“塩”と“砂糖”は、私たちの生活になくてはならないモノです。それは身体にとっての必要成分であり、和覚においても重要な位置を占めます。さらに、昔から食品を長期保存できるようにするモノとして使われてきました。
テレワークで社員の生産性が下がるのはなぜか?
ITを使いこなす先進企業から新型コロナの感染拡大で突然テレワークを導入した中小企業まで、多くの企業を悩ます問題の要因が、実は社員の自律性の高め方にある。テレワーク環境のマネジメントとして、成果目標を定め、業務役割を明確にしてセルフマネジメントを促す企業は多い。ただし、それだけでは自律性の高まりは期待できず、むしろ社員のやる気や能力の発揮を削いでしまっている側面があると著者は指摘する。
●本書では、社員がポテンシャルを充分に発揮しながら、活き活きと自律的に働くモードを「遊び」と表現し、与えられた仕事をひたすら「真面目」にこなす仕事スタイルからの脱却を促す。「遊び」のスイッチを入れるために、社員個人や管理者、リーダーは何をすべきか。それぞれに求められる実践ポイントや、組織的な対応策を学術的な見地を踏まえ提示する。
●仕事の生産性を高めるために、多くの企業が仕事の構造化や管理の自動化を進めている。「ジョブ型」をはじめ、仕事内容を規定し、その進行を精緻に管理する動きが加速しつつある。果たして、それは持続可能なアプローチなのか?社員のパフォーマンスの高め方を学術的に解説しつつ「型」によるコントロールの妥当性を、問題事例を通して問いかける。
●リモートワーク環境における「職場」では、時間的、空間的な冗長性が削ぎ落とされ、「遊び」を生み出しにくい構造をつくりだす。これによって起こる「遊び」の消失は、緊張やストレスを高めるだけでなく、生産性を低下させたり、「テレワークうつ」などの原因にもなってしまう。このような現状を踏まえ、意識的に「遊び」を促すマネジメントの重要性を提示する。
●テレワークを導入しつつも「遊び」上手な企業は何が違うのか? 先進企業の事例を紹介しつつ、一般企業でも活かせる施策を具体的に説明する。クリエイティブな仕事の分野だけでなく、幅広い職種で「遊び」は求められている。本書は、新しい仕事環境に閉塞感を抱く多くの組織に「遊び」を導き入れるための方策をわかりやすく手ほどきする。
●著者は、企業の人事組織でのフィールドワークを展開し、新たな時代の組織の在り方を探究する組織開発コンサルタント。学術的な知見を携えつつ、面白法人カヤックなど注目企業の人事方針の策定に関与するなど、研究と実務の境界で活動を展開している。本書では、さまざまな事例を通して、これからの企業が備えるべきマネジメント観や組織観についても提案する。
第1章 進まない社員の自律
第2章 「真面目さ」を超えよう
第3章 自分に合わせて仕事をクラフトする
第4章 管理者は仕事を面白くできる
第5章 社員が自律していく組織へ
これで笑わなきゃ、何で笑えるのか。「表紙詐欺」、「顔芸が半端ない」、「可愛いのにギャグがヤバい」と各所で話題沸騰!大ブレイク中の美少女×お遊戯コメディ、待望の第3巻!!
2017年2月刊。
カイエ・ソバージュここに完結 第5巻
新たな知の営みへ!
