青年から大人となった障がい児・者たちは、国や地方自治体からの保障となる義務教育の終了後、どのような進路・就職を経て、どのような生涯を歩むのか。またその過程で、自身や家族にはどのような苦悩や困難があるのだろうか。本書は、障がい児・者らの活躍する就労風景や社会福祉施設等での生活風景などを克明に描くと同時に、家庭・学校・社会など彼/彼女らの取り巻く環境に関わる私たち一人ひとりにできることの様々な提言を行う。「自閉症スペクトラム学会」発起人の一人であり、障がい児・者ら個々人に向き合い研究・実践してきた60年の長年に渡る著者の願いと祈り。
むかしむかし、ある国の王さまがおふれをだしました。「空とぶ船にのって、おしろまできたものを王女とけっこんさせてやろう」おふれをきいた「世界一のまぬけ」は、空とぶ船をさがしにでかけましたー
人生の最盛期に難病ALSを発病、多くのものを失いながらも得たかけがえのない人生とは?日々の家族とのふれあいを舞台にユーモアとみずみずしい感性で綴るたましいの物語。
赤ちゃんがはじめて見る絵本。
正しい一文を書く。ものの様子を具体的に書く、場面の様子が目にうかぶように書く…キミに役立つ作文テクニックがいっぱい。
大人になった今だからこそ、主人公の気持ちや作者の思いが深く響く。『泣いた赤鬼』『少年の日の思い出』『走れメロス』など大人の心にしみる作品をもう一度。
治療継続を拒んだがん患者、認知症患者への告知、高齢者虐待、施設における身体拘束、DNAR指示、代理出産を希望し渡米した夫婦、医療資源の公正配分、未発症の遺伝性疾患の診断など“臨床倫理”初学者に向けた入門書。
目に入れても痛くないほど大切な娘の姫君に、「よくぞ帰り来たまいけるかな、こんのクソ親父がーっ!」と言われたのは、救国の英雄、藤原隆家。「誰に似たりや」とぼやけば、妻からは「殿にや」と呟かれる。時の権力者であり、叔父の道長のことなど微塵も恐れず、世間ではさがな者と評されている彼も、家では一人の父親だった。体は弱いが気が強い姫君の願いを叶えるべく、隆家が下した決断とは。宮中では自身の権大納言昇進、家では婿取り。その裏で渦巻くさまざまな思惑を蹴散らして、誰にも左右されない独立独歩の隆家をいきいきと描く平安歴史小説。
最高の音で楽しむために!
『星の王子さま』を生み出した空飛ぶ詩人のロマンティック人生。これでわかった!この1冊でサン=テグジュペリ通。