生活様式や宗教の異なる民族は、それぞれ異なった動物観をもち、図像や彫刻などに表象してきた。またそれはバイオテクノロジーなどの発達やメディアの変化によって大きく変容してきている。表象にあらわれた動物観を読み解き、動物観が今日の社会や文化のなかでもつ意味を考察する。
星とはいったい何か。この問に対して現代天文学は、かなり明確な回答を与えることができる。本書では、恒星の構造やその一生について解説し、天文学の研究の方法や考え方にも触れる。星ははるか彼方にあり、手にとったり間近に行って調べることはできない。星の研究は観察することから始まり、その結果を整理して体系的に記述し、観察したデータに規則性・法則性を見いだしていく。本書で、星の成り立ちを知るとともに、星の観察方法やデータに表れる星の世界を見て行こう。
本書のテーマは、ドイツ生産体制の本質を明らかにすることである。
海に起源した生命はどのように進化してきたか?「進化・系統」、「形質進化・遺伝子進化」、「種分化・多様性」の3つのテーマから海洋生命史研究の最前線をまとめる。
はじめて学ぶ。もう一度学ぶ。3時間で読める、教養としての「倫理」参考書。
稲作一辺倒の視点を転換し、畑作文化、山と森の文化など、いくつもの基層文化をたどり、アイヌ民族の歴史を重ねあわせながらさぐる、多文化国家への道。
ネットが平等で国境が無いなんてウソだ!文化的な衝突から国家同士の争いまで。新たな構築された「壁」の実態に迫る。
マーケティング戦略策定+モバイルの専門知識=いま求められるモバイルマーケティングコンサルタントスキル。最新のモバイル技術とマーケティング戦略立案までを体系的に網羅。
一五四三年、鉄炮はポルトガル人により日本に伝えられた。戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。
日本経済、これからどうなる?6つの視点から、現状・予測・なすべきことを解説。
地球の生物種は「第六の大絶滅」と言われるスピードで減少している。生物多様性論の旗手、E・O・ウィルソンからの警告と提言。
里山や川の土手には多くの草花が生えています。それらは日本に古くからある植物、それとも近年外国から入ってきたもの?人の手が加わると在来植物に、ほったらかしにすると外来植物になり、多様性が失われていきます。それはなぜ?多様性を保つには何が必要なのでしょうか。各地の実践例も紹介しながら考えます。
年間4万種の生物が地球上から絶滅している。北極から南極まで世界各地を取材した生物ジャーナリストが、人間による環境破壊とその人間との共存に苦悩する野生動物たちの実像に迫る。
いま海を守らなければ、永遠にチャンスを逃すことになる。豊富な体験と最新の知見をもとに、海洋生態調査の第一人者が訴える「青い地球」の憂鬱な現実と明日への処方箋。
「何をするべきか?」「どんなプロセスで進めるか?」「どう社内外に広めるか?」ビジネスにおける具体的なヒントが満載。