ビスマルク、韓信、ナポレオンーー彼らの何が、成功と失敗を分けたのか。エピソードから人間力、行動力、決断力など人生訓を学ぶ。
「福祉を通して、地域社会に幸福を運びたい」…その熱い想いが、開設から30年を経て、ついに3番目の施設建設に漕ぎ着けた。大手資本とは全く無縁のNPO法人が、なぜ、このような快挙を成し遂げることができたのか?ぐるーぷ藤がめざすのは、福祉マンションのクイーンエリザベス号。本書は、5人の主婦の手漕ぎボートからはじまった、遥かなる航海の物語である。
取引先から信用を得る、販売を円滑に行う、会社の業績を把握する、購買で得をする、お店や倉庫の在庫を管理する。それ、全部「会計」とつながります。見開き展開、イラスト付きでわかりやすく解説!
かわいい赤ちゃんや親子もいっぱい。北海道の海で森で野山で出会った、身近だったり貴重だったり素敵な動物、全68種。
前作『THINK CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』(東洋経済新報社、2019)がベストセラーとなった著者、クリスティーン・ポラスの最新作。
本書では、パンデミック後に常態化した在宅勤務、またデジタル化により急速に人と人との交流が減り、ビジネスおよびメンタル面での弊害が大きくなる中、「コミュニティ」こそが、この状況を打開するものだと提案します。
統計によれば、職場に「コミュニティ」を感じないと答えた人は65%、同僚とのつながりを感じないと答えた人は76%。一方で、職場で「コミュニティ意識」を感じることのできた人の74%が「よりやる気が出た」、81%が「離職をしない」と答えています。コミュニティ=(必ずしも職場に限らず)同じ目的意識を持った人とのつながりが、デジタル化、孤独が深刻化する現代のビジネス、生き方において最も重要であることを示しています。
Part1では、職場のコミュニティづくりに焦点をあて、リーダー層や貢献度を高めたい一社員として、情報共有、人材管理、会社の風土づくり、意味・意義の提供、社員のウェルビーイングという多方面の観点からコミュニティ意識を向上する方法を提案します。
Part2では、個人がコミュニティを構成する一人としての貢献を高める方法を紹介します。
私たちは自分の居場所を感じたいと強く願っているにもかかわらず、多くの人が孤立感を感じています。テクノロジーの発達と現代の職場慣習により、人々は常に連絡が取れる状態でありながら、さらに疎遠になりつつあります。そして、人との交流が少なくなるにつれて、幸福度も低下しています。このことは、メンタルヘルスの危機に火をつけ、何年にもわたって影響を及ぼし、人々はより孤独になり、組織の生産性や利益も低下させるでしょう。
ポラスは、ビジネス、ヘルスケア、ホスピタリティ、スポーツなど、無数の業界を網羅する彼女ならではの深い調査と把握力で、何十万人もの人々の経験を統計から推定し、変化の可能性を示しています。
ポラスの知見の応用は無限であり、ストーリーやケーススタディはポジティブで高揚感を与えてくれます。職場、PTA、スポーツなど、それぞれのコミュニティが結束し、発展していくためのヒントを与えてくれるのです。
外資系IT企業にエンジニアとして働くポンコツOLが、評価ビリからチームリーダーへと成長する過程で学んだビジネススキルを紹介。
40年前に提唱された「冷えとり」。半身浴・足湯・食事・日常の過ごし方……心も体も温まる”正しい冷えとり”を本書で解説。
『これが本当の「冷えとり」の手引書』を約10年ぶりに待望のリニューアル!
改訂版によせて(進藤義晴・進藤幸恵)
はじめに(進藤義晴)
■Part1 冷えとりを知る
本当の冷えとりとは?
体に起きる変化
人は誰もが「冷え」を抱えている
「健康」ってなんだろう?
