ランドスケープデザインに求められるさまざまな要素が凝縮された「庭園」についての知識とその本質について考察し、和風・洋風といった様式の問題へと展開する。また、風土・環境の観点から土地をながめ、造成計画をたてていくランドスケープデザインの手法を、具体例を交えて説明する。最後に、ランドスケープ空間を創造する材料である植物の取り扱いと管理について論じる。
能、狂言、歌舞伎、文楽。世阿弥、近松門左衛門、鶴屋南北。もっともっと身近に楽しみ、味わいたい、日本が世界に誇る伝統演劇の物語とその秘密。劇空間、役者と身体、名台詞と音曲の魅力をこの1冊で読む。
音楽的な働きかけを通して、障害児の発達を促し音楽的表現を育む、創意工夫に満ちた指導法を、豊富な実践経験に基づき具体的に紹介。人間の発達の筋みちに基づいて、からだを動かすことから、見る・見つめること、模倣すること、認識することを経て、手あそびや楽器操作にいたるまでの指導法を、わかりやすく解説。
本書は、やきものの中でも特に人気の高い「織部」の作り方だけにテーマをしぼり、基本の基本から紹介した陶芸の技法書です。
私たち、ユザワヤ芸術学院の手芸、工芸、ファッションの講師100名が、専門技術に加え、「携帯電話のストラップ」というテーマで楽しく制作しました。「楽しく作れる」「材料が手に入る」作品67点をどなたでも必ずつくれる作り方とともにご紹介いたしました。この本を参考にみなさんのオリジナリティーを加え、「自分だけの素敵な作品」をぜひ手づくりしてみてください。
「都市空間」「住空間」「文化遺産空間」「自然空間」。私たちを取り巻くさまざまな空間において、ランドスケープはどのように捉えられ、デザインされてきたか。また今後デザインされていくべきなのか。各分野の専門家がそれぞれの視点から論じる。
動く映像は、領域やメディアの垣根を越えてさまざまな表現に組み込まれるようになった。劇映画、ドキュメンタリー、アニメーション、アヴァンギャルド映画、ヴィデオ・アートなど、多様な映像ジャンルを横断し、総合的な視点から映像表現の創造特性を捉え、新たな可能性を展望する。
人間生活にとって不可欠なコミュニケーションをさらに豊かなものへと高めることは情報デザインの重要な課題である。広告と出版をめぐって、これらの概念と社会的機能、また、周辺領域との関係を検証することによって、文化レベルでのデザインの可能性を探る。
芸術大学陶芸科の授業内容を1冊の本にしました。技術を学ぶのは上手につくるためというよりも、自分の感受性を磨くため。どういう表現をしたいのか。それにはどんな技法を使えばいいか。加飾材は、釉薬は、焼成方法は?土を捏ねながら考える。
風や水を利用したもの、音の出るもの、かちまけあそび、虫とりあそび、ままごとあそびのおもちゃなど、材料選びから作り方、あそび方まで、すべて図入りでわかりやすく紹介します。
本書は、絵本の特徴、種類、シナリオづくり、構図のとりかた、絵の描きかた、製本の方法を、だれにでもわかるように紹介しています。
本邦初『日仏現代詩共同翻訳』の記録。「世にも簡素な装い」を表面的に突きつめると「裸体」になる。だがこの表題の意味は、「純化された装置」ということだ。とすると、それはひいては「詩」そのものを指していることに気づかされる。翻訳不可能と目されていた現代フランスを代表する女性詩人の作品を、敢えて日本の詩人たちが日本語に移し変える。
中国、朝鮮半島、東南アジア、日本における最新の研究成果を反映したハンディな入門書。