柔道に明け暮れた高校時代、ユニークな先生や下宿の仲間たちと切磋琢磨し、英語教師への道を歩み始めた大学時代、高校教師として、生徒とともにそれぞれの「夢」を追いかけた日々…。これから新しい世界に踏み出すあなたの背中をそっと押してくれる自伝的小説。
光をめざして
第一部 光太の青春(高校時代)
一 伊豆へ
二 柔道
三 アルバイト
四 最後の大会
五 夢
第二部 京都にて(大学時代)
一 ユニークな先生
二 下宿の仲間
三 学生運動
四 作曲に挑戦
五 法学部から文学部英文学科へ
六 英語の修行
七 北海道へ
八 光をめざして
はるかな旅へ ある教師の物語
第一部 夢を追いかけて(明海学園)
第二部 はるかな旅へ(滝沢学園)
『光をめざして』『はるかな旅へ ある教師の物語』を読んで
明治時代の欧化政策のもとで海外文学が翻訳されはじめてから1世紀超、なかでもイギリス文学は現在でも根強い人気を誇っており、文学作品に惹かれてその舞台を訪れる人も多い。作家や作品にちなんだ60の旅を通してイギリスの文化、風土を再発見する一冊。
気むずかしやの女の子スサンナが、野原でひろっためがねをかけると「あべこべ世界」に。出会った仲間とムーミン谷を目指します。
トーベ・ヤンソンが1977年に描いた、最後のムーミン絵本。水彩画による美しい描写を、忠実に再現した新装改訂版。
親愛なる日本の子どもたちへーー
みなさんが、この本を、気に入って楽しんでくれますようにと、願っています。わたしの国フィンランドと、日本は、地理的には、とても遠いですね。でも、おはなしの世界は、たがいにそんなに離れてはいないし、ちがっていないと思います。さあ、とびこんでください。ようこそ、わたしの絵本の世界へ!
心をこめてーートーベ
私小説を書く父、精神に変調をきたした母、「ちがう、ちがう」と言いながら死んでいった妹。生地・小高への思いを中心に、父と今は亡き家族に捧げる鎮魂譜。増補新版。
旅をより深く楽しむには、地理の知識がとても役に立ちます。
本書は、いわゆる観光ツアーやガイドブックの目線から一歩踏み込んだ旅の視点を提案し、旅をより知的に深く楽しむための地理の教科書です。「小豆島はなぜオリーブの島になったのか」「フランスの畑の景色はなぜ美しいのか」「アンデスの民はなぜ帽子をかぶっているのか」など、旅先でみられる世界各地の特徴の理由を、地理の知識で解き明かしていきます。全編に各地域のカラー写真が満載なので、世界を旅行しているような感覚で読み通すことができて、いつのまにか地理の知識も身につく異色の旅ガイドとも言えます。本書を読んで旅に出れば、これまでとは違った視点でも地域を見ることができ、より深く理解して楽しむことができるでしょう。たまには地理の視点で旅を企画してみませんか?
人気占い師イヴルルド遙華が、あなたにぴったりの開運旅を伝授。
マインドナンバーや旅テーマから導き出された、おすすめの旅先を紹介します。
また叶えたい運気ごとに準備から旅行中にすべきアクションを解説!
イヴルルド本人&友人の旅エピソードも満載です。
開運旅のヒントが詰まった、今までない永久保存版の一冊!
※本書には以下のコンテンツが収録されています(抜粋)
■旅して開運のススメ! イヴルルド遙華からのメッセージ
■CHAPTER 1 マインドナンバー別 Fortune Trip
・マインドナンバーとは?
・マインドナンバーでおすすめの旅先が分かるの?
・マインドナンバーの導き方
・マインドナンバーであなたのタイプをチェック!
→各ナンバーの特徴とおすすめの旅先
・ケミストリーナンバーとは?
