ハンナリ、マッタリ…等々「京ことば」らしい雰囲気を醸し出す特有語に加え、京の民俗・年中行事などの項目、京のわらべ唄、京の言い伝え、京都の地名の読み方、共通語引き京都語等々、「京ことば」に関するさまざまな事項を収録した。いわゆる「京ことば」のほか、「祇園花街ことば」「御所ことば」「職人ことば」「伝統産業語」他、府下のことばも収録した。文献に出てくる引用はもちろん、現在の会話例も多く挿入し、使用地域も示した。
「老子」を、いわゆる漢文を和文に移し変えるだけでなく、われわれの実生活上、どのようにかみ砕いて理解すべきかを示す。
父の所有の湘南のホテルで、澄香の生活が始まった。共同生活者は、ヤケに色っぽいおじさん、キヨ子さんと超美形の4人の少年達。なんとか皆との生活にも慣れたころ、父の知り合いだという女性から、彼女の家庭教師をしている少女への脅迫事件の犯人をつきとめてほしてと依頼され…。キヨ子さんは、なぜかあっさり依頼を引き受けた。驚く澄香。ホテルの住人達はプロの探偵。事件の真相を探る澄香の身辺にも危険が迫る。
「私」にぴったりの“天職”を求めていま転職を考え、行動する19人の女性の物語。
ムーンライトホテルの4人の美少年とオカマのキヨ子さんが、実は、父の探偵稼業のパートナーであることが分かった澄香。さっそく探偵の仲間入り。最初に舞い込んだのは、半月前に突然家出をしたまま行方不明の女子高生の調査だ。しかし、渡された資料では少女はあまり家族に似てなくて、まるで、“トンビがタカを生んだ”かのよう。奇妙な事実が明らかにされる一方、調査は難航し、ホテルの住人達にも焦りの色が。シリーズ完結編。
日本の歴史に残る炭鉱の大争議、貧しかった転校生の親友、自分の世界を広げたい、と挑戦した自転車による単独日本一周-。少年時代に出会った「社会」と「時代」に心をゆすぶられ、ジャーナリストの世界に飛び込んだ著者が伝える新聞記者の真の姿。
本書は政治と経済、経済と行政の関係を、具体例をあげてそのしくみを明らかにした。
富豪の老人の突然の死。殺人罪で告訴されたその若き恋人。彼女は有罪か無罪か?果たしてセックスは殺人の凶器となり得るのか!?