増え続ける医療事故を、現場の人間だけでなく組織全体のミスとしてとらえ、豊富な実例紹介をもとにその対策法を説く。2002年に病没した著者、山内隆久氏の遺稿(「朝日新聞」朝刊連載)も追記し、医療側と患者側双方から考えた対策を提案する。
これでわかった!電力自由化の真の姿をわかりやすく解説。イラストで、消費者にもわかる自由化の仕組み。
公的年金、企業年金など、一見ややこしい年金の仕組みが正しく理解できます。「年金財政は破綻するのでは…」「払い損では…」など、年金制度に対する疑問を解消します。少子高齢社会を迎える日本に有効な年金制度はどんなものか、具体的に考えます。平成十六年改革で、年金制度がどう変わったのかポイントを紹介します。年金用語解説を巻末に掲載しました。
古代史の究明には、古事記・日本書紀に述べられている多くの物語を、考古学の史料と方法で検証することが必要であるとする著者が、崇神から欽明までの天皇を主として取り上げ、古墳時代の前期から後期前半までの古代日本をひもといていく。
敗戦、60年安保、左翼と保守、冷戦の崩壊、そして自衛隊のイラク派遣…。混迷の時代にある今こそ、私たちは「昭和」という時代と真摯に向かい合い、その歴史に学ぶ姿勢が必要なのではないか。昭和史研究で菊池寛賞に輝いた著者が、深い洞察で日本社会の盲点を鋭く描き出す。
電気新聞連載「温故知真 原子力のいま」に大幅な加筆訂正を加え、再構築しました。1953年の国連演説「アトムズ・フォー・ピース」から現在に至るまでの原子力平和利用の歴史をQ&A形式で答えます。プルサーマル、核燃料サイクル、安全性など、日本の原子力が直面している論点をわかりやすく解説しています。
チカップ美恵子の伯父、山本多助と母、伊賀ふでー誇り高きアイヌ民族のきょうだいが綴る魂のメッセージ。
山の専門誌「岳人」の好評連載「すぐそこにある事故」「山のセルフレスキュー」を中心に、遭難の危機を切り抜けて生還したケースを紹介、そのサバイバルの秘訣を編集。冷静・沈着に状況を把握して下山した人々の報告には、大自然の中で生き残る知恵が網羅されている。
第2版では、規格の改訂に伴い全面的に書き改めた。併せて、2002年10月に発行されたマネジメントシステム監査のガイド規格ISO19011:2002(JISQ19011:2003)の内容も反映させた。実用に資するよう、システム構築段階及び改善段階の2つの内部監査チェックリストを収録した。
温暖化、グローバル化、IT革命、原子力、少子化、科学技術、倫理…袋小路の日本社会を斬る評論集。