目下、わが国では税制改革が国民の大きな関心を呼んでいるが、本書は、アメリカの1986年税制改革法に多大な影響を与えたペックマン博士の主張を一書にまとめたものである。本書の特徴は、一言でいえば、課税の公平確保の視点から所得税をしっかり見直そうというものである。
諸法規を表覧式で解説した決定版。税務・会計・経営の実務と、企業活動の全般にわたって、すぐ活用できるように、法令・通達・会計原則などを要約し、表覧式にまとめて解説した携帯便利な小型税務便覧。
目下、国民最大の関心事“新税制・消費税”はどういうものか。一問一答で、ずばりポイントを説明します。自民党税調による唯一の正式解説書。
大平内閣当時の「一般消費税」構想から中曽根「売上税」、そして今次の竹下内閣の「消費税」提案に至る間、大型間接税は税制改革の主役であり続けた。筆者は、導入の必要性を認めながらも、登場して来る新税の中身には常に強い疑問や懸念が消えない、現実の「政治」の中ではスジ論の表明が不可能に近い、抜き読み型の“改革”では必ずゆがみやひずみを生じる、との立場から、今回の税制改革を検証する。
消費税はじめ所得税・法人税・相続税・地方交付税など新税制の仕組みと問題点を解明。
本書は、昨年(昭和62年8月)出版した『税制改革への歩み』の続編で、巻末の年譜は前書に継続しており、昨年末以来の本格的な税制改革論議を、諸先生方との対談と関係資料によってとりまとめたものである。
今回提案された「消費税」とは何か。その基本的な仕組みから、売上税との違い、導入の背景・経緯、実務上の問題点と対応策までわかりやすく理解できるよう豊富なデータと図表・具体例を基に構成され、独自の創意工夫によって解説。
新“消費税”のすべての領域にわたり実務的な150の疑問に簡明に答える!
税制の抜本的改革を企図する税制改革関連法案が、今第113回臨時国会に上程されていることは、周知のとおりです。本書は、消費税法案、税制改革法案の全文ならびに所得税法等改正案をわかりやすい新旧対照形式で編集したものです。
本書は、企業や事業者の立場から、消費税を正しく理解するために、消費税法案をもとに、その仕組みや会計処理などについての実務的な問題を解説したものである。すなわち、消費税独自の考え方と仕組みの理解を前提に、導入に際しての企業経営上の留意点、税額計算のための経理処理および会計システムのフローチャートを示し、コンピュータワークの参考に供することにした。さらに、消費税の経過措置および個別間接税との調整について解説し、最後に、欧州諸国における付加価値税の税務行政がいかに行われているか、その現状を紹介している。