神話、国家、経済、宗教、そして対称性人類学へ。「圧倒的な非対称」が支配する世界の根源を問う冒険、ここに堂々完結。抑圧された無意識の「自然」は甦るのか?「対称性の論理」が切り開く新たな世界とは?野生の思考としての仏教を媒介に、来たるべき形而上学革命への展望を示す。
序 章 対称性の方へ
第1章 夢と神話と分裂症
第2章 はじめに無意識ありき
第3章 〈一〉の魔力
第4章 隠された知恵の系譜
第5章 完成された無意識ーー仏教(1)
第6章 原初的抑圧の彼方へーー仏教(2)
第7章 ホモサピエンスの幸福
第8章 よみがえる普遍経済学
終 章 形而上学革命への道案内
17歳のすずは、いつも教室の隅にいる目立たない女の子。
ある出来事から大好きな歌が歌えなくなってしまった。
親友のヒロちゃんに誘われ参加したのは、
"もうひとりの自分"を生きられるネット世界〈U〉。
「この世界でなら歌えるーー!」
〈U〉の歌姫"ベル"として世界中から注目されるなか、
背中に傷を負った謎のモンスター・竜と出会う。
乱暴で嫌われもの、でもどこか寂しそうな竜と、
すずは心を通わせていくが、二人を引き裂くピンチが……!?
歌に導かれ"ほんとうの自分"を見つける物語!
【細田守監督書きおろしの原作小説、イラストとふりがな付きのつばさ文庫版】
デジタルヘルス技術は、個人が健康管理を行い、医療機関との遠隔情報管理を可能とする。これを支えるのが酵素バイオセンサや発電である。世界的な超高齢化社会における医療と介護問題のソリューションとしても注目される。
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが拾い、大切に育てていると、犬がたくさんのかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、たくさんのしし汁にありつけます。それを羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、犬は言うことを聞かず、そばがらじさまは、ひどい目に。花咲爺のもとになるお話で、大空に灰を蒔いて雁の目つぶしをしてとる「雁とり爺」のお話です。
●ワクチンの普及や高齢化を背景に疾患構造の変化が著しい耳鼻咽喉科領域において,専門医が知っておくべき最近の進歩をコンパクトに編集.
●難聴の遺伝子検査,聴力温存型人工内耳(EAS),外耳道閉鎖における手技の進歩,内リンパ腫の画像診断,好酸球性副鼻腔炎の抗体療法,頭頚部癌の免疫療法など,本領域における新しい診断・治療法を網羅.
●耳,めまい,鼻,口腔・咽頭,気管食道・咽頭,頭頸部の各領域のトップランナーが執筆.
聴覚・耳
めまい
鼻科
口腔・咽頭
気管食道・喉頭
頭頸部
魔力獲得の可能性を追い求める武闘派のアッシュは、大陸の東西南北にある遺跡の石碑の文字を解読することで新しい魔法を得た話を聞いて旅立つ。各地の封印されし魔王を倒した後、魔力は手に入るのか!?
数ある缶詰のうち、日本ローカルで生産されているユニークかつ実力派の「ご当地缶詰」を、缶詰博士・黒川勇人氏が厳選して36種紹介。日本全国津々浦々、それどころか世界中の缶詰を調べつくし、そのディープで魅力的な世界を発信し続けている黒川氏が激賞する理由とは? もちろん、ほとんどがネットや電話でお取り寄せ可能。楽しく読んで、最後には自分のビジネスに生かすヒントまで見えてくる、究極の雑学実用書!
いまや日本は超・缶詰ブーム。次々と高級缶詰が発売されヒットになったかと思えば、イナバのタイカレーシリーズが1個100円の価格帯にもかかわらず、「へたなカレー店より断然うまい!」と品切れ続出の事態に。もはや保存食を飛び越えて、嗜好品の世界に突入しています。
本企画では、数ある缶詰のうち、日本ローカルで生産されているユニークかつ実力派の「ご当地缶詰」を、缶詰博士・黒川勇人氏が厳選して36種紹介。
ラジオのパーソナリティーやテレビ企画の仕掛けなど、多方面で活躍中の黒川氏は、日本全国津々浦々、それどころか世界中の缶詰を調べつくし、そのディープで魅力的な世界を発信し続けています。雑学ネタ、テレビ「シルシルミシルさんデー」ばりの製造工程の裏側、ご当地ならではの人情話、意外な食べ方(たとえば、経堂の美登里寿司の大将が、缶詰だけで絶品おまかせ寿司をプロデュースしましたが、その仕掛け人が著者の黒川氏なのです)まで、読めばいますぐ缶詰を買いに走りたくなるストーリーが盛りだくさんの、ワクワク感満載の1冊です。
もちろん、ネット等でお取り寄せも可能。楽しく読んで、最後には自分のビジネスに生かすヒントまで見えてくる、究極の雑学実用書!