・ケミストリーナンバーの導き方
→各ナンバーの特徴とおすすめの旅先
■CHAPTER 2 テーマ別 Fortune Trip
・絶景×開運旅
・建築×開運旅
・色彩×開運旅
・祭り×開運旅
・チャクラ×開運旅
→各テーマの特徴とおすすめの旅先
■CHAPTER 3 運気別 Check List
・恋愛運/金運/仕事運/健康運UPの秘訣
・出発前にしたいこと
・空港&機内でしたいこと
・旅行中にしたいこと
■CHAPTER 4 人生を変えたMy Best 5 Fortune Trip
・バリ
・イタリア
・ハワイ
・カンボジア
・上海
■CHAPTER 5 十人十色の Fortune Place
・ロスアンゼルス
・イギリス
・インド
・ドバイ
・クレタ島
・ドイツ
・バリ
・パリ
・ソウル
・タイ
■CHAPTER 6 イヴルルド遙華の開運旅8ヵ条
■Special Contents
・トラベルカレンダー
・28日宿をチェック
→おすすめの旅日程をご紹介
■COLUMN:全6本
予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。
【大人の日帰り旅に役立つガイド、第6弾が登場!】
大人の好奇心を刺激する、行って損なし! 首都圏の近場スポットを紹介する『大人の日帰り旅 首都圏』の秋冬版。
今回は令和元年 秋冬の日帰り旅におすすめの情報をご紹介しています。
床紅葉が美しい桐生にある穴場スポットのお寺や、インスタでも人気の寸又峡の絶景紅葉、国営ひたち海浜公園の真っ赤に燃えるコキアなど、
秋冬に気になるスポットがたくさん。
気軽に、何度も、日帰りでおでかけする大人のための、必携の1冊です。
【本誌掲載の主な特集】
●季節の旬絶景 Best5」
1桐生&床もみじ
2寸又峡&絶景紅葉
3.ひたちなか&コキア
4.秩父&雲海
5.千葉・袖ヶ浦&ウィンターイルミ
●今、いちばん行きたい
「大人の旬な旅 5」
1日本平&富士ビュー絶景
2.熱海&1Dayリゾート
3銀座〜日本橋&ショップクルーズ
4那須&アートアクティビティ
5.鎌倉&マジックアワー
●思い立ったらすぐ行ける
「大人の街さんぽ」
横浜駅〜みなとみらい/中目黒/神宮外苑・千駄ヶ谷/蔵前/飯能
●とっておきの美味に出逢う
「おいしい日帰り旅」
房総のイタリアン/ひたちの絶品そば/八ヶ岳のジビエ料理/
鎌倉のスパニッシュ/山梨のフルーツパフェ
●好奇心を満たす、少し贅沢な旅
「大人の遠足」
ワイナリー巡り・甲州・勝沼/開運さんぽ・日光/絶景ハイキング・横須賀/
アートクルーズ・箱根/渋沢栄一ゆかりの町へ・深谷/四万ブルー・四万
●そのほか話題のおでかけ
渋谷NEWスポット/東京のおいしい食パン/霞ヶ浦サイクリング/季節の花名所&イルミネーションイベント
【編集スタッフからひとこと】
一日時間ができたら、ぶらりと行って損なしのところばかりです。行きたいところが探しやすいインデックス機能や地図が充実しているのも本書の魅力。ぜひお役立て下さい。
社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。はじめからフォロワーがいるわけではなく、「結果としてリーダーになる」プロセスにおいて、フォロワーが現れる。リーダーシップは、本を読んで修得するものでも、だれかから教わるものでもない。それは私たち一人一人が、自分の生き方の中に発見するものだ。リーダーシップはだれの前にも広がっている。何かを見たいという気持ちがあれば、可能性は無限に膨らむ。自らが選択し行動することで、人は結果としてリーダーと呼ばれるのだ。
日本中を歩いた民俗学者宮本常一が訪れた場所を追体験し、当時の取材対象者、関係者に会い、宮本の偉業を今日的に再認識しつつ場所の「いま」を考える民俗紀行エッセイ。
ベテラン添乗員が案内するパックツアー専用の旅行ガイド。ガイドについて歩くだけでは判らない、いつ誰が何のために?その後そこで何が起こったのか?訪れる前に一読すれば目前の世界遺産が輝いて見えます。
旅行雑誌『旅』を二十年以上にわたって編集した名編集長・岡田喜秋が、一九六〇年から一九八〇年の間に書き記した「旅心」の書。心にふれあう旅、季節との出会い、そして人生の途上にある旅を描いたエッセイは、半世紀のときを経た今でも色あせることはない。『日本百名山』の著者である深田久弥との交流を描いた「深田久弥の山と死」は登山者必読。
ビートルズが死んでも、彼らの音楽は死なないー。4人の生家から、ストロベリー・フィールド、ペニー・レイン、アビイ・ロードまで。リヴァプールとロンドンを130点以上の写真で巡る、“ビートルズへのオマージュ”。
売れないアラサータレント“おかえり"こと岡えりか。ひょんなきっかけで始めた「旅代理業」は依頼人や出会った人々を笑顔に変えていく。『楽園のカンヴァス』の著者が贈る感動の物語。(解説/吉田伸子)
船の旅は、フランス留学のために横浜を出港した1961年9月2日に始まる。この旅はそのまま、古代ギリシアの神々や英雄たちに導かれるように本の旅へーー。半世紀に及ぶ学究の日々が織り成す、西洋古典学研究者の随想。
はじめに
第一章 秋の船旅
一九六一年秋の船旅
