おじいちゃんからみっちゃんに、にゅうがくのおいわいがとどきました。「やったー!このおおきさはきっとランドセルだ!」しかしはこをあけてみると、なんだかようすがヘンです。なんとはいっていたのは、『かぶとむしランドセル』だったのです。4〜5歳から。
星町はごく普通ののどかな町。でも、よく目をこらしてみると、不思議なことが起きている。この町には十六年間も地震がないし、前に何があったか思い出せない空き地がある。サラリーマンが謎の猛獣に襲われる事件は未解決のまま。そして猫はたくさんいるのに、犬の散歩をしている人は見かけない…?可笑しくてほろ苦くて、ちょっぴり怖い、珠玉のショートショート集。
くしカツさんの串には、なぜか一緒にネギやら、みたらしだんごやら、きりたんぽ鍋のたんぽやら……。「きみら、はよ自分の串さがしや。きゅうくつでたまらん」くしカツさんは、早く縦になりたいので、みんなの串をさがしに行くことにしました。▼みたらしくんは、隣のだんごにベタベタするから嫌だといわれ、ネギくんは隣の鶏肉とケンカをして、たんぽくんは火であぶられていたら、熱くて飛び出してしまったようです。▼串をさがしていると、お箸やまち針などにであいますが、どれもみんなの串ではありません。途中、黒猫がネギのない焼き鳥を狙っているところに遭遇しました。すると、くしカツさんの串にささっていたネギくんが黒猫に襲い掛かり、焼き鳥を助けたのです。やっとネギくんと焼き鳥が仲直りをしましたが、まだくしカツさんの串には、だんごとたんぽがささっていて……。▼リアルに描かれた食べ物たちが愉快に活躍する、関西弁が光るユーモア絵本!
自身の良心と、職責との板挟みの末の悲劇…。1990年、水俣病訴訟を担当する官僚の自殺はそう報じられた。だが妻の証言、彼の歩みを辿るうち、見えざる側面が浮かび上がってきた。なぜ彼は、詩に「しかし」の言葉を刻み、「雲は答えなかった」との結論に至ったのか。その生と死は何を問いかけるのか。若き日の是枝裕和監督が描いた渾身のノンフィクション。
「私、突然変異体なんです」人気アイドル・グループのメンバーである結城ぴあのには、もう一つの顔がある。秋葉原電気街の“お姫様”。電子部品を買い漁る彼女は、自宅のガレージで一人実験を繰り返す。その目的は、「宇宙へ行くこと」であった…。
天領の豊後日田で、私塾・咸宜園を主宰する広瀬淡窓と、家業を継いだ弟・久兵衛。画期的な教育方針を打ち出す淡窓へも、商人としてひたむきに生きる久兵衛へも、お上の執拗な嫌がらせが続く。大塩平八郎の乱が起きるなど、時代の大きなうねりの中で、権力の横暴に耐え、清冽な生き方を貫こうとする広瀬兄弟。理不尽なことが身に降りかかろうとも、諦めず、凛として生きることの大切さを切々と訴えた歴史長編。
WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)をご存知ですか?あなたの歴史観は根本から間違っているかもしれません。
江戸は下町、本所おけら長屋。住人の文七とお糸の祝言が間近に迫るなか、西方より流行病が……。風雲急を告げる急展開の第六巻。
面白い本を教えてもらったら、その場で買おう。学歴は本を読んで逆転しよう。いい本を読むと姿勢がよくなってくるーー運をつかむ本の読み方。
2004年までに「会社」は一度、死ぬ。働き方はどう変わるのか?飛躍できる人、組織の条件とは?
数学は得意な一方、読み書きが困難なエディと、世界一の発明王・ベル。2人を通して、何事にも屈せず、挑戦を続ける大切さがわかる。
恋バナ仕立てのマンガとわかりやすい解説で誰でも簡単に片づけが身につく画期的な一冊。人気ブログ連載を大幅加筆で単行本化。
棒手振りの魚屋に、鰹を千両で買いたいという奇妙な申し出があり…(「鰹千両」)、幕府直轄の御薬園で働く真葛は、薬種屋から消えた女中の行方を探ってほしいと頼まれるが…(「人待ちの冬」)、商家の妾が主夫婦の息子を柏餅で毒殺した疑いをかけられるが、料理人の季蔵は独自の捜査を進め…(「五月菓子」)など、“捕物”を題材とした時代小説ミステリー。話題の女性作家陣の作品が一冊で楽しめるアンソロジー。
ある大店の内儀が命を落とす。猫又の仕業だという噂が……。長屋で起きた夫婦喧嘩と噂の関係は? 大好評「鯖猫長屋」シリーズ第四弾!
いま隣にいる人を、あなたは「仲間」と呼べますか? 大人気漫画『ワンピース』に学ぶ、互いに励まし高め合う“最高のチーム”の作り方。
勝てなくてもいい。でも、もう逃げない。夫のDVから子どもを連れて逃げた先で出会ったものはー。現代を生きるすべての女性にエールを贈る、感涙必至のボクシング小説誕生!
正解のない時代を生き抜くために必須のチカラ。「比べる」「作る」「意味を知っている」一生役立つ3つの武器が身につく!!
決して「戦略」を見失わず、ドイツ統一を達成したビスマルク。片や連戦連勝なれど戦略を見失い失敗した上杉謙信ーー偉人の叡智に学ぶ。