博物館や美術館は、〈もの〉が展示されているだけの透明な空間ではない。
社会に対してメッセージを発信し、同時に社会から読み解かれる、動的なメディアである。
日本における新しいミュゼオロジーの展開を告げた画期作。
旧版から十年、植民地主義の批判にさらされる現代のミュージアムについて、
欧州と日本の事例を繙きながら論じる新章を追加。
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「新しい時代の新しいミュージアムのあるべき姿と進む方向が本書によってようやく明示された。」(青柳正規)
「ミュージアムはなぜメディアなのか。歴史と理論、実践を架橋する再定義で、運営論中心の陥穽から救う。これは、博物館・美術館の解体新書だ。」(吉見俊哉)
◎目次
プロローグーーミュージアムを異化するメディア実践
第1章 ミュージアムのメディア論ーー研究の枠組と方法
1 メディア論の視座
2 ミュージアム研究の射程
3 メディア実践、メディア文化研究、メディア史
第2章 ミュージアム空間の思想
1 蒐集するまなざし
2 パノラマ的視覚ーー鉄道旅行、博覧会、観光
3 近代型ミュージアムの誕生
4 ミュージアム空間の完成
第3章 「ミュージアム」から「博物館」へ
1 日本人がみたミュージアム
2 博物館の「つくり方」
3 博物館空間の生産ーー二つの博覧会の中で
4 制度としてのまなざし
第4章 メディア・象徴(シンボル)・メッセージ
1 「帝国」の象徴(シンボル)
2 戦争とプロパガンダ
3 戦後民主主義とメッセージの喪失
4 娯楽としての博物館文化ーーポピュラー文化ミュージアムの系譜
5 博物館とはいかなるメディアか
第5章 二一世紀におけるミュージアム空間の変容
1 ミュージアム・スペクタクルーー欧米、アジア、そして日本
2 欧米におけるミュージアムの拡張
3 グローバリゼーション、アート、国際主義
4 日本におけるミュージアムの拡張と縮小
5 行政から消費社会へ、市民から消費者へ
エピローグーー日本のミュージアムの今後と、周縁的(マージナル)であることの可能性
あとがき
増補新装版のための補論
ミュージアムの苦悩と再生ーーなぜ脱植民地化するのか
1 化石燃料と植民地
2 ヨーロッパにおける脱植民地化…
▼第17〜18話/そばの三たて(前・後編)▼第19話/そば屋の玉子焼き▼第20〜21話/そば汁の“かえし”(前・後編)▼第22話/夏の終わりのそば▼第23〜24話/新そばの季節(前・後編)▼第25話/踊るカレー南蛮
●主な登場人物/矢代稜(名人と謳われた祖父から江戸そばの技術をすべて引き継ぐも、店を構えず自由気ままに日本全国を放浪しながらそばを打つ、流し職人)、エリカ(稜の兄の再婚相手の連れ子。そばのうまさを知り、稜についてまわる)
●あらすじ/挽きたて、打ちたて、茹でたて。うまいそばの条件といわれている“三たて”だが、稜がそば打ち指導に訪れた村には“四たて”を唱える男がいるという。だが、その男が作るそばを試食した稜は、出来の悪さにげんなり。そこで稜が語る、“三たて”という言葉の本当の意味とは…!?(第17話)
●本巻の特徴/真冬に“新そば”を売っている店はインチキなのかどうか、稜が解明することに!! さらに、万人を虜にする“カレー南蛮”誕生の歴史にも迫る!!