船から家への便り
横浜から香港へ
香港からサイゴンへ
サイゴンからシンガポールへ
シンガポール、コロンボからボンベイへ
アラビア海から紅海へ
地中海から(エジプトのことなど)
第二章 神話への窓
初めてのギリシャ
== ある夏休み
ギリシャ再訪
トロイア遠征記
ホメーロスとトロイア
ギリシャ神話の世界
黒海のほとり
セイレーンの誘惑ーー叙事詩『オデュッセイア』から
詩人が夢見た黄金のロボットーー叙事詩『イーリアス』から
ギリシャ神話とホメーロスの叙事詩
鍛冶の神へーーファイストスとその工房
歩行介助用の「黄金製乙女型ロボット」
黄金製乙女型ロボットの「神工知能」
その先は……
第三章 古典への窓
典型としての直訳
エウリピデス『ヘレネー』の翻訳
『レトリック連環』(成蹊大学文学部学会編)紹介
弁論作者リュシアスのこと
リュシアスとのかかわり
弁論作者リュシアス
古代ギリシャの弁論術
リュシアスの作品
第一弁論「エラトステネス殺害に関する弁明」のレトリック
「序言」にみるリュシアスの基本戦略(一〜五節)
第一弁論の中心ーー事件の叙述(六〜二十六節)
論証(二十七〜四十六節)
結語(四十七〜五十節)
ある友人への手紙
==思い出すこと
第4章 本の遍歴
ギリシャ語文献の古写本学会
シチリア島エーリチェで
調査と保存
ギリシャ北部の小都市で
『パラティナ詞華集』写本の遍歴
リュシアス作品の写本伝承と初期刊本
写本の伝承
作品の十六世紀刊本
ルネッサンスの証人ーーアルド版『アリストファネス喜劇九作品集』初版本
国立国会図書館蔵 ラテン語訳アリストテレス写本の周辺
ラテン語写本『アリストテレス オルガノン・霊魂論』
第一回閲覧に向けて
第一回閲覧(二〇一二年二月六日)
ルーヴェン訪問(二〇一二年十一月二十一日)
第二回閲覧(二〇一二年十二月七日)
情報開示(二〇一三年一月二十三日〜二月二十三日)
第三回閲覧(二〇一三年十二月十六日)
二つのカタログ
写本の旧蔵者
あとがき
恐山の温泉で極楽気分? 知床でいちゃつくカップルに呪いを? 腰の重い人気エッセイストがくだらなくも愉快な視点で綴る爆笑旅日記。
複雑化する首都圏私鉄路線の最新事情満載!豊富な写真と資料で、首都圏私鉄の配線を徹底解説。
『在台灣尋找Y字路/台湾、Y字路さがし』『山口,西京都的古城之美』で、
台湾で話題の作家 栖来ひかり、はじめての日本語の本。
山口出身で台湾をベースに活躍する作家が描く故郷への旅。
明治維新を彩った山口出身の志士たちが、台湾で総督を歴任。
その記録をなぞりながら山口の街をめぐると、目の前に現れるそこかしこに残る台湾の記憶。
明治・大正・昭和・平成の時代を越えて山口と台湾で交錯する。
旅する街
山口 長門 萩 美祢 山陽小野田・宇部・新山口 防府 周南 下松 柳井 岩国 下関 小倉
コロナ後の日本観光の“復活”は、コロナ以前への“復旧”であってはならない。正しい読書との相乗効果によって、知的に積極的な旅が生まれる。柳田國男の旅行論に学びつつ、人文学的旅の可能性を拓く観光学入門。
●著者紹介
井口貢(いぐち・みつぐ)
1956年滋賀県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了。岡崎女子短期大学助教授,岐阜女子大学文学部助教授,京都橘女子大学文化政策学部教授を経て同志社大学政策学部総合政策科学研究科教授。文化政策学・文化経済学専攻。著作:『反・観光学』(ナカニシヤ出版,2018年),『くらしのなかの文化・芸術・観光』(法律文化社,2014年),『まちづくり・観光と地域文化の創造』(学文社,2005年),『文化経済学の視座と地域再創造の諸相』(学文社,1998年),『観光文化と地元学』〔編著〕(古今書院,2011年),『地域の自律的蘇生と文化政策の役割』〔編著〕(学文社,2011年),他。
はじめに
序章 読書力と人文知、そして観光文化
第一章 「深掘り観光」序説
1 序説についての前口上
2 さらに「深掘り観光」について問う前に
3 「深掘り観光」の要諦、それは五つの文言あるいは三つの「心」
第二章 湖北の祈りと湖東の憂愁
--淡海を旅してーー
1 名作の復刊
--湖北の祈り
2 『星と祭』
--鎮魂と殯そして巡礼の旅
3 近代産業文化遺産の消滅q
--湖東の憂愁
第三章 金沢の影笛
1 豊かな学術と文芸のまち
2 金沢の光と影
3 観光文化論の視座と金沢の思想
4 金澤・読書ノオト
第四章 濃尾参州の惜日
1 「観光文芸」の巨星墜つ
2 『濃尾参州記』を惜しみつつ……
3 記されなかったことを少しばかり
補章 作中ゼミナール:「文化政策」私観
1 「文化政策」って何だろう?
2 さらに「文化政策」について、柳田とともに
3 「文化資源」について考える
4 文明と文化の差異
5 「文明」的挫折と「文化」の力
6 政治の季節から経済の季節へ、そして文化を希求する季節へ
7 高度成長の真っただ中で芽生える、文化への思い
8 人文知と社会科学的暴力
9 文化政策が創造的であるために
10 地域社会とその創造性の問題
11 「しごころ」の大切さ!
【資料】柳田國男の啓示
--文化と観光について考えるための導きの糸ーー
あとがき