新しい地域資源の発見が新しい地域コミュニティーを作り出し、より良いヒトと自然の関係性を構築していく。自然とヒトの好循環を創り出すAC(エリア・ケイパビリティー)の発想法を、事例を通しながら描く。
ACの達成を紹介する実践編。
序章 エリアケイパビリティー発想への道 石川智士
第1部 ACのもたらす可能性
第1章 バタン湾のエビ放流とAC 黒倉壽・伏見浩・石川智士
第2章 浜名湖のつくる漁業 伏見浩・渡辺一生
第3章 厚岸のホッカイエビカゴ漁 濱田信吾
第4章 みんなで一緒にサカナをとる 有元貴文・武田誠一・馬場治・吉川尚
第5章 タイ国サムットソンクラームのマングローブエコツーリズム 堀美菜・宮田勉
第6章 天草・通詞島のイルカウォッチングにみるACサイクル 渡辺一生
第2部 AC的議論の意味
第1章 ACコンセプトを使った地域づくり 渡辺一生
第2章 開発目標としてのAC 黒倉壽
第3章 環境のケアと人のケア 西真如
第4章 生存基盤論とAC 河野泰之
第5章 ACの発現と向上 清水展・渡辺一生
座談会 ACの達成と可能性 有元貴文・黒倉壽・河野泰之・伏見浩・宮田勉・渡辺一生
おわりに 石川智士・渡辺一生
[序章]交通事故過失割合の研究 序論(藤村和夫)
1 はじめに
2 交通事故を惹起する原因・要素(発生メカニズム)
3 過失相殺と過失割合
4 現行基準に対する要望
5 今後に向けて
[第1章]交通事故過失割合研究の目的と意義
第1節 本研究の基本視座(清水克彦)
第2節 非法律家の観点から見た本研究の必要性を示唆する事項(清水克彦)
第3節 法工学の観点から見た本研究の目的と意義(清水克彦)
第4節 交通事故過失割合研究会における議論の経緯(渡邉康一郎)
[第2章]過失相殺の歴史的意義(藤村和夫)
[第3章]過失相殺と過失割合をめぐる理論と課題(大嶋芳樹)
[第4章]日本における過失相殺実務処理の現状
第1節 過失相殺率の認定基準(大嶋芳樹)
第2節 実務処理の具体例ーー「信号機による交通整理の行われていない交差点における四輪車同士の出合い頭事故」の場合(松居英二)
第3節 『判タ基準』を適用する際の留意点(高生精也)
[第5章]工学的発想の必要性ーー過失との関わりをどのように意識しうるか
第1節 機械工学的発想の必要性ーー技術者の心理と車の性能(渡邉康一郎)
第2節 人間工学的発想の必要性(堀野定雄)
[第6章]過失割合基準と交通事故の予防(遠山信一郎・宮岡孝之)
[第7章]過失割合と保険の実務における機能(三坂則夫・三井秀実)
[第8章]過失割合の判断要素ーー新たな構想の可能性(藤村和夫)
座談会/交通事故過失割合研究の今後の展望ーー交通事故抑止との関わり
1994年4月に発行した『シャルコーの世紀 臨床神経学の父 ジャンーマルタン・シャルコー没後百年記念講演会』に、「シャルコー生誕二百年記念座談会〜シャルコーを語る」を追加収載した増補版。
2005年に入り、ライブドアによるニッポン放送に対する敵対的買収が世間の注目を集めたことで、M&A、企業価値、株主価値、取締役の責任といった専門用語が日常会話の中で頻繁に取り上げられるようになった。本書はまさにこうした用語の背景にある基本精神、実際の企業価値の評価方法、いかに株主価値を守るかの詳細な解説を試みている、主として、買い手企業と買収対象企業の取締役会の合意が前提となる「友好的」な買収を前提として取り上げているが、それらのすべてのポイントが敵対的買収にもそのままあてはまる問題であることはいうまでもない。本書のテーマは、株主価値を増大させるM&Aを実践するにはどのような視点をもち、プロセスコントロールとモニタリングをどのように行うかである。上場企業のM&Aに正味現在価値をプラスにすること以外の正当な理由はあり得ない。
