社会的テーマとして論じられることのなかった埋蔵文化財(遺跡・遺物)の歴史と問題点を、発掘の現場に携わる著者が鋭く抉る話題の書。
水はなぜ温まりにくく冷めにくいのか?電子レンジで食品が加熱できるのはなぜ?花火の鮮やかな色はどうしてでるのか?山頂はなぜ涼しいか?フェーン現象はどうして起こる?地球温暖化はなぜ起こるのか?太陽の表面温度はどのようにして測るか?…実はこれらにはすべてエネルギーの一種である「熱」がかかわっているのです。どうぞ「熱・エネルギーの科学」の不思議の世界をお楽しみください。
本書では、材料表面の電子状態から説き起こし、電気化学ポテンシャルを理解した上、金属や半導体の中での電子のエネルギー状態とその変化に伴う現象を見、それらが反応速度に及ぼす影響を検討し、それが金属や半導体の溶解現象や化学電池の性能にどのように関わっているかを解説した。本書は、材料電子化学を初めて学ぶ大学学部学生を念頭に置き、基礎的事項をできるだけ詳しく述べてある。
アート作品/活動は、人間と世界と社会の現状を照らし出し、その自明性を揺るがす。その力が顕れている諸事例の考察から、社会的出来事としてのアートの源泉に触れる。人類学者、社会学者、アクティビスト、アーティストたちによる応答と対話の共創。
歴史に名を残した著名な学者、天才として神格化されている学者でも、現在の基準に照らすと公明正大な人物ばかりでなかった。本書では一八世紀から現代まで、科学にまつわる欺瞞と信じがたい不正の数々を概観する。科学者の知られざる不適切行為から現代のSTAP細胞騒動にいたるまで、人物の評伝、事件の経過、歴史的な背景をコラムや図解とともに紹介する。
この1冊でテキスト学習・問題演習ができる。重要語句を側注で確認できる。解説が抜群にわかりやすい。学習スタートから直前総まとめまで使える。