被爆した1954年の「ビキニ事件」へ注目が集まっている。長い沈黙を経て唯一の証言者として知られるに至った元乗組員・大石又七氏の人生と思索の中に、人間と核との問題を考えるための根元的な視座をさぐる。
「私は敗けいくさのほうが好きだ。ハッピー・エンドというのが大嫌いだからな」-『荒野の決闘』『静かなる男』『リオ・グランデの砦』『シャイアン』『捜索者』『駅馬車』『わが谷は緑なりき』…サイレントからトーキー、カラーへーハリウッドを生きた「映画の巨人」が若き映画人に語り遺した貴重なインタビュー。
ご神体、謎の大岩、民話に登場する石etc.近畿圏の69カ所を周辺の地質とともに紹介。パワースポット満載。
落語と歌舞伎の関係は大きい。落語から歌舞伎に、歌舞伎から落語にと、もう一方を取り入れた作品は多く、本書には歌舞伎で代表的な忠臣蔵をパロディーにした「六段目」、「七段目」、「一分茶番」といった作品を収めている。そんなユーモア溢れる世界を堪能できる芝居ばなしや、五代目柳家小さんの十八番「二人旅」などの旅ばなしを収めた傑作十二篇。時代を超えて魅了し続ける名人芸。『古典落語』シリーズ“復刊”第五弾。
旅行がもっと楽しくなる。イラストと言葉を指さすだけで通じる。充実した言葉で、さまざまなシーンに対応。キティちゃんのイラストで現地の人にも大人気。
旅行がもっと楽しくなる。イラストと言葉を指さすだけで通じる。充実した言葉で、さまざまなシーンに対応。キティちゃんのイラストで現地の人にも大人気。
時間の謎を解けば、マネーの秘密はおのずとその姿を現わすーユダヤ拝金思想の起源から近代マネタリズムの大嘘まで、3000年の経済史を通して国際金融勢力の超長期計画を見破る。
「SL人吉」で辿る球磨川の渓谷美、「いさぶろう・しんぺい」で越える日本初のループ線とスイッチバック、「はやとの風」から見る霧島連峰の雄大な眺望ー。観光列車でゆく旅の醍醐味。くま川鉄道や吉都線、廃線になった山野線、イベント列車や往時の蒸気機関車も紹介。