すべての病は「冷え」が原因
「毒」とは何か
「毒」は全身を巡る
心の「冷え」も「毒」になる
■Part2 冷えとりを始める
冷えとり生活
冷えとり実践法「衣・食・住」
冷えとり実践法「春夏秋冬」の過ごし方
瞑眩とのつきあい方
■Part3 冷えとりを続ける
冷えとり生活+α情報
おわりに(進藤幸恵)
プーチン・習近平は、何を考えているのか。ロシア・中国は、独裁政治から抜け出せるのか。
ソ連崩壊をスクープした記者と、中国の未来を予言する評論家が、蜜月と対立を繰り返す両国の今後を考える。
「1人の死は悲劇だが、数百万人の死は統計上の数字にすぎない」
「国家とは、他国に恐れられる強い独裁国家でなければならない」
歴史から現代まで続く、”皇帝”たちの思想を読み解く。
《本書の構成》
■第1章 スターリンになりたいプーチン……斎藤勉
・二つの帝国の崩壊を経験
・チェチェン紛争を仕掛けて支持を獲得
・プーチン政権の歴史は戦争の歴史
・1人の死は悲劇、数百万人の死は統計上の数字
・侵略に都合のいい「ルースキー・ミール」の国家観
・ロシア正教会トップの驚くべき正体
・「三つの噓」を信じるロシアの志願兵たち
・宗教を利用した戦争準備は始まっていた など
■第2章 毛沢東になりたい習近平……石平
・繰り返される易姓革命と皇帝独裁
・国共合作から国共内戦へ
・存亡の危機に陥った共産党を救った日本軍
・皇帝政治を終わらせるための二つのルール
・「選別的な腐敗摘発」で個人独裁体制を完成
・集団的指導体制と最高指導者の定年制を破壊
・中国は皇帝独裁政治から永遠に抜け出せない など
■《第3章 野合と対立の中ロ関係史……斎藤勉/石平
・蜜月から対立、そして再び蜜月へ
・「中国人が3億人死んでもいい」
・スターリンが北朝鮮の指導者候補を面接試験
・西側との関係回復に救われた中国
・天安門のデモを取材して中国共産党の崩壊を予感
・軍を掌握して民主化を徹底弾圧できなかったソ連共産党
・1990年代──成長の中国、混乱のロシア など
■第4章 ウクライナ戦争と日本の危機……斎藤勉/石平
・ブリンケンが看破したプーチンの戦争目的
・共鳴する香港国家安全維持法とロシアの憲法改正
・プーチンへの誕生日プレゼントは批判者の暗殺
・ウクライナ戦争の原点はソ連崩壊
・中ロほどお互いを信用しない国同士はない
・人口問題、人材流出、経済制裁で衰退へ
・新たな中ロ軍事同盟のターゲット など
■第5章 プーチンと習近平の末路……斎藤勉/石平
・戦争に負けた指導者は尊敬されない
・西側との和解を求めれば国民から見放される
・中ロの高官が恐れる海外の個人資産凍結
・米軍に介入の口実を与えず「斬首作戦」で台湾を取る
・台湾有事は日本有事
・習近平を待つ二つのシナリオ
・西側の健忘症が独裁者の国家犯罪を招く など
話題沸騰! 発売前重版決定!!
太平洋も横断したし、この機会にすべて話しておこう
●安倍元首相が果たせなかった「脱公明」
●匿名報道を巡る橋下徹との大げんか
●サル痘と統一教会/●大阪維新の会を振り返る
●暴走が止まらぬ検察/●カジノ設立と選挙戦略
●選挙直前にテレビが政治報道を避ける理由
●中国自動車メーカーの襲来 ほか
今まさに正念場を迎える時事問題の数々を、
辛坊治郎が斬って斬って斬りまくる興奮のニュース解説書。
出版に当たって過去に書いた文章を読み直すと、予言めいた書き込みが、時間の経過とともに現実と化していることに改めて驚きます。
私の先見性を誇るつもりはありません。どうやらこの国は今、さまざまな未来の可能性に扉を閉ざし、後ろ向きに走り出しているように見えます。走り出しているものの先にあるものを予見するのは、そんなに難しいことではありません。だからこそ、私のような者にすら未来が見通せるのでしょう。
この事態はマズイです。(本書「はじめに」より)
人気のハンドレタリングやSNSの写真アップに使える英語フレーズが、すぐに探せる一冊。カード用のメッセージ、手帳に記せるポジティブフレーズなどもたっぷり収録。ハンドレタリング作家によるスタイリッシュな実例も充実!
