文法中心の学習から、コミュニケーション重視の授業へ。今日のグローバル世界で必要とされる外国語教育のあるべき姿を追求し、1983年の初版刊行時から世界中で読まれてきた言語教育理論書の古典。第二言語を学ぶこと/教えることの意味を、徹底的に社会的文脈のなかでとらえ、実際に授業を行う語学教師はもちろん、教材開発者など教育に携わる人びとに有益なノウハウを提示する一冊。
翻訳学は、翻訳の現象と理論の研究に関する分野であり、言語学、比較文学、コミュニケーション理論、哲学、カルチュラル・スタディーズを包含する。主要研究を概観した本格的入門書の決定版。主要な概念の説明、翻訳理論の概要をまとめた導入、翻訳付きの例文、事例研究、章のまとめ、討論と研究のための論点から成る。
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語のヨーロッパ5ヵ国語の日常生活で欠かせない単語、熟語、会話表現などを約2000収録。わかりやすいカタカナ発音つき。
研究の進展が著しい認知言語学とその関連領域の用語を、原則1ページで分かりやすく解説。改訂にあたっては、その後の研究成果を踏まえて、旧版の記述を見直し、用語も大幅に追加。「認知言語学を学ぶ人のための基本文献案内」を新たに付録として掲載。学生・研究者必携の事典。
3部11章にわたって日英語における話し手の捉え方・心的態度とモダリティ・言語行為の観点から意味解釈を考察したものである。
文法中心の学習から、コミュニケーション重視の授業へ。今日のグローバル世界で必要とされる外国語教育法を追求し、1983年の初版刊行時から読み継がれてきた言語教育理論書の古典。第二言語を学ぶこと/教えることの意味を社会的文脈のなかでとらえ、実際に授業をおこなう語学教師や教材開発者に有益なノウハウを提示する実践の書。旧版に未収録の部分を増補した、より授業で活用しやすい決定版。
WiddowsonのCapacity論を軸に理論的枠組みを構築、中学・高校英語教育へのGraded Readersの導入を提案する。
ブランダム、グライスら分析哲学の成果を踏まえ、問いと推論の関係、問いと発話の関係、質問と返答の関係を分析、意味論と言語行為論に新しい見方を提供する。
哲学的困難を解消するには、哲学者の言葉を日常の使用に連れもどす必要があるー。日常言語哲学が現代哲学においてもつ可能性とは何か?後期ウィトゲンシュタインやオースティンのアプローチを擁護し、現代哲学の陥っている混迷が、このアプローチを軽視する言語観に根ざしていることをあきらかにする。
“人間の認知とは何か”を問い続ける心理学の中でも最近とくに進展めざましいのが認知心理学である。本書は、その認知心理学の成果によって精神医学を洗い直すことを研究課題としてきた著者が、20年来に及ぶ研究の里程標としてまとめたものである。
言語行為論の創始者として知られるオースティン。言語行為論のほか、意味、他我、真理などの問題が解明されている。