昭和13年初版、同29年に新版発行されたロングセラーの新訂版。各種日本建築の計画・構造・施工を容易に習得し、すぐ応用できるよう詳述した名著を完全リニューアル。第1部では実務者として身につけておくべき伝統建築の諸知識を、第2部では在来工法の計画から施工までを1400点の図表により解説。一生涯役に立つ、必携の書。
「酢豆腐」は職人の話で始まるが、個人的には夏の盛りに町内の若い衆がゴロゴロしながら、という方を好む。圓生師は“汚れ”に走るのを警戒したのだろうか。それにしてもマクラが巧い。世間話をしているうちに、気がついたら聴き手は咄に引き込まれている。
文明開化のさなか、東京の噺家の頂点に立つ三遊亭円朝。彼はいかに立身出世を遂げたのか、その事跡と創作の根源に迫る。『真景累ケ淵』『怪談牡丹燈篭』など、円朝による江戸落語の名作を紹介し、ゆかりの地を訪ねる。
言語の写真法=速記術が残した稀代の物語遺産を初めて当時の文章と挿絵で再現する全集。
言語の写真法=速記術が残した稀代の物語遺産を初めて当時の文章と挿絵で再現する全集。
1:早い決断
2:インディアンプリンセス
3:旅立ち
4:風の歌
5:アイルランド人の幸運
6:インディアン「ナバホ族」の伝説
7:アンスクウェアダンス
8:思い出
9:アンダンテコンモート
10:小さなトッカータ
11:トランペットのひびき
12:スペインの娘
13:コンピューター1087型
14:フランス庭園にて
15:スコットランドのダンス
16:霧の港
17:ロシアのお祭り
言語の写真法=速記術が残した稀代の物語遺産を初めて当時の文章と挿絵で再現する全集。
1:■4つのピアノ小品Op.31
2:羊飼いの夢
3:前奏曲
4:小さな物語
5:昔の思い出
6:■田園組曲Op.34
7:朝
8:カプリス
9:伝説
10:ワルツ
11:■死の庭園Op.41
12:I
13:II
14:III
六代目三遊亭圓生の巧みな話芸を収めた圓生百席シリーズ第一弾。江戸時代のケチをユニークに描いた74年録音の「一文惜しみ」、映画『幕末太陽伝』の元筋、75年録音の「居残り佐平次」を収録。江戸訛りを取り入れたり、セリフのひとつひとつが味わい深い。
V10対応の最新改訂版。JP1認定資格の定番「テキスト+問題集」。システム運用管理ソフトJP1の知識をわかりやすく解説。模擬試験20問×3回分を収録。
小堀遠州の出生地・長浜で、寺社のみならず、個人の住宅にも優れた庭園が多く遺されている。「ながはまのお庭プロジェクト」では専門の庭師の指導の下、各地の庭を訪問し、それぞれの歴史を聞き取ってきた。これまでシリーズ本として5冊を作ったものを総集編として1冊に収録。
「ながはまのお庭」出版にあたって
第一章 隠れ庭の魅力を語ー対談・鼎談・座談会
対談 庭はまちの豊かさをあらわす顔
鼎談 中世の正統派から近代の植宇まで 多様な庭が見られる長浜のまち
座談会 近代長浜の庭園文化と京都とのつながり 鈍穴・植宇の庭から辿る
長浜の郊外村落に花開いた庭文化 土地に息づく自然崇拝の心と、宗範・鈍穴の活躍
湖北の経済力を示す在家の名庭 景物や構成にみられる地域性
コラム 緑と川がつくる町並み景観/近江の名工・西村嘉兵衛とその作品/
庭を演出する灯籠/個性豊かな石たち/長浜の庭に関わった作庭家たち/
第二章 慈しみの庭を訪ねる
池泉の庭/枯れ池の庭/枯山水の庭/平庭/露地庭・流れの庭/寺社の庭・公共の庭
第三章 庭のある暮らしの未来を考える
庭とともに暮らして お庭の所有者に聞く
造園業者・庭師の立場から長浜の庭の存続を考える
「ながはまのお庭」活動の軌跡とこれから
座談会 10年の活動を振り返って/活動の軌跡/京大生、庭づくりに挑戦!
あとがき お庭プロジェクトメンバー9
本書は、キケロの記憶術に倣い「記憶の館」という設定である。各章は、館の室内であり、著者たちが「場所の精神」を訪ねたタージ・マハル、アルハンブラ宮殿、コインブラ、トレド、あるいはローマの街、その他多くの世界のすばらしい場所の思い出が集束されている。180余枚の直筆スケッチと共に記憶に留めた世界建築の空間構成と感性について、書簡形式で語る著作。空間の制作学ともいえる。欧米はもとより、イスラム、インド、中国、日本にも言及する。