電池をはじめ、材料合成、めっき、エレクトロニクスなど、多岐にわたる分野で活かされている電気化学。その全体像がつかめるよう、基礎事項を中心に丁寧に解説します。環境問題への応用など、最新の知見も取り入れました。
建築家坂茂と、デザイナー原研哉がパリとロンドンで発信したジャパンカー。その独創性に日本人は気づいているか。
原石鼎の生涯と作品を精緻に辿り、石鼎ルネサンスを期す。鬼城との往復書簡、色紙、俳画、古地図など図版、さらに谷崎潤一郎、保田輿重郎から須賀敦子の石鼎をめぐる挿話まで、興味滾滾。“市中の隠”の在り方をも合わせ問う評伝。
化学電池は、材料化学の知識と材料集積化の技術を発揮するのに適した対象である。本書は、金属・材料系の学生・技術者に対し、化学電池に関する基礎的知識と電池構成材料に関する専門的知識を提供することを目的に書かれた。化学電池の歴史的変遷、電池の構造と構成材料の果たす役割、電池機能の理解に必要な電気化学理論などをまとめている。深刻化する地球環境問題の重要な解決策として高性能化学電池の開発が急がれる今、電池の現状把握と将来への開発指針を得るためには、最適の一書である。
発電の主力となる水力、火力、原子力発電から、近頃新エネルギーとして活用される風力、地熱発電の方法まで網羅した一冊。
産業と科学とが密接に相互作用し、互いに入り組んだ関係を発達させ、あるいは一定の「場」を共有するかたちで共存するようになっている。その具体的あり方と意義を探求し、現実の市場における日本企業の地位低下の背景を解き明かす。
長年にわたる真空産業界での豊富な経験を交えてまとめられている。真空の用途を書き出し、どのような性質を使っているか分類、簡単にするため5つの性質に分けた。その分類をベースに、身近な事例をできるだけ多く盛り込んで真空技術を解説する。
カーエレクトロニクスの現状と未来にフォーカスを当て、半導体技術・制御技術・センサ技術・画像処理技術・ハイブリッド技術・電気自動車用バッテリ技術など、さまざまな角度から解説。
電池、光触媒、電解合成、電気化学分析など、世間一般にも専門家にも注目を集める電気化学を、歯切れよい解説と多数の図版で簡潔明瞭に解説。とっつきやすく、わかりやすい解説を順を追って読んで行けば、初学者にも全体像がつかめるように整理して構成。
先進国で環境車が、新興国で低価格車が求められる今、米国向けで稼ぐ従来のクルマづくりは通用しない。多様な燃料、エネルギー源に対応しながら、開発を効率化する新しいクルマづくりが必要だ。先の読めないリスクに備えながら、今後の自動車産業を勝ち抜くための経営戦略の具体例を詳説する。
発電の主力となる水力、火力、原子力発電から、近頃新エネルギーとして活用される風力、地熱発電の方法まで網羅した一冊。今回の原発事故により、原子力発電、再生可能エネルギーの章をそれぞれ変更した。