体内時計研究、時間生物学のジャンルで、長くトップランナーとして走り続けてきた著者が、自身の研究の集大成としてまとめる渾身の著作。体内時計研究の泰斗であるアショフの薫陶を受け、常にハイクオリティな研究成果を出し続けてきた著者だからこそ描ける体内時計研究の全貌。動物実験とヒト時間隔離実験の統合により、今後の時間生物学の道を照らす。
・日本先行発売! ポール・アルテ五年ぶりの新作!
・わが国の本格ミステリ愛好家は、世界中どこよりも早く読める!
・傑作『あやかしの裏通り』に続いての、「名探偵オーウェン・バーンズ」シリーズ第二弾。
・『2020本格ミステリ・ベスト10』 第5位
一九一一年の冬ーー霧深い森にそびえる山荘「レヴン・ロッジ」。貿易会社の辣腕社長ヴィクトリアが招いたのは、いずれも一癖も二癖もある男女。ヴィクトリアの弟・ダレン、アーティストから転身した副社長アンドリュー・ヨハンソン夫妻、アンドリューの秘書のシェリル。アンドリューはシェリルとの浮気に溺れ、妻のアリスはとうにそれに気づいている。ダレンは金と女にだらしない男で、山荘で出会ったシェリルにも気がある様子……そんな顔ぶれが揃った朝、森の中で死体が発見される。現場は完全な「雪の密室」だった。
一九九一年の初夏ーー劇作家アンドレは、子供の頃に観たサスペンス映画を探していた。スランプに陥っていたアンドレは妻のセリアの助言もあって、自身の創作の原点といえるほどの影響を受けながら、タイトルすら忘れてしまったその映画にもう一度向き合おうとしたのだ。隣人の勧めで、アンドレは映画マニアの哲学者モローを訪ね、彼の精神分析を通じて少年時代に立ち返っていく……。
金の懐中時計、磔刑像、そして“存在しない戯曲"『黄衣の王』--魅惑的な小道具を通じて、80年の時を隔てた「過去」と「現在」が奇妙に呼応する、アルテ・ミステリの新境地!
プロローグ
1 蜘蛛の巣
2 金時計
3 オリエントのイヴ
4 らせん階段
5 磔刑像
6 未知の色
7 黄衣の王
8 奇妙なまなざし
9 アリスとアンドリュー
10 リタの家で
11 ダレン
12 姿なき殺人者
13 チャンドラとシェリル
14 古い採石場
15 星々
16 星雲
17 カウボーイの話
18 モロー博士の訪問
19 鉄のアリバイ
20 再びブルターニュへ
21 出発
22 風車小屋
23 最後のチャンス
24 説明
25 リヴァプール
26 逃走
27 完璧な計画
エピローグ
訳者あとがき -- アルテ『金時計』
イギリスの詩人・小説家であるデ・ラ・メア作品を読み込んできた金原瑞人による、ベストオブザベストの四編。不思議な雰囲気、とっぴょうしもない設定…こどもも大人も夢中にさせた豊かな作品群は、今なお古びることがない。
アーモンドの木
鼻
どろぼう
運命の時計
なぜ、あなたは眠れないのか?快眠の鍵は、体内時計をつかさどる「時計遺伝子」にあった!私たちにそなわっている宇宙のリズムとは。夢を見るのはなぜか。老いによる眠りの変化とは。スリリングな睡眠の世界へ、ようこそ。
大阪淀川のほとり、中津の路地裏の出版社。港野喜代子、永瀬清子、清水正一、黒瀬勝巳、天野忠、大野新、富士正晴、東秀三、中石孝、足立巻一、庄野英二、杉山平一、桑島玄二、鶴見俊輔、塔和子。本づくり、出会いの記録。
「眠る」も「学ぶ」も「働く」も、体内時計を知れば変わります。
第1章 体内時計にも個性があります
第2章 意のままにならない体内時計 子どもの時DSWPDだった人たちのその後
第3章 不適切な「働く時間 」によって失われた大切なもの
第4章 増える不登校児童/過労死ラインで働いている教員
第5章 健全な体内時計の形成と躾をぶち壊してきた「泣けば抱っこ・授乳」の罪深い育児論
第6章 琴天音講演会「体内時計には逆らえない」@事後アンケート フィードバック
裕福な六甲の造り酒屋に嫁ぎ、穏やかで優しい夫と何不自由ない新婚生活を送る沙美子。気難しい姑と、我が儘な義理の妹との日々は、窮屈ではあったが、充実しているはずだった。あの青年が現れるまではーー。きらびやかな筆致で綴られた、狂おしいほどの秘めたる恋の行方。田辺文学の最高峰が鮮やかに復刊!