「プーチンも悪いが、ウクライナも悪い。どっちもどっちだ」。国際法や倫理など歯牙にもかけない言論を、われわれが現代日本の知識人から聞くとは夢にも思わなかった。しかも、同じ風潮は欧米人の言論にも垣間見える。そう、民主主義はまだまだ世界に広まっていないのだ。
21世紀において自由と民主主義の強さを証明したのが、ロシアに対するウクライナの抵抗だった。ところがウクライナ人に対し、降伏や「妥協による平和」を勧める信じ難い人々がいる。
一般に、自由と民主主義は戦争に弱く、独裁主義は強いと思われている。しかし歴史を紐解けば、むしろ逆である。独裁体制の国は、民主主義国に対して経済でも軍事でも敗北を重ねてきた。
ロシア経済は一見、天然ガスと石油の価格高騰で優位に映る。だが実際には、ロシアのGDPは「韓国並み」である。短期・中期・長期にわたる経済制裁の効果が発揮され、技術も資本も入らなくなる。さらに、豊富な天然資源はかえって経済低迷を招き、天然資源が豊かな国ほど貧困の深刻化や経済発展の遅れに悩まされる、という。すなわち「資源の呪い」である。
本書を貫くのは「自由と民主主義は、危機においても有効に機能する」という考え方である。命懸けの戦いを愚弄する知識人を正し、ロシアの惨憺たる経済力と軍事力、独裁者プーチンの大失策を明らかにする。
第1章 自由のための戦いに冷笑的な知識人たち
第2章 ロシア帝国のコンプレックスと自由のもたらした経済成果
第3章 ロシアの軍事力と経済力
第4章 なぜ民主主義を世界に広げることができないのか?
第5章 独裁者の目的は個人的利益か、誇大妄想のイデオロギーか
第6章 逡巡するフランス
第7章 民主主義国は弱くない
第8章 ロシアへの経済制裁とウクライナ経済の復興
「数学」が苦手でも大丈夫
この「5つ」ができれば、話し方が変わり、人生も変わる!
人は話し方で評価されてしまうものです。
話す内容の前に、話し方で、「こいつはダメだな」「頭が悪い」と思われてしまいます。
そんな話し方を改善するには、どうすればいいのか?
それには「数学的思考」を身につけることです。
思考が変われば、自動的に話し方も変わります。
「数学は苦手だ!」という人も大丈夫。「数学的」と「数学」は違います。
「定義」「分解」「比較」「構造化」「モデル化」の5つさえできるようになれば、あなたの話し方は強い説得力を持ち、相手に納得感を与えることができるのです。
本書の「演習問題」に解答しながら、思考と話し方をトレーニングして、信頼される人を目指しましょう!
本書の内容
第1章 なぜ「数学的に話す」なのか 〜数学とは説明である〜
第2章 数学的な話し型 〜「頭がいい人」の話し方を科学する〜
第3章 定義してから話す 〜「頭がいい人」の始め方〜
第4章 分解して話す 〜難しいことをわかりやすく伝える秘訣〜
第5章 比較して話す 〜物事を意味づけして伝える技術〜
第6章 構造化して話す 〜もっと深く伝わる魔法〜
第7章 モデル化して話す 〜正しそうに伝えるコツ〜
こんなミステリー、今まで読んだことない! 奇抜な特殊設定、奇想天外なトリック。新たな挑戦を続ける注目の若手作家の作品を紹介。
1ドル150円は「序の口」に過ぎない。
今すぐ「資産防衛」を!
