ぼくの親友で兄貴分、ロータスの創業者でもあるミッチェルが、新しく自家用ジェットを買った。相乗りでサンフランシスコに戻る機上で、ひとつのアイデアがひらめいた。キーボードのかわりにペンで入力する超小型のコンピューターをつくれば、世界は変わる…。ミッチェルは、そのアイデアを実現するため、ただの技術屋のぼくに、会社をつくってその経営をしろと言う。投資家は150万ドルの現金をぽんと出すし、あれよあれよと言う間に新会社ができてしまう。話をかぎつけたアップルのスカリーや、マイクロソフトのゲイツまでが首を突っ込んでくる。いったい彼らは敵なのか、味方なのか。どうやらぼくは、とんでもない世界に足を踏み込んでしまったようだ…。シリコンバレーを舞台に、主人公たちの夢と情熱を描いた感動のドキュメンタリー。
「キリスト教やユダヤ教の礼拝と儀礼の束縛からの解放をめざし、快楽と放逸を求める」悪魔教。-謀反と激情の神サタンを崇拝するその全貌を明かす。
絵画、彫刻、音楽、工学、そして建築の各分野において、幾世紀にもわたって変わらぬ評価を受け続けるレオナルド・ダ・ヴィンチのすべて。メディチ家の繁栄に支えられたフィレンツェ、スフォルツァ家に支配されるミラノ、そしてフランソワ1世統治下のフランスなど、政治や芸術・文化の中心地で送るダ・ヴィンチの生涯と、その舞台となった都市をたどる。偉大な絵画作品ばかりでなく、彫刻家、技師、建築家、科学者としての仕事も紹介。
本書では、約200点の作品を紹介しながら、印象派の画家たちの生涯とその功績、作品の見方や、印象派の舞台となった19世紀パリなどを、イラストや参考図版とともにわかりやすく紹介。
本書は彫刻の歴史をたどることによって、そのまま美術史の変遷がわかるような構成となっています。石器時代の像、エジプトのレリーフ、ギリシア時代の大理石彫刻から、ロマネスク、ゴシックの時代を経てミケランジェロの登場、さらには現代彫刻にまでつながる彫刻の歴史がわかりやすいイラストと各時代の代表的な傑作の写真とで紹介されている。また、彫刻技術とその道具の進歩、世界各地の彫刻もきめこまかい調査にもとづいて紹介されている。
メサ、ピリ、オルトは幼なじみ。三人とも魔法学院吹奏学部の新入部員だ。魔法の力は強いけど、音感はまるでなし。しかも本人たちにその自覚がない。部長でもある憧れの美少女ナルルさんに褒めてもらおうと、一生懸命練習している。ところが…。「やだっ。ぜーったいに辞めるもんか」あまりの騒音に、生徒会長が退部を迫まってきたのだ。このままでは愛しいナルルと離ればなれになってしまう。ナルルのとりなしで、なんとか残部をかけてテストを受けることになったが、練習期間は一週間。追いつめられた彼らは、旅の老人に教えてもらった、音楽の神様を呼ぶ魔法を試みるが…。大乱調なやつらが巻き起こす、コミカル部活動ファンタジー登場。
落日の荒野を行く山羊の群れ、大地を覆う葡萄また葡萄、そしてサフランの咲き乱れる村…。豊かな食文化を育んだ大地に魅かれ、バイクでくまなく駆け巡った日々の思い出とともに、著者撮影の写真を交えて綴るスペインの味覚と風土の探訪記。
アドリア海をはるかに望む、けわしい山塊の麓に牧羊の村クェルチーノがある。村に息づく「伝統的な」移牧の実態を明らかにしつつ、村人たちの内面にまで立ち入ってその生きざまを描く。文化理解の方法に一石を投じる「生活誌」。
本書では、身近な素材を生かして、誰にでもつくれるサボテン&チランジアの楽しみ方を紹介します。そのうちのいくつかはつくり方をプロセス写真入りで詳しく解説しました。
生産現場と消費現場の情報疎通、労働者雇用の仕方、商品流通、資金調達、マーケティング等、起業家が必ず直面する様々な問題に対して、今もっともリーズナブルな解答を用意しているのは、フランチャイズ・システムだ、と著者は考える。本書は、そうした現状を多くの現場取材等で描き出しながら、読者の起業家への取り組みへの具体的なアドバイスを提供できるように企画、執筆してある。
本書は、FCの主な業種・業態についてできるかぎり多くを取り上げ、その商売の内容が理解できるように解説した。