裕福な夙川の造り酒屋に嫁ぎ、穏やかで優しい夫と何不自由ない新婚生活を送る沙美子。気難しい姑と、我が儘な義理の妹との日々は、窮屈ではあったが、充実しているはずだった。あの青年が現れるまではーー。
きらびやかな筆致で綴られた、狂おしいほどの秘めたる恋の行方。田辺文学の最高峰が鮮やかに復刊。
アスペルガー=不幸ではない。
その個性を愛することができれば、大丈夫!
真っ白なノートに書いた人生の未来地図。未来を伝え希望を与え発信する革新的な「自伝」が頭の中に浮かんだ。
私という個性的な人間だからこそ感じる表現と世界が舞い降りてきたことを意味する。
その瞬間と場面は不思議な存在であって、葛藤や絶望を繰り返し続けた人間にしか見えない光景である。
(「まえがき」より)
本書は、著者がアスペルガー症候群と診断されるまでの半生と、さまざまな挫折や葛藤の末に導き出した、これから先の「未来」について綴った予言書のような「自伝」です。
経験者だからこそわかる間違いだらけの精神医療、生活支援、就労支援プログラムによって将来と自由を奪われる現状の問題。薬の処方では何も快復、改善ができない事実と、ドクターハラスメントの実態。個性を引き出すことのできるプログラムや多様性を尊重する環境づくりの必要性など。
報道や他の書籍では伝えられていない「真実」について、ありのままを記した一冊。
11月、イギリス東部の町で氷結した川から車が引き揚げられた。トランクには銃で撃たれた上、首を折られた死体が入っていた。犯人はなぜこれほど念入りな殺し方をしたのか?さらに大聖堂の屋根の上で白骨死体が見つかり、敏腕記者のドライデンは調査をはじめるがー。堅牢きわまりない論理、緻密に張られた伏線。CWA賞受賞作家が描きあげた、現代英国本格ミステリの傑作。
NTTの時報、電波時計、GPSなどに活用されている原子時計。天体観測や粒子、重力の研究に不可欠であり、地震予知にも役立つのではと期待されている。物理学の謎解きになぜ原子時計が必要なのか。(国)情報通信研究機構の研究者がその理由を解説する。
「もう絶対にこの手を離さない!」
大聖女となったヴェロニカは、積年の思いを叶えたエドゼルの甘すぎる愛に翻弄されながらも、王太子妃としても幸せを噛み締めていた。
次なる行事は『春分のお祭り』。前任の大聖女であるバーシアにも招待状を送ったのだが、返ってきたのは国境沿いの町で行方不明になったとの報告。
時を同じくして、市井の研究者ユゼックも連絡が取れないことを知る。
ヴェロニカは単身、調査に乗り出すが、奇妙な音に導かれるようにたどり着いた神殿で、隠し通路に引きずり込まれーーヴェロニカ失踪を知ったエドゼルは、伝説の歯車を手に誓う。
「……必ず見つける」
エドゼルの執念を感じさせる捜索が始まるーー!
光の入らない地下壕に人間を閉じ込め、時計はもちろん与えず、照明のオン・オフ、食事などはすべて本人任せにし、その行動の記録をとってみる。すると、昼夜はまったく分からないはずなのに、だいたい1日の周期で寝起きを繰り返し、体温も通常の変動リズムを刻み、体のリズムが消滅することはないのである。私たちの体内にはどんな時計があるのだろう。
キーンという金属音とともに、記憶力が異常な高まりを見せる奇病…。友人の発病がきっかけで、私は調査を開始するが、やがて患者たちは過去の記憶だけでなく、未来までも言い当てはじめた。金属音病の正体とは何なのか。「見事な出来栄え。息苦しくなるサスペンスで、息もつがずに読まされた…」江戸川乱歩が激賞したサスペンスSFの白眉「金属音病事件」のほか、単行本未収録「奇妙な夫」を含む全15篇。