学校図書館は教育に生かされてこそ、その目的を達成する。小・中学校で図書主任や学校司書として経験を積んできた著者が、子どもたちに読書のすばらしさを伝える学校図書館の作り方を、図書の購入・修理・配置、学校図書館の環境整備、図書委員会の活動、教師やボランティアとの連携、コンピュータの活用法などの観点から、イラスト、図、写真を交えてわかりやすく解説。改訂にあたり「9章・学校図書館とコンピュータ」を増補。
高度情報化社会では、新しい知識を創出する主体が求められていて、その能力を養うために読書は必須である。読書は抽象的な思考能力やコミュニケーション能力を高め、子どもの情操教育にも欠かせない。さまざまな読書推進の試みを紹介し、読書に果たす図書館の役割と可能性を探る。
なぜ、罪もない勤勉な日系人が排斥され、強制収容されなくてはならないのか。戦時下のアメリカで、周囲の白眼視をものともせず、日系二世の少年少女に書物と手紙を送り続けた一人の図書館司書がいた。彼女の名はクララ・ブリード。図書館での交流が生んだ、人種偏見を打ち破る魂の交感。初めて明かされる、戦時下の感動ノンフィクション。
自由をテーマにした戦争アニメ『図書館戦争』から派生したウェブ・ラジオ『関東図書基地広報課』のDJCD。ヒロイン役の井上麻里奈がメイン・パーソナリティとなり、ゲスト声優とともに楽しいトークを展開していく。
商店街と大学がコラボする活性化アイデア40。伸びない客足も後継者不足もシャッター街化もまとめて解決!商店街をリノベーションして、楽しく笑える「まちづくり」をめざせ。
「水縁空間」とは、水が媒体となり、「人と人」、「環境と人」とを結びつける環境全体を指す造語である。郡上八幡は、この「水縁空間」を近代化という波のなかで、守り続けてきた現代の日本では類稀な町である。著者ら調査・研究グループは、約20年に亙り郡上八幡に出向き、住人との協議のなかから積極的に水利用の提案を行ない、「水縁空間」の継承、保全に力を注いできた。このレポートが語るものは今後、「自然と人」との関係を位置づける上での凡例となるだろう。調査活動年表、全国の主要な水縁空間の実例、日本名水百選資料などを加え、「水」をいま一度見直す上での貴重なドキュメント・レポート。
「帰還する場所の不在、それも語りつくされました。だから“栖”をさがして旅をするのです」建築家が住宅を設計するということ。それをつきつめていくと、みずからの“終の栖”に至らざるをえないのだが、それは自己撞着的な不可能な行為だと、著者はいう。そこから見ると、世界の住宅建築のマスターピースと目されているものとはまったく別のリストが浮かびあがってきた。思いがけない特異で軽妙な書簡体によってはじめて明かされる、住まいの真実の姿。磯崎新が、住まい学大系第100巻の区切りに贈る書き下ろしエッセイ。
たくさんの引出しの中に収められた未現像フィルムが、ある時、匂いや音などのコードによって抽出され現像されたものだという倉俣史朗の記憶。目覚めて夢が消え失せるはざまに、スケッチと言葉で描きとどめた夢日記。繊細で洗練され、知的で饒舌なメッセジを持つ作品群。甘美で形而上学的な夢をかたちにした倉俣史朗の本。
明治大正昭和にわたる日本人の生活は、中流住宅を一つの基準として、その間取りに映し出されている。この着想のもとに可能な限り多くの実例を調査し、歴史的文献から新聞のチラシまで渉猟した厖大な記録の中から時代々々の生活の知恵と工夫を探り、抽出する。テーマを先行することなく、研究の枠を規定することにもこだわらず、日本人の住まいとは何かという、深い問いだけに導かれたこの本には、中廊下という、これまでむしろ隠されてきた要素が浮上してくる。また、それをめぐる論議を活写する、当時の資料がいわば生の声のままに集められている。百三十年余の時代の変遷と、住問題の変わらぬ生態をそこに聞くこともできるだろう。独自の探求を貫いた孤高の研究者たちの、建築計画学の源泉ともいえる問いがここにある。
マダム・デュポンの蝋人形館に幽霊が!?おかげで守衛のサージは災難に見まわれる。サージの汚名をそそぐため、少年探偵団は立ち上がる。行く手には国家機密にかかわる陰謀が待っていた。
あさはやくから、おいらがなにしてるかしってるかい?たべてるのさ。えっ、なにをって?みんながすてたものさ。ほーら、あそこにふくろがある。よーし、くちをあけろ。じゃんじゃんいれてくれ。こぼさないようにな。おいらがだれだかあててごらん。そうさ、おいらは…。
そりにのったねこちゃんといぬくんとぶたくんとあひるちゃん、うまさんにひかれてはらっぱへ。「ここからすべりおりてちょうだい」そこで、うまさんものって、ひゅううっ、ひゅうううっ!…どうなったとおもう。
生命現象のレシピ=DNAを可愛いキャラクターの挿絵でわかりやすく解説した入門書。
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