作文や論文を書くことは難しいことではありません。与えられた課題について、あなたが「知っていること」を、自信をもって書けばよいのです。「要するに何を言いたいのか」をはっきりと、なぜそう書くのかの理由とともに、「与えられた課題を肯定するのか、否定するのか」どちらかの立場で、読み手に伝わるように正確に、かつ丁寧に、書けばよいのです。
上司攻略で仕事はうまくいく。大恐慌時代のキーワードは「モテ部下」。できる人の「行動コンセプト」は、明確×前向き×謙虚。これからは「上司を選べない」から「上司を選ばない」自分へ。どんな上司とでもうまくつき合いながら自分の仕事力を高めていく方法を紹介。
学歴も社会的基盤もない。仕事は自分でつくらなければならない。独学の建築家が大阪から、世界に闘いを挑んだ。気力、集中力、目的意識、強い思いが、自らに課したハードルを越えさせる。縮む日本人を叱咤する、異色の半生記。
20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928-1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、94年にはアメリカにある個人美術館としては最大のアンディ・ウォーホル美術館が開館するなど、その多面的な芸術は正確に評価されつつある。「孤独なトリックスター」の実像とはー。本書は、日本での大規模なウォーホル回顧展にも関わった美術史家が、ウォーホル芸術の意味と本質に迫り、それを広く美術史の中に位置づける画期的論考である。
チンパンジー(コモンチンパンジー)、ボノボ(ピグミーチンパンジー)と人間の遺伝子はじつに「98.4%」が同じ。つまり人間は三番目のチンパンジーともいえるのだ。たった「1.6%」の差異が、なぜここまで大きな違いを産み出したのか?分子生理学、進化生物学、生物地理学等の幅広い知見と視点から、壮大なスケールで「人間とは何か」を問いつづけるダイアモンド教授の記念すべき第一作『人間はどこまでチンパンジーか?』を、より最新の情報をふまえて約半分のボリュームに凝縮した。名著『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』で展開されるテーマが凝縮された、より広い読者のための「ジャレド・ダイアモンド入門書」。
至極のエッセイ45本に加え、文庫版の「おまけ」9本&「あとがき」を収録。あなたの心の中でうごめく「曖昧な感情」に、「曖昧なまま」そっと寄り添ってくれる沢山の言葉たちー最果タヒ初のエッセイ集が待望の文庫化!
好きなものがありますか?極めたいことは何ですか?-ベストセラー『ウェブ進化論』の著者が「思考の触媒」として見つめ続けてきたものは、将棋における進化の物語だった。天才の中の天才が集う現代将棋の世界は、社会現象を先取りした実験場でもある。羽生善治、佐藤康光、深浦康市、渡辺明ら、超一流プロ棋士との深い対話を軸に、来るべき時代を生き抜く「知のすがた」を探る。
美術館で拝むだけがアートではない。アートは社会のリアルに切り込むための「武器」である。原爆ドーム上空に飛行機雲で「ピカッ」の文字を描き、事故直後の福島第一原発敷地内に放射能マークの国旗を掲げ、岡本太郎の巨大壁画に原発の絵を付け足す。現代日本のアートシーンで最も物議をかもしてきたアーティスト集団Chim↑Pom(チン↑ポム)が自由を新たに塗りかえる。世界のアートの動向と共におくる生き方としての美術入門。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第3弾。
AIと脳の根本的な違いとは?人間の真実まで見えてくる、最も明快な6つの講義。ジェフリー・ヒントン(Google)、ヤン・ルカン(Facebook人工知能研究所)のインタビュー収載!Eテレの人気シリーズ、そのエッセンスを1冊で!
7人の数学者と、4人の数学マニアを通して、その未知なる世界に触れる!
「『動的平衡』の生命論と『理想の組織』の共通点とは」「フェルメールの絵画とストラディヴァリのヴァイオリン、この2つが持っているものとは何か」「親世代の記憶は子ども世代に遺伝するか」など、さまざまなトピックから、生命の不思議に誘うベストセラー第三弾を新書化。さらに、新型コロナウイルスについての新章を追加。組織論や芸術論にまで縦横無尽に話が展開する「福岡ハカセの生命理論」をぜひご堪能ください。