日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大富ヶ原蒼大依が主催する、孤島での『密室トリックゲーム』に招待された高校生の葛白香澄は、変人揃いの参加者たちとともに本物の密室殺人事件に巻き込まれてしまう。そこには偶然、密室黄金時代の端緒を開いた事件の被告と、元裁判官も居合わせていた。果たして彼らは、繰り返される不可能犯罪の謎を解き明かし、生きて島を出ることができるのか!?
たまご焼きが大すきな王さまのユーモラスなお話。絵本作家長新太の原点となった作品です。
名探偵・法月綸太郎に挑戦するかのように起こる数々の難事件。なぜ死刑執行当日に死刑囚は殺されたのか、図書館の蔵書の冒頭を切り裂く犯人、男が恋人の肉を食べた理由など異様な謎に立ち向かい綸太郎の推理が冴えわたる。「ルーツ・オブ・法月綸太郎」ともいえるミステリの醍醐味あふれる第一短編集。
記憶に障害を持つ男エゴン・マッカートが書いた物語。そこには、蜜柑の樹の上の国、ネジ式の関節を持つ妖精、人工筋肉で羽ばたく飛行機などが描かれていた。御手洗潔がそのファンタジーを読んだ時、エゴンの過去と物語に隠された驚愕の真実が浮かびあがる!圧倒的スケールと複合的な謎の傑作長編ミステリー。
ガン患者の心の叫びを代筆する“手紙屋”を病院内に開業した精神科医・純一。彼の元には嘘つきな陸サーファー、放蕩を尽くした眼科医、失職しそうな元ヤンキー板前など、ひと癖もふた癖もある面々が依頼に訪れる。そんなある日、家族のもとで最期を迎えようとハワイに帰った患者の妻から手紙が届いた…。末期ガンに襲われた世界的ウィンドサーファーが綴る、奇跡のような愛の物語。
荒井由実、松任谷由実の350曲を超えるライブラリーの中から`四季`をテーマにセレクトした2枚組ベスト・アルバムの秋冬篇。日本の美しい移ろいゆく季節のグラデーションを描いた絵画的な歌詞、過ぎ行く刹那を切り取った感情の琴線をふるえさせるせつない歌詞の世界観をコンパイル
「もうひとりの自分」(潜在意識)とうまく付き合えば、チャンス、出会い、人間関係、夢、目標、お金、仕事、好運…が、思い通りになる!「なぜ、頭でわかっていても、心はついてこないのか?」それは、あなたの行動の97%を動かしている「潜在意識」と、うまく付き合うことができていないから!TVや雑誌で大活躍中のカリスマ・セラピストが「理想の自分」に近づくための「心の使い方」を教えます。
バレンタインの季節。街では、複数の動物殺害事件が発生していた。マユがダイエットと称して体を刃物で削ぐ行為を阻止したその日。僕は夜道で死んだはずの妹(多分)と出会う。そして妹っぽいものに遭遇した翌日。僕は学校の朝礼で知る。無自覚の悪意の伝染について。三ヶ月の短い静穏へ精一杯の反抗を示す惨殺死体事件。最悪な、殺人街としての街興しが、再び始まったらしい。あー。この立て役者は、僕の妹(暫定)なんだろうなあ、きっと。…口癖の出番は、あるなら早めによろしく。
2009年に発売した4枚の大ヒットシングル「ふたり」「ホタルノヒカリ」「YELL/じょいふる」「なくもんか」、計5曲を収録したいきものがかりの4枚目のアルバム。
初のDVD映像作品「とってもええぞう」のリリース、全38公演となる全国ツアー、夏には「ap bank fes'09」 、ゆず主催の「音野祭」など数多くの大型イベントへ出演するなど、これまで以上に精力的な活動を行ってきた彼らの最高傑作が誕生。
シングル曲と匹敵するアルバム曲が並ぶ「捨て曲なし」のアーティストとしての評価を裏切ることの無いアルバムです。
サウンドプロデューサーもこれまででお馴染みの、島田昌典、江口 亮、田中ユウスケ、西川 進、中村タイチ、湯浅 篤らに加えて、松任谷正隆、本間昭光といった日本が誇る超一流の豪華プロデューサーが新たに参加。
そして「My song Your song」に収録された「僕はここにいる」に続いて、ボーカル吉岡聖恵が作詞・作曲を手掛けた楽曲も収録。さらにファーストアルバム「夏・コイ」に続いて、メンバー3人共がメインボーカルを担当する楽曲も収録!!
合言葉は、押忍。フツーのオヤジが、ヘタレな大学の応援団長にマジ社命で出向!?ヤバい学ラン姿が、限りなく愛しい。爆笑、ウルウル、熱い勇気がはじけ翔ぶ、応援小説。
まーちゃんが、殺人犯に攫われた。僕の元から、まーちゃんが消えた。バカップル伝説も終焉を迎えた。長瀬透殺人事件に起因する自分自身との無益な争いに精を出していた間に攫われたんだから、まったくもって笑えない。しかも犯人は、長瀬だけでなく、僕の知り合いを次々と殺してまわった人間でもある。そして、今だ犯人は逃亡中。この事件だけは、僕が終わらせないといけない。敵は二つ。殺人犯と、僕自身。内外からの挟み撃ちだ。相手にとって不足はないが、相手からすれば標的は不足だらけだろう。だからって、まーちゃんを諦めると、僕はみーくんじゃなくなる。出来る内に、出来ることを。『ぼく』が終わる前に。よーし。じゃあみんな、行ってきます。ちょいとハッピーエンドまで。
会計の勉強は難しいと思われがちですが、お金の出入りを表すお小遣い帳や家計簿が理解できる人なら誰でも理解できます。この本では、会計知識ゼロの主人公あかねが、アクセサリー販売の会社をつくり、仕事の現場でさまざまな経験をしながら、会計の本質と全体像を学んでいきます。そこには、お金の流れから会計の仕組みをつかむ、そして、PL(損益計算書)・BS(貸借対照表)・CS(キャッシュフロー計算書)のつながりで会計を理解する、画期的な勉強法があったのです。
泣いた、笑った、驚いた!日本中から届いた149の実話たち。
イズミが、センスは悪いがお金は持ってる“獲物”とハワイに飛び立とうしたその時、アロハシャツの不思議な男が現れた。「この人、結婚詐欺師ですよ!」イズミの体は硬直、フィアンセ候補はパニック、周囲からは思っいきり好奇の目…。そして我に返ったイズミを、絶対あり得ない運命が待っていた。読み進むうち、どんな人との出会いもこよなく大切に思えてきます。シリーズ第2弾。