最初の元寇からくだること60余年。同じ鎌倉幕府のとき、南朝と北朝、そして武将と幕府をまきこんでの争乱を華麗に綴った軍記物語の現代語訳。
本書は、これまでに出版ないし発表された埼玉方言の語彙に関する記述の集成である。特に、埼玉独自のことばのみならず従来いわれてきた東京語・新方言との関連まで捉える埼玉県を知るための画期的な辞典!巻末に埼玉方言文献目録を付す。
鮮やかなカラー写真で綴る「歳時記」・「祭り紀行」、祭りの特色を平易な文章で紹介する「解説」・「祭り探訪」。地域に根差した祭りの魅力に迫る。巻末に市町村別祭礼行事一覧掲載。
『源氏物語』の翻訳や現代語訳という研究テーマは、それぞれの訳の特徴にとどまらず、訳が生み出される歴史的、文化的背景を明らかにするという重要な問題と密接に関わっている。さらに世界文学としての『源氏物語』/日本文学としての『源氏物語』がいかにあり、今後どのように展開していくか、本巻はその過去・現在・未来をも視野に収める。
茂吉の伝記研究に情熱を燃やし続ける著者が贈る、茂吉研究の決定版。
本書は、平家物語成立過程の、特にその発生段階の状況分析を手掛かりに、輻輳するこの物語の発生事情の解明に取り組んだ、生成平家物語論、発生考篇である。
近世の名句から近代俳句へとたのしみながらよむ秀句鑑賞。鑑賞眼は創作の奥義に通じる。
話しことば特有の文法や表現が自然談話の中でどのように現れ、どのような使い方をされ、どのような機能を持っているかを調査・分析し、その成果を日本語学習者に対する日本語会話教材を作成するための資料として、有効に活用する。
鮮やかなカラー写真で綴る「歳時記」・「祭り紀行」、祭りの特色を平易な文章で紹介する「解説」・「祭り探訪」。地域に根差した祭りの魅力に迫る。巻末に市町村別祭礼行事一覧掲載。
本書は、筑摩書房『石川啄木全集』を定本とし、各歌に鑑賞を付けた。