急激な物価上昇、進む円安。円ドル相場は一時1ドル150円を超えるなど、1年で40円近くの円安に。まさに異常事態である。
しかし、著者は「これはまだ序の口に過ぎない」と主張する。今の日本と世界を取り巻く状況、そして日米の実力差を考えれば、1ドル180〜200円、さらには400〜500円かそれ以上になってもおかしくないというのだ。
なぜ、ここにきて全世界的な物価上昇が起きているのか。円安ドル高はどこまで進むのか。日本経済の先行きはどうなるのか。「ハイパーインフレ」は本当に来るのか……本書はこうした疑問にすべて答えていく。
また、急激なインフレが続くアメリカを現地取材し、その知見をベースに、円安ドル高の「真因」を解き明かしていく。
そして、多くの人の最大の関心事である「資産の守り方」を説く。持つべきはドルか円かユーロか。株式は、金は、不動産はどうなのか。資産を守るために最も大事なこととは……。
来たる大激動の時代に生き残るために必須の一冊。
人生には、「どうしようもない」ことがある。いわゆる「地獄」のような環境に生まれる人もいれば、「天国」に生まれる人もいるのだが、それは運命だというしかない。
しかし、「地獄」に生まれた人の中にも、「もう人生終わりだ」と絶望しているだけの人と、持って生まれた不幸な境遇を乗り越えようとする人がいる。 そのような二人の違いを生み出すものは何か(まえがきより)。
「絶望感は乗り越えられるか」という永遠のテーマ。本書は、この難しい問いに対し、長く読み継がれることを願って書かれた。
「ありのままの自分」を受け入れてくれない環境の中で育った人は、何かと生きづらい人生を歩みがち。しかし、「これしか生きる道はない」と思うから苦しいのであって、多面的な視点で物事を見ること、すなわち、マインドフルネスで生きることができれば、心身の健康にもつながる。
逆に、心を閉ざしたマインドレスネスの状態におちいっている人は、人生で多くのものを失いかねない。
心の「とらわれ」から解放され、絶望感に負けることなく、幸福に生きるための心理学。
「黒い空気」を知らない人は合理的行動で失敗する。
佐藤優氏推薦!
(作家・元外務省主任分析官)
人と組織は合理的に失敗する。とくに日本の組織において表面化するこの「不条理」のメカニズムの解明に長年挑んできた著者。その積年の研究を発展させ、経営学者、組織論の研究者としての「不条理」研究の集大成として書き下ろしたのが本書である。
失敗する組織内では、指導者たちの合理的な判断によって、「やましき沈黙」が生じる。そして、どこかに潜んでいた「黒い空気」が、いつのまにか組織全体を覆ってしまうと著者はいう。
日本の「空気」の研究においては、これまで故・山本七平氏の論が多くの読者に支持を得てきたが、グローバル化にのみこまれ、変質し続ける日本社会において、その論を超える社会・組織の分析が必要とされているなか、著者は自らの幅広い学問知識を援用してこの難題に挑戦した。
日本近代の戦史から現代の企業経営史まで、絶えることのない「不条理」現象に着眼し、最新経済学やダイナミック・ケイパビリティ論などの経営学、さらにはカント哲学を援用して、組織を汚染し、破滅に至らせる病への処方箋を、現代を生きるリーダーに向けて提示する。
悲劇の戦史からの学びを、自らの仕事・経営に生かすことを願うリーダーたちに贈る著者渾身の書き下ろし!
【本書の構成】
序章◆日本の戦史にみる失敗の真因ーー指導者は不条理な「黒い空気」に覆われて失敗する
第1章◆「不条理」への経済学的挑戦ーー戦史にみる「黒い空気」発生のメカニズムと最新経済学
第2章◆「不条理」への経営学的挑戦ーーダイナミック・ケイパビリティ論とドラッカー経営論の援用
第3章◆「不条理」への哲学的挑戦ーー哲学者カントの「理論理性」と「実践理性」の援用
結章◆不条理な「黒い空気」に支配されないための処方箋ーー「理論理性」と「実践理性」の重層的なマネジメントが鍵となる