不動産投資によるキャッシュフローが給与収入を超え、会社をハッピーリタイアした4人。普通のサラリーマンから現在の成功にいたるまでのリアルすぎる話。
本書は、最近テレビのニュース番組や、ビジネス誌で見かける「ソーシャルメディア」の本質である、「ソーシャルグラフ(人間関係図/信頼関係図)」についてあらゆる角度から掘り下げて、わかりやすく説明していきます。「商品がユーザーを見つける時代」の効果的にモノが売れる・伝わる仕組みを探しにいきましょう。
近代建築を使いながら保存していくために、文化遺産としての価値を守りつつ、現代に適した性能をいかに付加するか。
何を変え、何を守るのかーー。
近年、既存建物のリノベーションが注目を集めており、近現代建築の保存再生というテーマがより身近なものになってきているが、歴史と現代が調和した真に豊かな都市環境づくりには、まだほど遠い状況にある。既存建物の価値を十分に理解していないと思われる、奇妙な保存再生例が都市には溢れている。より多様な既存建物のリノベーションにおいても、優れた「保存再生デザイン」が求められているのである。(序論より)
序論:建築と都市の現在 田原幸夫
1 章:基本編ー材料から考える
煉瓦造近代建築 田原幸夫
鉄筋コンクリート造近代建築 笠原一人
木造近代建築 中山利恵
近代建築の保存再生デザインにおける共通の課題 田原幸夫+笠原一人+中山利恵
2章 :実践編ー現代における課題
建築史研究と保存再生デザイン 石田潤一郎
文化財行政と保存再生デザイン 北河大次郎
文化財構造物への構造補強の考え方とデザインー文化財の耐震補強を知らずして、文化財の活用を語るなかれー 冨永善啓
3章:座談会ーMonument からLiving Heritage へ
清水重敦+中川 理+中山利恵+笠原一人+田原幸夫
オーセンティシティとインテグリティを考える
近代文化遺産における活用について考える
資料:文化遺産に関する憲章・宣言集
あとがき 笠原一人+中山利恵
「建築都市保存再生学コース」シンポジウム・特別研究会・特別講義の記録
口を動かすと、ヒトは甦る。誰にでもできる「術」が「学」に昇華。
不正はなぜなくならないのか!不正調査のプロフェッショナルによる待望の実務書。「不正調査ガイドライン」に加え不正調査のプロフェッショナルによる「座談会」「失敗事例」を追加収録。
はしがき
統一論題:ジョブ型雇用再考
労務理論学会第34回統一論題「ジョブ型雇用再考」提案趣旨 山崎憲
1.「ジョブ型人事」をどう考えるか?-現場からの報告 三木陵一
2.職務設計とジョブ型 橋場俊展
3.日本企業におけるジョブ型雇用の導入と企業内教育訓練の課題 島内高太
【コメント】
1.統一論題へのコメント:ジョブ型雇用と同一労働同一賃金論をめぐる議論 永田瞬
特別講演
Googleユニオンの展開(講演概要) 神部紅、山崎憲
書評
1. 小松史朗著『日本的生産システムにおける労働と管理 変容過程とその含意』 田村 豊
2. 書評座談会:「労務理論学会と労働過程論」 浅野和也
2023年度労務理論学会賞(学術賞)選考審査委員会報告書
『労務理論学会誌』投稿論文の募集について
投稿規定
英字目次
執筆者紹介
編集後記
脱・nLDKから。脱・集合住宅へ21世紀の住環境を考える。
大学の入試や卒業要件にTOEFL等の外部検定試験を導入する案が、自民党教育再生実行本部や政府の教育再生実行会議によって提案された。しかし、もしそれが現実となれば、学校英語教育が破綻するのは火を見るよりも明らか。危機感を持った4人が、反論と逆提案に立ち上がった…。小学校英語教科化の問題点、白熱した座談会、関連年表なども収録。
「水と石の魔術師」と評された七代目小川治兵衞、通称「植治」の庭園の写真を多数掲載。
富士山の有効活用を説く。